SBIラップは、SBI証券が提供するお金を預けるだけでおまかせで資産運用ができる投資サービス。
1万円という少額から気軽に投資でき、好パフォーマンスの運用成果を期待できます。
SBIラップには、現在下記の運用商品があります。
- AI投資コース(AIラップ)
- 匠の運用コース(匠ラップ)
この記事では、そんなSBIラップの商品に関する個別の概要説明、そして弊サイトが実際にやってみた結果をご紹介。それを踏まえた上で、SBIラップを利用するメリット・デメリットについて深掘りします。
筆者はSBIラップに実際に投資(AIラップ、匠ラップ両方)をしています。
そのため、実ユーザーの実績及び経験談を閲覧することができます。
また、SBIラップの運用会社である株式会社FOLIOに直接取材を行い直接取材を行い詳細事項をヒアリングした上で提供されています。
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1. SBIラップとは?まずは特徴を押さえよう!
SBIラップは興味や目的にあわせた運用戦略を自由に選択して投資ができるおまかせ運用サービスです。
1万円いう比較的少額から高度な資産運用を行うことができます。
SBIラップのようにお任せ投資ができるサービスを一般的にロボアドバイザーと言います。
SBIラップの概要 | |
---|---|
運用コース | 2種類(AIラップ・匠ラップ) |
最低投資金額 | 1万円 |
最低積立金額 | 1,000円〜 |
NISA対応 | × |
入金手数料 | リアルタイム入金・即時入金対応銀行の場合無料 ※リアルタイム入金・即時入金対応銀行についてはSBI証券公式サイトを別途ご確認ください。 |
出金手数料 | 無料 |
確定申告の有無 | 不要 ※源泉徴収ありの特定口座の場合 |
その他の特徴 | 1,000万円以下年率0.1%分のポイント付与 1,000万円以上年率0.2%のポイント付与 |
現在、運用コースは2種類あります。
- AI投資コース(AIラップ)
- 匠の運用コース(匠ラップ)
ここからはそれぞれの運用コースについて個別に解説します。
AI投資コース(AIラップ)について
AI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることでグローバルインデックスを上回るパフォーマンスを目指す資産運用サービスです。
最大の特徴は、AIを活用したロボアドバイザーを少額投資1万円〜からの投資で資産形成の基盤をつくれる点です。また、手数料は0.66%(年率・税込)(※)です。
(※)他に各投資信託の信託報酬等、負担する費用が発生する場合があります。
AI投資コースの概要 | |
---|---|
サービス開始日 | 2022年4月 |
運用企業 | 株式会社SBI証券/株式会社FOLIO |
投資対象 | インデックスファンド |
運用する投資商品の数 | 8種類 |
サービス手数料 | 預かり資産の0.66%(税込年率) |
投資商品の手数料 | 平均値:0.295%程度 最小0.220%~最大0.394%(年率・税込) |
リバランス頻度 | 月に1回 |
具体的な運用理論などを知りたい場合は下記記事を参考にしてください。
匠の運用コース(匠ラップ)について
匠の運用コースは、野村アセットマネジメント独自の投資戦略を活用して、投資環境に左右されにくい安定した収益の獲得を目指すコースです。
投資家はお金を投資するだけで、「オールウェザー・ファクターアロケーション戦略」と呼ばれる高度なプロの運用理論をもとに自動で資産運用ができます。
また、SBIラップ匠の運用コースの手数料は0.770%(年率・税込)(※)です。
(※)他に各投資信託の信託報酬等、負担する費用が発生する場合があります。
匠の運用コースの概要 | |
---|---|
サービス開始日 | 2023年7月 |
運用企業 | 株式会社SBI証券/野村アセットマネジメント株式会社/株式会社FOLIO |
投資対象 | アクティブファンド |
運用するファンドの数 | 8種類 |
サービス手数料 | 預かり資産の0.770%(税込年率) |
投資商品の手数料 | 平均値:0.691%程度 最小0.374%~最大1.078%(年率・税込) 解約手数料:最大で信託財産の0.3% |
リバランス頻度 | 月に1回 |
具体的な運用理論などを知りたい場合は下記記事を参考にしてください。
SBIラップの運営会社は?怪しくない?取材して検証!
SBIラップは上場企業であるSBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社SBI証券と株式会社FOLIOが共同でサービス提供しています。親会社が大きいことから経営基盤はしっかりしています。
上場企業の倒産率は0.11%とかなり低い(※)のが特徴です。
(※)引用:帝国バンクhttps://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p231216.pdf
株式会社SBI証券の概要 | |
---|---|
住所 | 〒106-6019 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー19階 |
代表取締役社長 | 北尾吉孝(代表取締役会長) 髙村正人(代表取締役社長) |
資本金 | 451億3,400万円(2018年3月期) |
株式会社FOLIOの概要 | |
---|---|
住所 | 〒102-0082 東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4F |
代表取締役社長 | 四元 盛文 |
資本金 | 141億2万6106円(資本剰余金含む) 2023年3月末時点 |
主な関係者の経歴を見る
四元盛文氏(代表取締役)
1993年、日商岩井株式会社(現・双日株式会社)に入社。1999年からはリーマン・ブラザーズ証券株式会社、2005年からはバークレイズ証券株式会社にて、債券部門や投資銀行部門の業務に従事。2016年、AlpacaJapan株式会社の設立にかかわり、 2017年に代表取締役CEOに就任。2022年、AlpacaTech株式会社を新設分割設立し、代表取締役CEOに就任。2023年、株式会社FOLIOホールディングスによるAlpacaTech株式会社の連結子会社化に伴い、同社の代表取締役COOに就任。2024年、株式会社FOLIOの代表取締役に就任。同時に株式会社FOLIOホールディングス 代表取締役社長兼COO、AlpacaTech株式会社 取締役を務める。
甲斐 真一郎氏(Founder 兼 取締役)
2006年、京都大学法学部を卒業後、ゴールドマン・サックス証券株式会社に入社し、日本国債・金利デリバティブトレーディングに従事。 2010年、バークレイズ証券株式会社に転籍し、アルゴリズム・金利オプショントレーディングの責任者を兼任する。誰もが資産運用にアクセスできる環境を目指して、新たな金融体験を創出したいとの想いから起業を決意し、 2015年12月、34歳で株式会社FOLIOを創業。現在、同社のFounder兼取締役。同時に、株式会社FOLIOホールディングス 代表取締役会長兼CEO、AlpacaTech株式会社 取締役を務める。
岩﨑 啓昭氏(取締役)
1999年、株式会社ぎょうせいに入社。2006年からは有限責任あずさ監査法人にてIPO準備会社や上場会社の監査に従事。2014年から株式会社SBI証券の公開引受部でIPOに携わったのち、2020年に株式会社イオレの取締役に就任し経営管理部を管掌。2022年より株式会社FOLIOに参画し、取締役として経営企画部・経営管理部を管掌。現在、株式会社FOLIOホールディングス 取締役を兼務。
など公式サイトにて5名の経歴掲載あり
弊サイトは当記事作成にあたり運用会社である株式会社FOLIOにも直接企業取材を行っています。
※基本的にはSBIラップの前身としてリリースされたROBOPROに関する説明メインでしたが、SBIラップ(AI投資コース)についてもお答えいただきました。
SBIラップの利用には
SBI証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
2. 【2024年10月】SBIラップに投資した運用実績を公開!
まず、公式サイト掲載の運用実績から引用すると下記の通りです。
期間 | 過去1ヶ月 | 過去3ヶ月 | 過去6ヶ月 | サービスリリース来 |
---|---|---|---|---|
AI投資コース | 0.76% | 7.66% | 12.70% | 27.18% ※2022年4月運用開始 |
匠の運用コース | 0.62% | 2.44% | 9.20% | 11.52% ※2023年7月運用開始 |
参考データについて
加えて、筆者は、
- AI投資コース(AIラップ)
- 匠の運用コース(匠ラップ)
両方に投資しているため、その運用実績も公開します。
実際に投資した際の値動きの推移を閲覧できるため”投資後のイメージ”として参考にしてください。
SBIラップAI投資コースに2年投資してみた運用実績(2024年10月4日更新)
私は2022年9月にSBIラップ(AI投資コース)に1万円を投資をしてみました。
積立投資はしていません。
現在の投資元本(1万円)に対する運用実績は、+29.30%です。
<私の現在の運用実績>
<私の過去の実績推移表>
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|
1月末 | 11.95% | -0.53% | |
2月末 | 16.11% | 0.23% | |
3月末 | 19.67% | -0.97% | |
4月末 | 21.50% | -0.33% | |
5月末 | 24.50% | 2.82% | |
6月末 | 27.63% | 8.04% | |
7月末 | 25.28% | 8.45% | |
8月末 | 23.77% | 10.20% | |
9月末 | 27.56% | 8.69% | -2.45% |
10月末 | 運用中 | 9.37% | 1.31% |
11月末 | 11.47% | 1.78% | |
12月末 | 10.45% | 13.3% |
- 運用開始から7ヶ月目まではマイナスがあったが
- 運用開始から8ヶ月目以降は一切元本割れすることなく、
- 結果として、年率平均利回り約13%
私は年率4%以上の利回りを期待してSBIラップAI投資コースに投資していますが、現状は期待通りの運用成果。
AI投資と聞くと不安感がありましたが、実際はかなり安定的に利益を出してくれています。
SBIラップ匠の運用コースに1年投資してみた運用実績(2024年10月4日更新)
私は2023年7月にSBIラップ(匠の運用コース)に1万円を投資をしてみました。
積立投資はしていません。
現在の投資元本(1万円)に対する運用実績は、+13.78%です。
<私の現在の運用実績>
<私の過去の実績推移表>
2024年度 | 2023年度 | |
---|---|---|
1月末 | 5.82% | |
2月末 | 8.71% | |
3月末 | 11.47% | |
4月末 | 9.38% | |
5月末 | 11.61% | |
6月末 | 16.06% | |
7月末 | 11.49% | 0.12% |
8月末 | 11.06% | 1.04% |
9月末 | 13.08% | -1.80% |
10月末 | 運用中 | -3.64% |
11月末 | 2.06% | |
12月末 | 4.17% |
- 運用開始から5ヶ月目まではマイナスがあったが
- 運用開始から6ヶ月目以降は一切元本割れすることなく、
- 結果として、年率平均利回り約11%
私は年率4%以上の利回りを期待してSBIラップ匠の運用コースに投資していますが、期待通りの運用成果となっています。
現状年率リターンでは、AI投資コースよりパフォーマンスが好調です。
3. AI投資コースと匠の運用コースの違いは?どっちがおすすめ?
SBIラップのAI投資コースと匠の運用コースの特徴がわかる比較表を作成しました。
運用コース | AI投資コース | 匠の運用コース |
---|---|---|
運用方針 | 人を凌駕するパフォーマンス | 投資環境に左右されにくい安定した収益の獲得 |
運用理論 | AI予測+現在ポートフォリオ理論 | オールウェザー・ファクターアロケーション戦略 |
投資対象商品 | インデックスファンド(8銘柄) | アクティブファンド(9銘柄) |
最低投資金額 | 1万円 以後、1,000円から積立可能 | |
基本手数料 (年率,税込) | 0.66% | 0.77% |
投資信託の手数料 (年率,税込) | 平均値:0.295%程度 最小0.220%~最大0.394% | 平均値:0.691%程度 最小0.374%~最大1.078% 解約手数料:最大で信託財産の0.3% |
リバランス頻度 | 月に1回 |
具体的には、運用方針が異なります。公式サイトには下記のようにあります。
「AI投資コース」は、資産運用にAIを活用し、市場動向を先読みしてあらゆる相場局面に対応することで、人を凌駕するパフォーマンスを目指します。一方で、「匠の運用コース」は、野村アセットマネジメント独自の投資戦略を活用し、想定リスク年率10%程度で、投資環境に左右されにくい安定した収益の獲得を目指します。
SBIラップ公式サイト
以上の結果から、
- 高い運用実績を目指すなら「AI投資コース」
- 安定的な資産運用を期待するなら「匠の運用コース」
と言えるでしょう。
AI投資コースと匠の運用コースの併用はどう?
結論を言いますと、併用はありだと思います。
というのも公式サイトで併用することで、リターンが安定することについて言及されているからです。
各コースのバックテストの結果によると、下記のようにあります。
- 2012年12月末に「AI投資コース」と「匠の運用コース」を5:5の保有比率で運用を開始し、
- 以降は年1回、5:5の保有比率に戻すリバランスを行うと、
- 各コースを単独で保有したときと比べて「併せ持ち」をしたときの方が、
- 年率リスクに対する年率リターンの比率で、投資効率の尺度の一つであるシャープレシオが改善した。
運用実績に影響するリターンの効率性は、リスクに対するリターンのバランスを示す指標として、シャープレシオが使われます。
シャープレシオが高いほど”安定的かつ効率的な資産運用を行なえている”と言えます。
シャープレシオとは?
運用実績に影響するリターンの効率性は、リスクに対するリターンのバランスを示す指標として、シャープレシオが使われます。
シャープレシオは、簡単に言えば「リスクを取って得られたリターンの割合」を表しています。
投資では低リスク高リターンの運用が理想的です。このような理想的な運用ほどシャープレシオが高いと言えます。
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SBI証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
下落に強い!安定性重視なら「ROBOPRO(ロボプロ)」がおすすめ
- SBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社FOLIOが運用
- AIを活用しあらゆる相場に合わせて資産配分を臨機応変に変更
- 相場の下落局面にも強い傾向があり、安定的な資産運用を期待できる
- 金融庁公表!2022年末までのロボアドバイザー運用実績No.1
- 2020年1月15日から2024年8月末までの運用実績+88.35%(年率約18%)
- マネとも中の人が4年以上"積立投資"して+41.2%の運用実績(2024年10月6日更新)
中の人の運用実績(2024年10月6日更新)を表示する
下記は、ROBOPROと一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビなど)の違いを簡潔にまとめた表です。
ROBOPRO | 一般的なロボアドバイザー | |
---|---|---|
AIの活用 | ||
リターンへの期待度 | ||
下落相場への対応 |
ROBOPROもSBIラップの運用会社株式会社FOLIOが提供する商品であり、一見SBIラップのAI投資コースと変わらない運用手法に思いますが、下記の違いがあります。
ROBOPRO | SBIラップ(AI投資コース) | |
---|---|---|
AIの運用方針 | 攻めのAI運用 | 守りのAI運用 |
AIの寄与度 | 高い | 低い |
リターンの高さ | ◎ | ◯ |
下落抑制力 | ◎ | ◯ |
リターンの安定性 | ◯ | ◎ |
銘柄数 | 2〜8銘柄(変動) | 8銘柄(固定) |
初期費用 | 10万円〜 | 1万円〜 |
ROBOPROはAI運用を突き詰めた商品設計となっています。そのため、常にどの相場でも好パフォーマンスを作ることを目指しています。
SBIラップでは必ず分散投資をして安定的な運用を目指した上で、AIを活用します。ですので、投資対象となる投資信託を8個が絶対に入っています。
例えば、ROBOPROの場合だと、AIが今は2銘柄だけの投資が良いと判断すると、2銘柄にしか投資しません。AIを使ってシャープレシオ(リターンの効率性)を極限まで高めるのがROBOPROです。
<ロボプロは金融庁公表のロボアドバイザー実績No.1>
- AIの強みを存分に活かして、とにかく高い運用実績を期待したい
→ROBOPRO - 少額投資で資産形成の基盤をつくりつつ、ある程度の実績も期待したい
→SBIラップ
好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用
※サービス概要やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
4. SBIラップをおすすめする理由とは?メリットを解説
ここからはSBIラップをおすすめする理由をさらに深掘りしてご紹介していきます。
私がSBIラップをおすすめするのは、以下5つの理由からです。
- 自動で運用してくれるから手間がかからない
- 好リターンを目指しつつ下落相場に強いから安心できる
- 高度な運用を少額1万円から始められる
- 運用額に応じてポイントが貯まる
- 資産運用の基盤をつくることができる
(1)自動で運用してくれるから手間がかからない
SBIラップは投資に関わるプロセスをほぼ全て自動化しています。そのため、例え投資経験がない方でも、気軽に資産運用を始められます。
SBIラップを使わずに自分で投資しようとすると、
- 膨大な知識を学んで資産運用方針を立て、
- 数々の先行指標を自分で分析して将来予測を考え、
- 時間をかけて投資する銘柄を選び、
- 円をドルに変換するタイミングを考えて銘柄を売買し、
- 相場の状況を見ながら、資産配分のメンテナンスをする。
といったことが必要になります。
SBIラップはこれらを全て自動化しているので、簡単な2ステップだけで誰でもプロの投資家が行なっているレベルの資産運用を始めることができます。
- 口座開設する
- お金を入金する
(2)好リターンを目指しつつ下落相場に強いから安心できる
これまでのロボアドバイザーやファンドラップのリバランス機能(資産配分の比率を変更すること)は、リスク水準を維持することに特化したサービスが主流でした。
SBIラップのリバランス機能は、毎月一回行い、市場動向に合わせて最適なリスク水準に変更します。
これを行う理由として、適切なタイミングで適切なリバランスを行わないと、相場が上昇局面にあるときに乗り遅れてしまったり、相場の下落局面で大きく影響を受けてしまう可能性があります。
- 下落局面では、AIを活用し危機を事前に察知し保守的な投資配分にすることで下落の影響を抑える
- 上昇局面では積極的な投資配分にすることで、リターンの最大化を目指す
特に下落時には資産を守ってくれる可能性が高いので、資産をできるだけ減らしくないという方には嬉しい機能です。
(3)高度な運用を少額1万円から始められる
SBIラップは、最低投資金額が1万円から始められます。従来のロボアドバイザーは初期投資10万円が一般的ですが、SBIラップなら高度の運用を少額から始められます。
(4)運用額に応じてポイントが貯まる
SBIラップで運用をすれば、運用額に応じて最大0.2%のポイントが付与されます。
ポイントはVポイント・Pontaポイント・dポイントから選択できます。
月間の平均運用額に応じて付与率が変わります。
- 1,000万円未満・・・0.1%
- 1,000万円以上・・・0.2%
(5)資産運用の基盤をつくることができる
一般的な資産運用では、比較的リスクを抑えた「守り(コア)」の資産運用を基盤として、リスクをとって高いリターンを求める「攻め(サテライト)」の資産運用を行うことが望ましいと言われています。
SBIラップは、そんな「守り(コア)」の資産運用を基盤として活用できます。
SBIラップで資産運用を基盤をつくりつつ、他の金融商品に投資することでより効率的に資産形成できるかもしれません。
SBIラップの利用には
SBI証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
5. SBIラップのデメリットは?
一方で、SBIラップにもデメリットはありますが、対策もできますので、そちらもご紹介します。
- リスク許容度に合わせた運用ができない
- 匠の運用コースの手数料が少々高い
デメリット1. リスク許容度に合わせた運用ができない
SBIラップは個人のリスクに合わせた運用ができません。
そもそも、ウェルスナビなどの一般的なロボアドバイザーは、まず利用者に診断をさせ、どれくらいのリスク(値動き)をその個人が許容できるのか?というリスク許容度をもとに、最適な資産配分を提案するスタイルをとっています。
なぜなら、個人が決めたリスク許容度を超えてしまうと怖くなり売却してしまう可能性があり、結果として資産運用に失敗してしまうからです。
一方で、SBIラップは相場に合わせて最適な資産配分に変更するため、そもそものアプローチが異なります。
デメリット2. 匠の運用コースの手数料が少々高い
匠の運用コースの手数料は、
- サービス手数料・・・0.77%
- 金融商品手数料・・・0.691%
合計1.5%(年率)程度と一般的なおまかせサービスと比較して少々高くなっています。
手数料を気にされるなら、AI投資コースのトータル手数料は1.0%程度なのでこちらの方がおすすめです。
サービス名 | トータル手数料(年率,税込) | 手数料(年率,税込) | 投資商品の保有コスト |
---|---|---|---|
ウェルスナビ | 1.2%程度 | 1.1% ※別途手数料割引あり | 0.08〜0.13% |
THEO | 1.1%以上 | 1.1% ※別途手数料割引あり | 非公開 |
ROBOPRO | 1.1% | 1.1% ※別途手数料キャッシュバックあり | 手数料に含まれる |
SUSTEN | 0.08~0.3%+成果報酬 | ||
SBIラップAI投資 | 1.0%程度 | 0.66% | 0.295%程度 |
SBIラップ匠の運用 | 1.5%程度 | 0.77% | 0.691%程度 |
楽ラップ | 1.0%程度 | 0.715% ※固定報酬制の場合 | 最大0.255% |
らくらく投資 | 0.495% | 0.495% | 手数料に含まれる |
ON COMPASS | 0.9775% | 0.9775% | 手数料に含まれる |
ウェルスウイング | 1.0%程度 | 0.99%(年率)+330円(月額) | なし |
SBIラップの利用には
SBI証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
6. SBIラップの世間の口コミ・評判
ここで実際にSBIラップを利用されている方の口コミをご紹介します。
- 運用実績が良い
- 相場に合わせてリバランスしてくれるのが良い
という意見が目立ちました。
また
- マイナスになりにくい
という口コミもありました。
実際に利益を上げている方の口コミ
#SBIラップ 毎月三万円から初めて、途中追加したりして、今は一万円積立中です。 pic.twitter.com/OGTMspKe6E
— カレースキ! (@ricecurryspices) July 9, 2024
リバランスに関する口コミ
いつの間にか投資信託群より、SBIラップの方が利益率高くなってた🤔
— ぴぴちゃ🐧資産1000万派遣社員 (@penguin97452809) June 25, 2024
ふむ、やはりAIのリバランスは優秀なのか pic.twitter.com/PlCWcw4OOw
マイナス値に関する口コミ
SBIラップ
— 7L3KPX (@7L3KPX) June 25, 2024
AI投資と人間の匠
マイナスになってないので良いとします pic.twitter.com/rOqQVmjlKi
7. SBIラップはこんな人にオススメ
ここまでの内容を踏まえて、SBIラップは次のような方に向いていると言えます。
- 好パフォーマンスが期待できるロボアドバイザーを求めている方
- SBI証券を利用する上で、資産形成の基盤となる運用方法を探している方
- 40,50歳など比較的高齢から資産形成を考えている方
① 好パフォーマンスが期待できるロボアドバイザーを求めている方
好実績が期待できるロボアドバイザーを求めている人におすすめできます。
SBIラップはあらゆる相場の状況に合わせて資産配分を変更してくれます。
② SBI証券を利用する上で、資産形成の基盤となる運用方法を探している方
SBIラップはSBI証券の投資サービスです。SBI証券は口座開設数が700万を超える日本で最も人気のネット証券です。
実際にSBI証券で個別株やIPO投資など高リターンを望める投資にチャレンジされる方も多いでしょう。
SBIラップでコアな資産運用を行い、加えてチャレンジングな投資も行うという方法があります。
③ 40,50歳など比較的高齢から資産形成を始めたい方
SBIラップは40,50歳くらいから老後に向けての資産形成を始めたい比較的高齢の方にもおすすめです。
年齢が上がると、老後までに資産形成する時間が若い方に比べて少なくなります。その分、30年の長期ではなく、5〜20年くらいの比較的中期での資産形成が重要になってきます。
SBIラップは、実績にも強みがあるために、5〜20年くらいの比較的中期でも資産を作れる可能性があります。
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※サービス内容やキャンペーン条件は
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8. SBIラップの2024年最新キャンペーン情報
現在キャンペーンはありません。
これから始めてみたい人向けに、SBIラップの最新キャンペーンを紹介します。
現在、提供されているキャンペーンは以下のとおりです。
最大10万円当たる!SBI ラップ1周年記念キャンペーン!
最大10万円当たる!SBI ラップ1周年記念キャンペーン!
キャンペーン期間中にエントリーして、合計10万円以上SBIラップを購入(スポット購入または積立買付)した方に抽選で最大10万円が当たるキャンペーンです。
10万円・・・10名1万円・・・100名1,000円・・・1000名
<プレゼント時期>
2023年7月末(予定)
また、その他現在のSBI証券で行われているキャンペーンについてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
SBIラップまとめ
SBIラップは興味や目的にあわせた運用戦略を自由に選択して投資ができるおまかせ運用サービスです。
1万円という少額から気軽に投資でき、好パフォーマンスの運用成果を期待できます。
現在、運用コースは2種類あります。
- AI投資コース(AIラップ)
- 匠の運用コース(匠ラップ)
そんなSBIラップは、下記に当てはまる方にぴったりです。
- 好パフォーマンスが期待できるロボアドバイザーを求めている方
- SBI証券を利用する上で、資産形成の基盤となる運用方法を探している方
- 40,50歳など比較的高齢から資産形成を考えている方
この記事が参考になったのなら幸いです。
SBIラップの利用には
SBI証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
<補足①>SBIラップの入金・買い方を解説
まずはSBI証券の口座開設が必要なので、下記からSBI証券の口座開設(無料)を行いましょう。
SBIラップの利用には
SBI証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
口座開設が完了したら、SBI証券の証券口座に入金を行います。マイページから行うことができます。
口座開設が完了したら、右のタブから「SBIラップ」を選択します。
お申し込みを行います。各種規約等の確認を行うと審査に入ります。
審査が完了した後、SBIラップの公式サイトに再度アクセスして、購入をタップします。
購入金額を入力したら買付は完了です。
よくある質問①:ウェルスナビとどちらがオススメですか?
- 自分に適したリスク許容度で安定的に資産運用がしたい!
→ウェルスナビ - 相場に合わせた臨機応変な資産運用がしたい!
→SBIラップ
ウェルスナビ | SBIラップ | |
---|---|---|
運用手法 | パッシブ運用 | アクティブ運用 |
投資対象商品 | 海外ETF(8銘柄) | 投資信託(8銘柄) |
最低投資金額 | 1万円 | |
基本手数料(税込) | 年率1.1% | 年率0.66% |
金融商品の手数料 | 年率0.08〜0.13%程度 | 平均値:0.295%程度 最小0.220%~最大0.394%(年率・税込) |
手数料割引 | 長期割(最大10%OFF) | なし |
自動積立機能 | あり:支払い回数カスタム可 | あり:支払い回数は月1回のみ |
運用パターン | 5通り | 1通り |
税金の最適化機能 | あり:DeTAX | なし |
ポートフォリオのリバランス頻度 | 原則として半年に1回 | 1ヵ月ごと |
NISA対応 | ◯ | × |
下落抑制対応 | × | ◯ |
ウェルスナビとSBIラップの違いについては下記記事をご参照ください。
ここからの口座開設で
現金1,000円プレゼント
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
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