【評価】アクティブ元年・日本株ファンドの成績や評判は?投資してわかったメリットとデメリット!

アクティブ元年・日本株ファンドは、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が運用する投資信託。

主に今後の成長が期待できる日本企業に投資しており、中小型株にも積極投資しているのが特徴。

最低1,000円から投資ができます。

そんなアクティブ元年・日本株ファンドですが

  • 他の投資信託と何が違うの?
  • 過去の運用実績は良くて今後にも期待できそうか?
  • どんな人が投資すべきなのか?

と、いろんな疑問をお持ちでしょう。

そこで当サイトは三井住友DSアセットマネジメント株式会社のセミナーに積極的に参加したり、運用責任者「古賀直樹氏」にも直接取材を行いました。

※上記取材記事へのURLは当記事の最後にもあります。

この記事では、私の投資経験と客観的見解、そして取材でわかった全ての点を踏まえて、

  • アクティブ元年・日本株ファンドの概要
  • 実際に投資してみた運用実績
  • メリット・デメリット
  • おすすめな人
  • 実際に投資する方法

と丁寧に解説していきます。

目次

当記事は投資に関連する一般的な情報提供を目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品の最新情報は公式サイトにて必ずご確認ください。投資される際はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いいたします。

1. アクティブ元年・日本株ファンドってどんな投資信託?

アクティブ元年・日本株ファンドは、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が運用する投資信託。

日本国内の株式が投資対象となっており、最低1,000円から投資が可能です。

基本的な銘柄情報をまとめてみると、以下の表になります。

<アクティブ元年・日本株ファンドの概要>

運用会社三井住友DSアセットマネジメント株式会社
ファンドの分類アクティブファンド
NISA対応◯(投信直販ネットのみ)
運用開始年2019.02.04
基準価格26,119円
総資産額2,201百万円
信託報酬1.078%(年率、税込)
投資対象国内株式
為替ヘッジなし
※2024年10月1日時点

そんなアクティブ元年・日本株ファンドの特徴は、以下の4つが挙げられます。

特徴一覧
  • 徹底した調査を行い、いい企業に投資する
  • 主な投資先は国内の中小型株
  • 運用責任者の顔が見え、過去の実績も申し分ない
  • NISAに対応

それぞれ、詳しく解説していきます。

特徴①:徹底した調査を行い、いい企業に投資する

ファンドが投資先を決める際、業績など数字上の分析だけ行うのが一般的です(専門用語でファンダメンタル分析)。

一方、アクティブ元年・日本株ファンドは、実際に企業へ足を運んで調査する方法も採用。

社長やIR担当に直接インタビューすることで、数字では分からない要素を把握することで、最終的な投資先を決定しています。

このように、徹底的なリサーチを元に、将来性が高い”いい企業”に投資するのが、アクティブ元年・日本株ファンド最大の特徴です。

いい企業に投資するとは?

「これからビジネスが展開していくフェーズで、社会に対して付加価値を提供できているかという点を特に重要視しています。」

「社会の課題に向き合い、解決するために新しいサービスを提供してくれたり、我々の生活をより豊かにしてくれたり、そこがあるからこそ、評価され企業価値が高まって行くと思っていますね。」

「しっかりと我々の社会を下支えしてくれる企業は投資を通じて応援していきたい。」

マネとも独自取材

特徴②:国内の中小型株にも積極的に投資する

先ほど、投資対象は国内株式と申し上げましたが、その中でも「中小型株」と言われる、時価総額が比較的低い銘柄にも積極的に投資します。

経済指数に合わせた運用が目的である「インデックスファンド」は、主に時価総額(株価の総額)が大きい銘柄を組み入れるため、中小型株を入れても価格に影響が出にくいです。

アクティブ元年・日本株ファンドは、企業価値の向上や株式市場での評価が見直される可能性がある銘柄を時価総額に関係なく投資。

今後の成長が期待できる企業にだけ投資しています。

特徴③:運用責任者の顔が見え、過去の実績も申し分ない

投資信託には、必ず運用責任者(ファンドマネージャー)が配属されていますが、ほとんどのファンドは誰がファンドマネージャーなのか分かりません。

しかしアクティブ元年・日本株ファンドは、ファンドマネージャーの顔を公開し、誰が運用しているかハッキリ分かるようにしています。

アクティブ元年・日本株ファンドのファンドマネージャーは古賀直樹(こがなおき)氏を中心に4人体制で運用しています。

他のファンドの設立に関わっており、確かな運用実績を出し続けている優秀な運用チームです。

実際、彼らが手がける機関投資家向けのファンド「FM代表ファンド」では、確かな運用実績を出しています。

「現在は、私も含めて長い運用経験がある人を中心に4人のチームです。」

「誰かリーダーがいるという訳でなく、価値観を共有しながら、みんながフラットに自分の判断としてこのファンドはどうあるべきかという点を踏まえて企業を探していくというのを大切にしています。」

マネとも独自取材

特徴④:NISAに対応

アクティブ元年・日本株ファンドは、NISAにも対応。

NISAとは、年間360万円まで購入した対象の金融商品で得た利益を最大5年間は非課税になる国の制度。

投資や資産運用で得た利益は、利益の20.315%を納める必要がありますが、NISA口座で購入すれば、最大5年間は利益が非課税となります。

※三井住友DSアセットマネジメントで直販口座を開設する際に、同時にNISA口座を開設することができます。

2. アクティブ元年・日本株ファンドの実績は?気になる利回り

公式サイトの運用実績

<過去の運用パフォーマンス>

1ヶ月3ヶ月6ヶ月1年
+1.39%-1.44%+2.46%+18.96%
3年5年10年設定来
+33.17%+130.47%-+161.19%
※2024年10月1日時点

(引用:三井住友DSアセットマネジメント株式会社)

実際に投資してみた運用実績

私は、実際にアクティブ元年・日本株ファンドで毎月1万円ずつ投資していますので、その実績を公開します。

2020年10月から2024年8月末まで運用して、現在33.53%の利益です。

3. アクティブ元年・日本株ファンドに投資するメリット

ここまでアクティブ元年・日本株ファンドの特徴と運用実績を見てきました。

特徴と運用実績を押さえることで、アクティブ元年・日本株ファンドを運用するメリットが見えてきます。

メリット一覧
  • 徹底した調査で責任もって運用してくれる
  • 中小型株にも積極的に投資しているので、大きな値上がりを期待できる
  • 実績を出しているファンドマネージャーが運用してくれて信用できる
  • セミナーの質が高い

それぞれどういうことか、詳しく解説していきますね。

メリット①:徹底した調査で責任もって運用してくれる

一般的な投資信託は、業績などの数字分析だけで投資先を選ぶことが多いです。

しかしアクティブ元年・日本株ファンドは、投資先候補となった企業は必ず足を運んでインタビューすることを徹底しています。

なんと、2021年2月時点で9,000社以上の企業へインタビューを実施。

実際に足を運んで調査する方法は、大きなコストがかかるので、ほとんどのファンドは頻繁に行っていません。

しかし、人が企業を経営している以上、企業の成長を予測するために取材は必須と弊サイトも考えており、直取材を行うファンドはとても好印象です。

なので、アクティブ元年・日本株ファンドには、運用に対して責任ある姿勢を垣間見ることができます。

メリット②:中小型株にも積極的に投資しているので、大きな値上がりを期待できる

アクティブ元年・日本株ファンドは、徹底した調査をした上で、企業の規模は関係なく今後の成長が期待できる中小型株にも積極的に投資しています。

資産残高が大きい投資信託だと、時価総額が大きい銘柄で構成する必要があります。

なぜなら、ファンドが中小型株を持ちすぎると、経営への影響力が強くなってしまうからです。

必然的に構成比率が小さくなり、中小型株による値上がり影響が小さくなります。

一方、アクティブ元年・日本株ファンドは、ファンドの資産残高的に時価総額に囚われない銘柄選定を行うことが可能です。

そのため、今後の成長が期待できる中小型株の値上がりの影響を最大化させることが可能です。

「アクティブファンドは“いい企業”に投資し、成長の恩恵を得るシンプルな仕組みなので、各社とも運用プロセスは大きく変わらないとは思いますが、運用残高が何千億もある大きなファンドだと、時価総額の小さな企業への投資がしづらく、投資できたとしても限られたウェイトしか持てない等の制約が出てきてしまいます。」

その部分については、我々は企業の規模に関係なく、いい企業を選んで投資できるので、1つ強みと言えるのではないかと思っています。」

マネとも独自取材

メリット③:実績を出しているファンドマネージャーが運用してくれて信用できる

アクティブ元年・日本株ファンドは、TOPIXや日経225といった経済指数より高い値上がりを目指す「アクティブファンド」に分類されます。

アクティブファンドを選ぶには、誰が運用しているかが重要な要素ですが、ほとんどのアクティブファンドはファンドマネージャーの顔が分かりません。

しかし、アクティブ元年・日本株ファンドはファンドマネージャーの顔と経歴を公開することで、信用性の確保に努めています。

加えて、彼らは機関投資家向けのファンド「FM代表ファンド」で、確かな運用実績を出してきました。ですので、期待感があります。

メリット④:セミナーの質が高い

筆者は情報リサーチのために、アクティブ元年・日本株ファンドの投資家向けセミナーに数回参加しておりますが、質が非常に高いと感じています。

資産運用する理由なども、初心者向けに丁寧に解説されており、セミナーではファンドマネージャーと交流することもできます。

4. アクティブ元年・日本株ファンドのデメリット

メリットが沢山ある一方、当然デメリットも存在します。

アクティブ元年・日本株ファンドのデメリットは以下の3つ。

デメリット一覧
  • 解約手数料(信託財産留保額)が発生する
  • 今後、資産残高が増えると中小型株の影響が小さくなる可能性がある
  • 三井住友DSアセットマネジメントの直販のみ

それぞれ理解しておけば、アクティブ元年・日本株ファンドを運用すべきがどうか、より明確に判断できるようになるでの、一つずつ押さえていきましょう。

デメリット①:解約手数料(信託財産留保額)が発生する

アクティブ元年・日本株ファンドには解約手数料があります。

具体的には、換金申込受付日の基準価額に0.15%を乗じた額が解約手数料となります。

ですので、実際の運用成績は0.15%低いと捉えておく方が良いでしょう。

デメリット②:今後、資産残高が増えると中小型株の影響が小さくなる可能性がある

2021年2月現在、アクティブ元年・日本株ファンドの資産残高は6.3億円と、投資信託では小さい規模です。

このまま運用実績を上げて資産残高が大きくなると、強みである中小型株の値上がりの影響力が小さくなり、価格の上昇が穏やかになる可能性があります。

ただ、新興市場として大きな働きを担っているマザーズ市場でも、全体の市場規模は3兆円です。そのため、まだまだ大丈夫な範囲内と考えられます。

デメリット③:三井住友DSアセットマネジメントの直販のみ

アクティブ元年・日本株ファンドは、運用会社である三井住友DSアセットマネジメント株式会社の直販のみです。

SBI証券や楽天証券といったネット証券での取り扱いがありません。

アクティブ元年・日本株ファンドを購入したい場合は、三井住友DSアセットマネジメントの口座を別途開設する必要があります。

5. アクティブ元年・日本株ファンドこんな人におすすめ!

ここまでアクティブ元年・日本株ファンドのメリットやデメリットについて解説してきました。

こんな人におすすめ
  • 将来の値上がりが期待できるアクティブファンドを探している方
  • 自分のお金を日本企業に投資して社会貢献したい方

アクティブ元年・日本株ファンドは確かな腕を持ったチームが運用を行っているので、値上がりに対する期待感があります。

同じような思想のもと投資を行うファンドとしては、「ひふみ投信」が有名でしょう。しかし、ひふみ投信はポートフォリオの一部に米国株を加えるほどファンド規模が大きくなっており、日本の中小型株の恩恵を受けにくいという側面があります。

中小型株の値上がりによる恩恵を享受できるという点においてはアクティブ元年・日本株ファンドの方が有利という考え方もできます。

※ひふみ投信の将来性を否定しているわけではありません。ひふみ投信は現在でも好調な運用実績を維持する素晴らしい投資信託です。

言わば、アクティブ元年・日本株ファンドはひふみ投信が歩んできたサクセスストーリーを追っているイメージで、実際には次のひふみ投信』となる可能性があるという表現が適切かもしれません。

ひふみ投信は運用開始2008年から基準価額は約6倍になっています。

また、アクティブ元年・日本株ファンドは徹底取材をもとにいい企業に投資することから日本企業の応援にもなります。

あなたのお金は日本のいい企業に投資され、その企業は良いビジネスを行い、利益を投資家に還元する。

このような投資の根本をしっかり体現できている良質な投資信託と言えるでしょう。

6. アクティブ元年・日本株ファンドのキャンペーン・口座開設・投資方法

最後にアクティブ元年・日本株ファンドの

  • 口座開設方法
  • 具体的な投資方法

をご紹介します。

口座開設方法

アクティブ元年・日本株ファンドに投資するには、三井住友DSアセットマネジメントの直販口座を開設する必要があります。

登録4ステップ
  • メールアドレス登録を行う
  • 口座開設申込を行う
  • マイナンバー登録及び本人確認書類の提出
  • 封筒を受け取って登録完了

STEP.1 メールアドレス登録を行う

公式サイトにアクセスして、「無料で口座を開設する」をタップ!

メールアドレスを入力します。

STEP.2 口座開設申込を行う

メールアドレスを登録したら、実際に口座開設お申し込みを行います。

名前や住所など、全て入力することで、口座開設申込は完了です。

STEP.3 マイナンバー登録及び本人確認書類の提出

まずは、本人確認書類を提出します。

運転免許書が最も用意しやすいでしょう。

次にマイナンバーを登録します。マイナンバーが記載してあるもののを写真を用意します。

基本的には、個人番号カードか通知カードが用意しやすいでしょう。

STEP.4 封筒を受け取って登録完了

数日すると、あなたの家に封筒が届きますので、口座開設は完了です。

封筒内の書類に掲載してある、支店口座番号及び各種パスワードを使って、三井住友DSアセットマネジメント直販ネットにアクセスしましょう!

アクティブ元年・日本株ファンドへの投資方法

アクティブ元年・日本株ファンドへの投資方法は二つあります。

  1. スポット買い
  2. 定期積立

です。

スポット買い

スポット買いとは、金額指定で買い付ける方法で「投資信託注文」から行います。

※事前に入金が必要です。

定期積立

積立投資は毎月特定の口座から自動で引き落としながら投資を行う方法です。

「投資信託注文」→「定期積立申込」から行います。

※自動引き落とし口座の登録も別途必要。

基本的にはわざわざ入金する必要がないので非常に楽チンです。

※MAC機種の場合、口座振替サービス登録時に下記のようなポップアップブロックが起こる場合がありますので、許可しましょう。

定期積立の内容を入力したら「申し込む」から登録しましょう!

アクティブ元年・日本株ファンドまとめ

アクティブ元年・日本株ファンドについて解説してきました。

アクティブ元年・日本株ファンドは、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が運用する投資信託。

TOPIXや日経225といった経済指数以上の値上がりを狙うアクティブファンドに分類され、時価総額に関係なく日本国内の中小型株にも積極投資します。

顔が見えるファンドマネージャーが徹底した調査をした上で、本当に“いい企業”と判断した銘柄に投資してくれます。

今のところ優秀な運用実績を出しており、優秀なアクティブファンドを探していた方に魅力的な選択肢です。

アクティブ元年・日本株ファンドは個人投資家向けのセミナーも頻繁に行っていますので、こちらに参加するのも良いと思います。

免責事項

本サイトにおける記事及び情報の掲載は、投資に関連する一般的な情報提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品の取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の掲載にあたっては品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品及びサービスの最新の情報は公式サイトにて必ずご確認ください。金融商品取引を行う際は、お取引先の金融商品取引業者等より交付される契約締結前交付書面等の書面の内容をしっかりお読みいただき、商品の特徴やリスク、取引の仕組み、手数料等を十分にご理解いただいたうえで、ご自身の判断と責任にて行っていただきますようお願いいたします。

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