楽ラップ は、楽天証券が提供するおまかせ投資サービス(ロボアドバイザー)です。
簡単な診断に回答すると、楽ラップがあなたに最適な投資方針を提案。その後、入金を行うことで投資方針に基づいた投資銘柄を自動で買い付けします。
その後の投資銘柄比率の調整(リバランス)まで、楽ラップが代わりに行ってくれます。
為替相場の影響を軽減する工夫や下落抑制機能、2パターンの手数料体系など、独自の内容が多い投資サービスでもあります。
- 楽天証券で投資を始めたいが、自分で投資方針を決めることが難しいと感じる方
- 楽天証券で既に別の商品に投資しているが併用して安心したい方
- 下落抑制機能があるロボアドバイザーを使いたい方
しかしネットには「おすすめしない」などの声もあります。
ここでは、楽ラップに実際に投資してみた実績や経験談も踏まえ、投資する上でのメリットとデメリットを解説します。
1.楽ラップとは?
楽ラップ は、楽天証券が提供するおまかせ投資サービス(ロボアドバイザー)です。
- 投資に関する知識不要で安定的な資産運用をおまかせできる
- 楽天証券の口座を開設していたらすぐに始められる
- 為替ヘッジを行っているため、円高時に対一般的なロボアドバイザー比でパフォーマンスが良好になる傾向がある
- 下落を抑制する機能(DRC:下落ショック軽減機能)がある
(※)DRCがない運用コースもあります。 - 手数料コースを2パターンから選べる
最低投資金額が1万円に設定されているため、少額で気軽に投資を始められるのもメリットです。
楽ラップの概要 | |
---|---|
運営会社 | 楽天証券株式会社 |
運用可能金額 | 1万円〜 |
運用手数料 | ①年率0.715%+信託報酬 ②年率0.605%+成果報酬5.5%+信託報酬 |
自動積立金額 | 最低1万円〜以後1円単位で変更可能 |
NISA対応 | × |
確定申告 | 不要 ※源泉徴収ありの特定口座の場合 |
楽ラップを運用する楽天証券とは?
楽天証券は多くのユーザーから選ばれている証券会社。特に顧客満足度で高い実績をあげています。
ちなみに楽天証券は筆者のメイン証券会社です。投資しながらポイントが貯まるので重宝しています。
楽天証券株式会社の概要 | |
---|---|
会社名 | 楽天証券株式会社(Rakuten Securities, Inc.) |
設立年 | 1999年(平成11年)3月24日 |
本社所在地 | 東京都港区南青山2-6-21 |
代表者 | 代表取締役社長 楠 雄治 |
資本金 | 19,495百万円 |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第195号 |
加入協会 | 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 |
2.【2024年11月更新】増えない?楽ラップの運用実績(利回り)を公開
実際にどのぐらいの利回りを出せるのか、楽ラップ公式サイト掲載の利回りや投資を続けた「マネとも中の人の運用実績」を公開します。
公式サイト公開の運用実績
楽ラップ公式サイトでも運用実績(2016年7月4日〜)が公開されています。
これによると運用コース1000500が運用実績が良好です。
運用コース | 6ヶ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
---|---|---|---|---|---|
1000100 | 2.51% | 10.46% | 1.48% | 13.30% | 28.69% |
1000200 | 3.02% | 13.70% | 7.49% | 25.99% | 51.08% |
1000300 | 3.79% | 17.13% | 13.90% | 38.98% | 76.55% |
1000400 | 4.17% | 20.40% | 19.87% | 51.02% | 103.01% |
1000500 | 4.59% | 23.75% | 25.85% | 64.02% | 129.56% |
1000600(DRC付) | 3.02% | 12.33% | 3.07% | 17.97% | 40.31% |
1000700(DRC付) | 3.79% | 14.39% | 5.25% | 24.92% | 55.98% |
1000800(DRC付) | 4.17% | 17.37% | 11.02% | 35.19% | 78.81% |
1000900(DRC付) | 4.59% | 20.41% | 16.76% | 45.98% | 100.44% |
下落ショック軽減機能(DRC)とは?
株式市場の価格変動リスクが高まったときに株式への投資割合を減らし、債券の投資割合を高める機能。
運用方針を決める際に、投資方針の決定時に下落ショック軽減機能(DRC機能)の有無を選択できます。
楽ラップに3年投資してみた運用実績(2024年11月1日更新)
私は2021年9月に楽ラップに1万円を投資を始めました。積立投資はしていません。
現在、投資元本1万円に対する運用パフォーマンスは+3.33%です。
<私の現在の運用実績>
<私の過去の実績推移表>
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|---|
1月末 | -2.25% | -6.50% | -2.27% | |
2月末 | データ不足 | -7.85% | データ不足 | |
3月末 | 1.11% | -6.47% | -2.22% | |
4月末 | -0.35% | -6.02% | -3.67% | |
5月末 | 0.57% | -4.46% | データ不足 | |
6月末 | 2.83% | -12.7% | データ不足 | |
7月末 | -0.45% | -4.67% | データ不足 | |
8月末 | 2.24% | -4.56% | -4.99% | |
9月末 | 3.12% | -6.63% | データ不足 | -0.99% |
10月末 | 3.58% | -7.40% | データ不足 | 0.85% |
11月末 | 運用中 | -4.48% | -6.77% | データ不足 |
12月末 | -3.23% | -8.59% | 1.59% |
※情報を収集できていなかった時期は「データ不足」と記載しています。
- 運用開始から3年程度マイナスが続いていた
→不調の大きな要因は円安 - 2024年4月になってプラスの成績に戻った
- 直近1年間の運用パフォーマンスは年率9%程度(2024年10月現在)
楽ラップが不調な理由は円安の影響を受けているからです。
楽ラップは為替ヘッジを行っています。今後、円高になることがあれば楽ラップの強みが生きてくる可能性があります。
為替ヘッジとは
為替の影響を加味して、資産の円とドルなどの外貨の運用比率を調整する運用手法。円高になっても資産の減りが少なくなる傾向があるが、円安の場合相対的に目減りしてしまう傾向にある。
楽ラップの投資対象銘柄を表示する
- ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
- たわらノーロード 国内株式<ラップ専用>
- ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープ
- たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジなし) <ラップ専用>
- ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
- たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジあり) <ラップ専用>
- ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
- たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け>
- たわらノーロード 新興国株式<ラップ専用>
- ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
- たわらノーロード 国内債券<ラップ専用>
- ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
- たわらノーロード 外国債券(為替ヘッジなし) <ラップ専用>
- ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2
- ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン (為替ヘッジあり)
- ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン (為替ヘッジあり)
- 楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ) ファンド(ラップ向け)
- 楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ) ファンド(ラップ向け)
- 楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ あり)ファンド(ラップ向け)
- たわらノーロード 外国債券(為替ヘッジあり) <ラップ専用>
- ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
- たわらノーロード <ラップ専用> たわらノーロード たわらノーロード たわらノーロード
- たわらノーロード 新興国現地通貨建債券
- たわらノーロード 国内リート<ラップ専用>
- たわらノーロード 先進国リート(為替ヘッジなし)<ラップ専用>
※2024年10月21日時点
楽ラップの診断結果、「やや積極型-DRCあり(運用コース番号:1000700)」が提案されました。
DRC(下落ショック抑制機能)により資産の保全を図りつつ、攻めたい方向けの運用コースです。こちらに投資しています。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
下落に強い!安定性重視なら「ROBOPRO(ロボプロ)」がおすすめ
- SBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社FOLIOが運用
- AIを活用しあらゆる相場に合わせて資産配分を臨機応変に変更
- 相場の下落局面にも強い傾向があり、安定的な資産運用を期待できる
- 金融庁公表!2022年末までのロボアドバイザー運用実績No.1
- 2020年1月15日から2024年10月17日までの運用実績+100.19%(年率約20%)
- マネとも中の人が4年以上"積立投資"して+45.2%の運用実績(2024年11月13日更新)
中の人の運用実績(2024年11月13日更新)を表示する
下記は、ROBOPROと一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビなど)の違いを簡潔にまとめた表です。
ROBOPRO | 一般的なロボアドバイザー | |
---|---|---|
AIの活用 | ||
リターンへの期待度 | ||
下落相場への対応 |
私がROBOPROに求めているのは、AIを活用した安定的な運用と年率4%以上の運用パフォーマンス。
ROBOPRO以外の商品も併用していますが、コロナショックや2024年8月の日本株の大幅安時でもROBOPROは他の商品と比べて下落幅が小さい傾向にありました。
このように、心理的に比較的安心かつ安定的に利益を積み上げてくれるのが良い点だと感じています。
ROBOPROの詳細については下記記事をご参照ください。
好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用
※サービス概要やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
3.楽ラップに投資するメリット
楽ラップには下記のメリットがあります。
- 初心者でも始めやすい
- 少額(1万円)から始められる
- 楽天証券の特定口座で運用すれば、確定申告が必要ない
- 投資スタンスに合わせて2つの手数料コースを選べる
- 下落ショック軽減機能(DRC機能)で下落幅を抑制
それぞれ順番に見ていきましょう。
(1)初心者でも始めやすい
楽ラップを利用すれば、資産運用における以下の4つの面倒な手間をまとめてカットしてくれます。
- 資産運用方針を決める
- 銘柄を買い付けする
- 世界中のマーケット情報を定期的に分析
- 分析結果をもとに投資銘柄の比率などを調整
楽ラップでは、簡単な質問に答えるだけで、あなたに最適な運用方針を提案してくれます。その運用方針で投資を行うことを決めたらあとは、投資銘柄を自動で買い付けてくれます。
投資初心者でも気軽に投資を始められるのメリットです。
また、積立投資を「毎月1万円以上」「1円単位」から行うこともできます。
(2)少額(1万円)から始められる
楽ラップで運用を開始できる最低金額は1万円です。
中には運用開始に10万円が必要になるロボアドバイザーもあるためメリットと言えます。
(3)楽天証券の特定口座(源泉徴収あり)で運用すれば、確定申告が必要ない
楽ラップは楽天証券の口座を開設していれば、誰でも利用できます。
楽天証券の口座開設時に「源泉徴収ありの特定口座」を選んだ場合、楽ラップで運用益が出ても確定申告の必要はありません。
(4)投資スタンスに合わせて2つの手数料コースを選べる
楽ラップには、利用者のニーズに合わせるために「固定報酬型」と「成功報酬併用型」という2つの手数料コースがあります。
固定報酬型とはその名の通り、手数料が一定です。
成功報酬併用型は基本的には「固定報酬型」より低い手数料ですが、利益が出たときにはその分だけ手数料が増えるというシステムです。
例えば、下記のような傾向があります。
- 成功報酬併用型なら運用で損が出たときに、手数料を安く抑えることができる。
- 大きな利益が出たときは固定報酬型にしておけば、成功報酬併用型より手数料を抑えることができる。
基本的には固定報酬型をオススメします。
なぜなら、運用パフォーマンスが2%を超えると固定報酬型がお得になるからです。2%程度の運用成果なら楽ラップの過去の運用成績から考察して比較的期待しやすい数値だからです。
(5)下落ショック軽減機能(DRC機能)で下落幅を抑制
楽ラップには投資方針の決定時に下落ショック軽減機能(DRC機能)の有無を選択できます。
下落ショック軽減機能とは、株式市場の価格変動リスクが高まったときに株式への投資割合を減らし、債券の投資割合を高める機能です。
下落ショック軽減機能ありのポートフォリオの場合、急激な相場変動の際にポートフォリオのリスクを下げ、下落幅を抑制することを期待できます。
<注意>DRC機能は万能ではない!パフォーマンス悪化の原因にも
注意点としてこの機能にはパフォーマンスを悪化させる可能性があります。
下記は、楽ラップ公式サイトで公表されている運用実績ですが、DRC機能がない方が運用成績が良いことがわかります。
運用コース | 6ヶ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
---|---|---|---|---|---|
1000100 | 2.51% | 10.46% | 1.48% | 13.30% | 28.69% |
1000200 | 3.02% | 13.70% | 7.49% | 25.99% | 51.08% |
1000300 | 3.79% | 17.13% | 13.90% | 38.98% | 76.55% |
1000400 | 4.17% | 20.40% | 19.87% | 51.02% | 103.01% |
1000500 | 4.59% | 23.75% | 25.85% | 64.02% | 129.56% |
1000600(DRC付) | 3.02% | 12.33% | 3.07% | 17.97% | 40.31% |
1000700(DRC付) | 3.79% | 14.39% | 5.25% | 24.92% | 55.98% |
1000800(DRC付) | 4.17% | 17.37% | 11.02% | 35.19% | 78.81% |
1000900(DRC付) | 4.59% | 20.41% | 16.76% | 45.98% | 100.44% |
下落ショック軽減機能(DRC)とは?
株式市場の価格変動リスクが高まったときに株式への投資割合を減らし、債券の投資割合を高める機能。
運用方針を決める際に、投資方針の決定時に下落ショック軽減機能(DRC機能)の有無を選択できます。
この機能は楽ラップの大きな特徴ではありますが、リターンを阻害する要因にもなります。
この理由としては、下落時に資産配分を変更することで一時的なパフォーマンスの悪化は防げますが、その後元の比率に戻すのが遅れて、上昇局面の波に乗れない傾向があるからです。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
4.楽ラップのデメリット
- 運用手数料がかかる
- NISA口座で利用できない
- 短期的な利益を期待しにくい
デメリット1. 運用手数料がかかる
楽ラップの合計手数料は預け資産の1%程度(年率)です。
まず、預け資産の0.72%(年率、税込)がサービス利用手数料としてかかります。
※運用資産額1,000万円以下、固定報酬型の場合
加えて、運用する金融商品に最大0.288%の手数料(年率、税込)がかかります。また、投資信託の売却時に解約手数料が最大0.3%(概算)かかります。
もし、ロボアドバイザーに頼らず投資ができる人なら0.72%(年率、税込)の運用手数料を支払う必要がありません。
ただ、初心者の方が自力を投資しようとすると、投資先に自信が持てない傾向もあります。
手数料とご自身の方針を相談して、手数料を支払ってまでお任せするかを考えることが重要です。
デメリット2. NISA口座で利用できない
楽ラップは、楽天証券で口座開設ができるNISA(少額投資非課税)口座に対応していません。
NISA(少額投資非課税制度)とは、NISA口座で投資した商品で利益が出ても利益に対する税金が発生しない(非課税になる)制度。資産運用を行うなら、最初に検討したい制度になります。
NISA口座でロボアドバイザーを利用したい場合は、ウェルスナビのおまかせNISAがオススメです。
デメリット3.短期的な利益を期待しにくい
短期投資に楽ラップは向きません。
そもそも、ロボアドバイザーは長期的な資産形成に適したサービス。
そのため、短期的に大きなリターンを狙おうと思っている人には、FXや仮想通貨などが向いています。
短期投資とは、短い期間の値動きを読んで「安値で買って高値で売る」ことを目指した投資スタイルです。
1日〜数ヶ月単位で、今後の値動きを読んで投資をするため、読みが「当たったり」「ハズレたり」するのが短期投資の特徴。「今が買いだ!」とか「利益確定のために売ろう」という言葉は短期投資のときに使う言葉ですね。
残念ながら楽ラップは、短期的な値動きを予測するロボアドバイザーではありません。
どちらかというと、日々の動きは意識せず、5~20年後に資産が増えるように長期投資を行います。
経済成長がマイナスになったのは、ここ50年でリーマンショック後の2009年のみ。その他は毎年3%ずつ成長しています。
資産価値は毎日のように上下変動しますが、楽ラップは短期投資のように「安く買って高く売る」ことで利益を得るのではなく、長期的な経済の上昇から利益を得ることを目指します。
そのため、短期で利益を上げたい人には向いていません。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
5.楽ラップの口コミ・評判
ここでは、楽ラップを実際に使っている方の口コミ/評判を
- 良い口コミ
- 懸念点を指摘する口コミ
にわけ徹底調査してまいりました!
良い口コミ
良い口コミとして目立った意見としては、
- 運用成果が出ている
- 知識のない人には適していると思う
などがありました。
楽ラップ 408日目 運用報告
— ポンポンタイラー@億り人 (@ponpontyler) August 14, 2024
※初期投資 100万円、毎月 10万円積み立て
運用コース:かなり積極型-DRCなし
手数料:固定報酬型
購入額:¥2,300,000
評価額:¥2,406,781
損益(%):+¥106,781 (+4.64%)#ロボアドバイザー#楽天証券 pic.twitter.com/53xHpEHjpa
懸念点を指摘する口コミ
一方で懸念点を指摘する意見としては、
- 運用実績がそれほど良くない
- 他のロボアドバイザーの方が成績が良好だった
- 解約してから着金までが長い
などが挙げられました。
ウェルスナビと同じ時期に始めた楽天証券の楽ラップ
— りんこ (@ck5ZnSF5UE989) July 17, 2024
260万積立で55万増えています
約120%
比べるとあまり増えてる感がしない😔 pic.twitter.com/6iEbcIDYbK
運用パフォーマンスに関する不満の声が多かったですが、この原因は円安です。
為替ヘッジを行っているため、円安相場では、為替ヘッジを行っていない他社の方が運用パフォーマンスが良好になる傾向にあります。
6. 楽ラップはこんな方におすすめ
- 楽天証券で投資を始めたいが、自分で投資方針を決めることが難しいと感じる方
- 楽天証券で既に別の商品に投資しているが併用して安心したい方
- 下落抑制機能があるロボアドバイザーを使いたい方
楽ラップは楽天証券の口座開設を行っていれば、誰でも利用できます。そのため、これから楽天証券の活用を検討している初心者の方におすすめです。
初心者のうちは楽ラップに投資を行い、慣れてきたら自分で投資信託を選んで買ってみるというステップアップを踏むことができます。
また、楽天証券で株やリスクの高い投資信託(オルカンやS&P500)に投資しているけど、自分の投資方針に不安があり、その不安を和らげるために楽ラップにも併用投資するアプローチがあります。
併用のメリットとして、楽ラップは為替ヘッジを行っているため、円高時にパフォーマンスが下がりにくい傾向があります。
今後の相場によっては、楽ラップの方が一般的に人気な投資信託よりパフォーマンスが良好になる可能性もあります。
また、楽ラップには下落抑制機能(DRC)があり、この点に魅力を感じる方にも適しているでしょう。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
楽ラップまとめ
楽ラップ には、下記のメリットやデメリットがあります。
- 初心者でも始めやすい
- 少額(1万円)から始められる
- 楽天証券の特定口座で運用すれば、確定申告が必要ない
- 投資スタンスに合わせて2つの手数料コースを選べる
- 下落ショック軽減機能(DRC機能)で下落幅を抑制
- 運用手数料がかかる
- NISA口座で利用できない
- 短期的な利益を期待しにくい
これらを踏まえて下記の方におすすめできます。
- 楽天証券で投資を始めたいが、自分で投資方針を決めることが難しいと感じる方
- 楽天証券で既に別の商品に投資しているが併用して安心したい方
- 下落抑制機能があるロボアドバイザーを使いたい方
メリットやデメリット、ご自身の今の投資方針と照らし合わせながら、投資判断を行ってみてください。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
<補足①> 楽ラップの始め方をわかりやすく図解
これから始めたい方向けに、楽ラップの始め方を丁寧にご説明いたします。
楽ラップは楽天証券の公式サイトからお申し込みを行います。
ステップ1. お得なキャンペーンを行っていないか確認する
ステップ2. 公式サイトかスマホアプリから無料診断を行う
ステップ1. お得なキャンペーンを行っていないか確認する
まずは楽天証券の公式サイトでお得なキャンペーンを行っていないか確認しましょう。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
ステップ2. 公式サイトで無料診断を行う
楽ラップの公式サイトから無料診断を行いましょう。
16問の簡単な質問に答えると楽ラップがあなたにあった運用コースや資産配分を提案してくれます。
ステップ3. 購入金額などの情報を入力
- 購入金額
- 購入口座
- 手数料コース
を入力or選択します。
ステップ4. 申し込み内容を確認
最後に申し込み内容を確認して暗証番号を入力すれば完了です。
楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要
※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。
<補足②>よくある質問
楽ラップのよくある質問についてまとめましたので、ご確認ください。
- ウェルスナビとどちらがおすすめですか?
-
下記のように選ぶといいでしょう。
おすすめの選び方詳しくは下記記事でも解説しています。
楽ラップとウェルスナビ比較!どっちがおすすめか両方併用投資して検証 「WealthNavi(ウェルスナビ)」や「楽ラップ」など、投資のアドバイスや運用自体を自動で行ってくれるサービス、ロボアドバイザー。 比較的少額からほったらかしで将来…
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