株式会社FOLIOが提供するAI投資ROBOPRO(ロボプロ)は、お金を入金するだけで、おまかせで資産運用してくれるサービス(ロボアドバイザー)。
運用アルゴリズムにAIを導入しており、下記の特徴があります。
- 信頼の経営体制
→上場企業SBIホールディングスの子会社である株式会社FOLIOが運用。 - AIによる機動的な資産運用
→AIが市場動向を予測し、相場の変化に合わせて資産配分を定期的に見直し・最適化。 - 下落局面への対応力
→大きな下落が想定される場面では、現金やディフェンシブ資産の比率を引き上げるなど、リスク抑制に寄せる傾向。 - 外部(金融庁など)評価
→金融庁公表データに基づくロボアドバイザー運用実績(2022年末時点)においてNo.1を獲得 - 好調な過去パフォーマンス
→2020年1月15日〜2025年1月15日の5年間で+105.70%(年率換算:約21%)のリターンを記録。
この記事では、ROBOPROの運用実績を、一次情報(公式の「パフォーマンスレポート」)に基づき、わかりやすく整理して紹介。
加えて、マネとも中の人(筆者)が2020年1月16日に10万円から投資を開始したROBOPROの運用実績も公開。
最後に、ROBOPROへの投資経験を踏まえた内容をお届けします。

私はサービス提供開始の翌日(2020年1月16日)から投資をしています。当記事では最古参の運用実績を閲覧できます。
1. 【最新版】公式サイト引用の運用実績や他のロボアドバイザーとの比較
ROBOPROには公式サイトで掲載されている運用実績があります。
さらに独自に調査した一般的なロボアドバイザーとの実績比較もご紹介します。
(1)【公式サイト引用】ロボプロの過去パフォーマンス(利回り)
ROBOPROの運用パフォーマンス | ||||
---|---|---|---|---|
過去6ヶ月 | 過去1年 | 過去3年 | 過去5年 | サービス開始来 |
10.91% | 23.61% | 64.10% | 117.89% | 132.09% |
(参考:株式会社FOLIO)



2020年のリリース来の累積リターンは直近の公表時点(2025年7月末)で約+132%(円建て)となっています。
(2)ROBOPRO利用者の95%以上の方が利回りプラス!


- 1年以内の利用者の多くがプラスの運用成績
- 1年以上利用している利用者の95%以上がプラスの運用成績
- 3年以上運用を続けている利用者の50%以上が+30%以上の運用成績
- 中には100%以上のプラス運用成績の方もいる
(2024年8月末時点)



ROBOPROを3年以上利用しているほとんどの方が好調な運用パフォーマンスとなっており、短期でも比較的運用実績がプラスになりやすいです。
参考データ
ROBOPRO公式サイトコラム:https://ai.folio-sec.com/column/article/market-recover
(3)他のロボアドバイザーと実績比較(2025年7月末時点)


ROBOPROは2022年末までの過去3年間のロボアドバイザーの運用実績において、第1位の成績を収めた(参考:金融庁公表)優秀なロボアドバイザー。
直近の運用パフォーマンスでも好調を維持しています。
サービス名 | 過去6ヶ月 | 過去1年 | 過去3年 | 過去5年 | サービス開始来 |
---|---|---|---|---|---|
ウェルスナビ | 1.4%~4.8% | 4.9%~12.1% | 25.3%~72.4% | 60.2%~126.0% | 87.7%~198.2% ※2016年3月〜 |
THEO | 0.80%~4.28% | 5.91%~12.61% | 23.90%~50.93% | 41.58%~85.47% | 53.07%~119.34% ※2016年3月〜 |
ON COMPASS | -2.08%~2.95% | -1.52%~11.03% | -2.71%~54.73% | -0.47%~122.92% | -3.42%~159.83% ※2016年6月10日〜 |
楽ラップ | 1.83%~5.31% | 3.48%~10.43% | 8.34%~42.64% | 16.17%~82.46% | 31.83%~147.72% ※2016年7月4日〜 |
ROBOPRO | 10.91% | 23.61% | 64.10% | 117.89% | 132.09% ※2020年1月15日〜 |
SUSTEN | -3.14%~14.32% | -12.66%~31.08% | -34.99%~55.92% | — | -46.06%~79.03% ※2020年10月9日〜 |
らくらく投資 | 1.4%~2.7% | 3.1%~10.8% | 4.9%~41.4% | — | 0.2%~49.4% ※2021年6月11日〜 |
SBIラップ AI投資コース | 7.67% | 17.94% | — | — | 53.43% ※2022年4月7日〜 |
SBIラップ 匠の運用コース | 1.87% | 7.33% | — | — | 20.10% ※2023年7月19日〜 |
各公式サイトに掲載されている、ウェルスナビ運用パターン5通り、ROBOPRO運用パターン1通り、THEO運用パターン231通り、楽ラップ運用パターン9通り、ON CONPASS運用パターン8通り、SUSTEN運用パターン36通り、らくらく投資運用パターン5通りから最高値、最低値を引用して集計及び独自に作成。
参考データ
- ウェルスナビ:https://www.wealthnavi.com/performance/data
- ROBOPRO:https://note.com/folio_sec/
- THEO:https://theo.blue/performance/
- SUSTEN:https://susten.jp/fund
- 楽ラップ:https://wrap.rakuten-sec.co.jp/operation/commentary/
- ON COMPASS:https://www.monex-am.co.jp/fund/oncompass/
- らくらく投資:https://www.rakuten-sec.co.jp/raku2-inv/
- SBIラップ:https://go.sbisec.co.jp/prd/swrap/swrap_report.html
コロナショック時の下落率 | |
---|---|
ロボアドバイザー名 | 2020年2月末〜3月末の下落率 |
ROBOPRO | -5.61% |
ウェルスナビ | -18.82% |
THEO | -8.29% |
楽ラップ | -15%程度 |
ON COMPASS | -15%程度 |



実績比較の結果から、ROBOPROは下落抑制力が高く、過去の運用パフォーマンスも良好であることがわかります。
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2. AI投資ROBOPROに5年投資した実績(利回り)をブログで公開
実際に私がROBOPROに投資してみた運用実績を公開。
ROBOPROに5年投資してみた運用実績(2025年9月4日更新)
私はROBOPROを2020年1月16日から最低投資金額10万円で投資を開始。
<私の現在の運用実績>


5年以上の運用期間を経て、現在の状況は以下の通り。
- 投資元本: 73万円
- 積立金額:毎月1万円積立(現在は停止中)
- 評価額: 約114万円
- リターン: +41万円以上 (+56.7%)
現在の資産配分(投資銘柄一覧)を表示する


<私の過去の実績推移表>
2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1月末 | 47.6% | 26.8% | 18.05% | 15.60% | 9.04% | -1.18% |
2月末 | 43.4% | 29.9% | 17.80% | 16.23% | 9.79% | -2.87% |
3月末 | 44.0% | 33.7% | 18.4% | 22.67% | 13.28% | -7.79% |
4月末 | 41.3% | 36.5% | 20.6% | 21.69% | 17.34% | -3.33% |
5月末 | 44.8% | 37.4% | 21.2% | 18.17% | 20.15% | -0.06% |
6月末 | 48.8% | 40.9% | 25.4% | 17.41% | 17.65% | 0.66% |
7月末 | 55.0% | 40.3% | 25.8% | 22.54% | 16.92% | 3.90% |
8月末 | 55.7% | 36.0% | 26.7% | 20.4% | 17.00% | 2.99% |
9月末 | 運用中 | 36.5% | 23.9% | 16.9% | 14.13% | 1.43% |
10月末 | 47.1% | 24.4% | 24.1% | 19.52% | 1.24% | |
11月末 | 44.5% | 28.3% | 20.5% | 16.64% | 2.38% | |
12月末 | 44.6% | 24.4% | 13.3% | 16.75% | 5.15% | |
年率リターン | 20.2% | 11.1% | -3.45% | 11.6% | 5.15% |
- 最初の5ヶ月間だけマイナス
- 5ヶ月目以降は一切元本割れすることなく安定した運用



私のポートフォリオでは、コロナショックや2024年8月の日本株急落の局面で、ROBOPROは他商品に比べて下落幅が相対的に小さい傾向がありました
加えて、中長期で見た運用パフォーマンスも良好です。
このため、ROBOPROは心理的な負担を抑えつつ、利益を安定的に積み上げやすい点が魅力だと感じています。
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3. ROBOPROはどう活用すべき?直近の資産配分から考察
ROBOPROを活用した併用投資アプローチ
S&P500・オルカン(全世界株)・一般的なロボアド(例:ウェルスナビ)とROBOPROを併用すると、より安定的な資産運用を期待できる可能性があります。
根拠は、運用方針の違いによって、値動きの相関を下げやすい点にあります。
2025年9月のROBOPROの投資配分と運用方針


現在のROBOPROは、米国株式を増やしつつハイイールド債券と金へのシフトで攻守のバランスをとった資産配分。
資産 | ROBOPRO | 一般的なロボアド ※ウェルスナビリスク許容度5の場合 | オルカン | S&P500 |
---|---|---|---|---|
米国株 | 48.0% | 39.0% | 100% | 100% |
日欧株 | 0.7% | 33.9% | 0% | |
新興株 | 0.6% | 12.1% | 0% | |
債券 | 16.3% | 5.0% | 0% | 0% |
金 | 15.3% | 5.0% | 0% | 0% |
不動産 | 18.8% | 5.0% | 0% | 0% |
ROBOPROの直近6ヶ月の投資配分の推移を見る


市況の変化に合わせるために、ROBOPROは投資配分の変更を基本的に月一回行っています。これによって、今の相場に最適なポートフォリオ(投資配分)に更新されます。
併用アプローチの期待効果
局面 | ROBOPRO | S&P500・オルカン・一般的なロボアド(株式比率高めの場合)など |
---|---|---|
景気が強い局面 | 上昇の波に乗る傾向 | リスク資産を増やし上昇の波に大きく乗る傾向 | リスク資産比率が高いので
景気が弱い局面 | リスクを抑制する傾向 | ディフェンシブ資産を増やしディフェンシブ資産が少ないため 下げ幅が大きくなる傾向 |
併用することで、下落時の不安を和らげつつ、上昇の恩恵も受け取りやすくなる可能性があります。
理想的な資産運用に対する考え方
安定的な資産形成を期待するための理想的な資産運用は下記と考えています。
- 景気が強い局面
→株式・不動産などリスク資産を増やし、上昇の波に乗る。 - 景気が弱い局面
→債券・金といったディフェンシブ資産を増やし、下落幅を緩和。
そのため、株式市場がいつも好調でないことを考慮し、株式中心の商品(S&P500/オルカン/一般的ロボアド)に、異なるアプローチの「ROBOPRO」を併用することで、
- 下落局面でも資産の目減りを抑えつつ、
- 上昇局面では取りこぼしを減らして、
→ より安定的に資産を積み上げる設計に近づける可能性があります。
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4. 経験からわかったROBOPROはどう始めたらいい?
投資経験を元にROBOPROを運用開始する際のポイントを解説します。
- 積立投資は“必須ではない”、始める時期も“こだわらなくてよい”
- 少額で試して、まずは約1年程度観察する
ポイント1:積立投資は“必須ではない”、始める時期も“こだわらなくてよい”
ROBOPROでは、積立投資をしなくても運用は可能と考えています。
理由は、ROBOPROが相場環境に応じて資産配分を機動的に切り替える設計だからです。
- 景気が良さそうな局面 → 株式・不動産などのリスク資産を増やす
- 景気が悪化しそうな局面 → 債券・金などのディフェンシブ資産を増やす
このように配分を調整することで、どの局面に対しても最適な運用を目指すのがROBOPROの強みです。
一方、積立投資(ドルコスト平均法)の強みは、相場下落時に同じ金額でより多くの口数を買える点にあります。安く買えた分が後の上昇局面で効いて、長期のリターン改善に寄与しやすくなります。


(引用:金融庁)
ROBOPROは定期的な資産配分の見直しにより、相対的に割安な資産の比率が高まる場面が生まれやすく、結果として「安く仕込み、高く持つ」動きに近づくことがあります。
したがって、積立は“必須条件”ではないと考えています。
また、配分がダイナミックに変わるため、開始時期による影響も相対的に小さくなりやすく、極端に「いつ始めるか」に神経質になる必要は薄いと考えます。



とはいえ、積立投資が向いている方もいます。
・毎月一定額でコツコツ増やしたい
・高値掴み(タイミング)リスクをならしたい
・長期でより値動きを穏やかにしたい
これらに当てはまる場合は、積立投資を併用する選択が有効です。
ポイント2:少額で試して、まずは約1年程度観察する
ロボプロは少額から始めて、実際の値動きやご自身との相性を確認するのが失敗しにくいです。
まとまった資金がある場合でも、最初から大きく入れずに小さく始める→様子見→段階的に増やす流れがおすすめです。(一括投資、積立投資にこだわる必要性が低い金融商品であるため)
ロボプロは、相場環境に応じたダイナミックな資産配分でコツコツと実績を積み上げるタイプです。明確な上昇局面・下落局面をひととおり経験してはじめて特性が見えやすくなるため、少なくとも約1年程度運用しないと強みがわかりにくい可能性があります。



例えば、2020年のコロナショック時はダイナミックな資産配分の変更を行い、大きな下落を回避しています。
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5. やってわかったROBOPROの魅力!他のロボアドの不満を解消!
ROBOPROを始める前は不安でしたが運用してみると、ROBOPROの強みがわかりました。
- どんな相場に対しても好パフォーマンスの運用ができるように、投資銘柄の資産配分を定期的に臨機応変に変える
ROBOPROの良さがが発揮された時期を2例ご紹介します。
(1)コロナショックによる下落を予測!下落に対する不安感を軽減
2020年1月にROBOPROの運用を始めていきなりコロナショックに直面。
私はROBOPROの他に、ウェルスナビなど一般的なロボアドバイザーにも投資しており、日々更新される運用実績の下落に不安になりました。
そこで、ROBOPROが他のロボアドバイザーより下落幅が小さいことに気づきました。
実は、ROBOPROは下落から資産を守るため、コロナショック前に資産配分(ポートフォリオ)をダイナミックにデフェンス型に変更していました。


投資商品 | コロナショック時の下落幅 |
---|---|
ROBOPRO | -16.03% |
米国株(S&P500など) | -32.12% |
一般的なロボアドバイザー | -25.4% |
S&P500とは?
ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出されるアメリカの代表的な株価指数。資産形成の手段としてよく推奨される株価指数。主な銘柄例として、米国の株価指数S&P500に連動する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」があります。
一般的なロボアドバイザーとは?
比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBOPROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアドバイザー」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第3位以下を切り捨てています。
(引用:ROBOPRO公式サイト)



私が他に投資している金融商品はマイナス20%以上になりましたが、ロボプロは下落幅が小さく心理的な安心感に繋がったため、併用投資をしておいて良かったなと思いました。
コロナショック後の上昇局面を予測して、他のロボアドに対する不満を解消
他のロボアドバイザーにも投資をしていますが「どれも同じ頻度で同じ資産配分(銘柄)にしか積立投資しない点」に不満がありました。



例えば、相場が上昇トレンドの時、もっと米国株式の比率が高かったら運用成績も上がるのにと思うこともありました。
一方で、ROBOPROは2021年の本格的な上昇相場入りを事前にAIが予測。米国債・新興国債の保有比率を減らし、株式中心の投資配分に変更し、結果として好パフォーマンスを実現しました。


私の運用実績も、2021年1月末には9.04%の利回りだったのが、2021年5月末には20.15%となりました。



下記は、当時のROBOPROのポートフォリオ(2022年2月23日)。新興国株の比率が高くなっているのがわかります。


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6. ROBOPROを運用している方の実績口コミ一覧
ROBOPROで資産運用している方で実績を公開している方を集めてみましたのでご覧ください。
まとめると、
- 長期で資産運用をしている方は高い運用実績
- 比較的短期(数ヶ月)でもある程度のリターンを見込める
ことがわかります。
また戻ってきたー。
— こえだ_BESTY🐩🐉 (@wannagotoaz) October 6, 2024
最近日本株が下がってたけど、フォリオは日本株入ってないから安心していられた
🍀
毎月のリバランス有難い。
今後もよろしくお願いします🙇♀️#ロボプロ#robopro pic.twitter.com/zPKSht6Fzj
ROBOPRO(ロボプロ)をやってみた実績まとめ
ROBOPROの実績について解説しました。
ROBOPROの運用実績は好パフォーマンスとなっております。
ROBOPROを始めた後は1年程度は様子を見てみることをオススメしています。
当記事が参考になれば幸いです。
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