株式会社FOLIOが提供するAI投資ROBOPRO(ロボプロ)は、お金を預けるだけで、あとはおまかせで資産運用してくれるお任せ投資(ロボアドバイザー)サービスのうちの1つ。
数あるロボアドバイザーの中でも、ROBOPROはAI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を市場に合わせて最適化させることで常に好パフォーマンスの運用が期待できるのが特徴。
しかし、下記のような不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
- 本当に利益は出ているの?
- 過去の実績はどうなの?
- どうすれば今後も利益を出せるの?
- もし、マイナスになったらどうする?
この記事では、2020年1月16日に10万円から開始したROBOPROの運用実績を嘘偽りなく全て公開します。ちなみに、私はROBOPROのサービス提供開始の翌日(2020年1月16日)から投資をしています。そのため、当記事では最古参の運用実績を閲覧できます。
そして、実際に体験したROBOPROの凄かった点ご紹介し、ROBOPROをどのような考えで運用すれば利益を増やしやすいのかを実体験を踏まえてご説明します。
最後にはROBOPRO運用中の注意点も解説しています。
ぜひ、参考にしてください。
公式サイトによると、ロボプロは過去最大の日経平均下落幅となった2024年夏の下落局面において、下落を抑制し、その後の反転によるリターンも確保する運用を実現しました。
マーケットを適切に見通し、不動産や金を多く保有していたことで下落を抑制しリターンを確保することができました。
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1. 【2024年9月更新】AI投資ROBOPRO(ロボプロ)に4年投資した運用実績(利回り)を公開
ROBOPROに4年投資してみた運用実績(2024年9月3日更新)
私はROBOPROサービス提供開始の翌日(2020年1月16日)から最低投資金額の10万円で投資を始めました。
その後、積立機能が実装されたので、2021年6月から毎月1万円をコツコツと積立投資をしていきました。
現在の投資元本(64万円)に対する運用実績は、+37.4%(23万円以上の利益)です。
<私の現在の運用実績>
現在の資産配分(投資銘柄一覧)を表示する
<私の過去の実績推移表>
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | |
---|---|---|---|---|---|
1月末 | 26.8% | 18.05% | 15.60% | 9.04% | -1.18% |
2月末 | 29.9% | 17.80% | 16.23% | 9.79% | -2.87% |
3月末 | 33.7% | 18.4% | 22.67% | 13.28% | -7.79% |
4月末 | 36.5% | 20.6% | 21.69% | 17.34% | -3.33% |
5月末 | 37.4% | 21.2% | 18.17% | 20.15% | -0.06% |
6月末 | 40.9% | 25.4% | 17.41% | 17.65% | 0.66% |
7月末 | 40.3% | 25.8% | 22.54% | 16.92% | 3.90% |
8月末 | 36.0% | 26.7% | 20.4% | 17.00% | 2.99% |
9月末 | 運用中 | 23.9% | 16.9% | 14.13% | 1.43% |
10月末 | 24.4% | 24.1% | 19.52% | 1.24% | |
11月末 | 28.3% | 20.5% | 16.64% | 2.38% | |
12月末 | 24.4% | 13.3% | 16.75% | 5.15% |
- 最初の5ヶ月間だけマイナス
- 5ヶ月目以降は一切元本割れすることなく常に安定した運用
- 結果的に年率平均利回り約10%
私は年率4%以上の利回りを期待してROBOPROに投資しているので、期待通りの運用成果です。
AI投資と聞いて不安がありましたが、かなり安定的に利益を出してくれます。
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2. やったみた感想!相場への不安と他のロボアドへの不満を解消!
ROBOPROを始める前は本当にAIで大丈夫かと不安でしたがm運用してみると、ROBOPRO独自のメリットがわかりました。
- どんな相場に対しても好パフォーマンスの運用ができるように、
- 投資銘柄の資産配分を臨機応変に変えている
ROBOPROの良さがが発揮された時期を私の経験も踏まえてご紹介します。
コロナショックによる下落を予測して不安を解消
2020年1月にROBOPROの運用を始めて、いきなり大きな出来事が起こります。
コロナショックです。私はROBOPROの他にもウェルスナビなど一般的なロボアドバイザーにも投資しており、日々更新される運用実績の下落に心配になりました。
ROBOPROの運用実績も下がり始め、まだ下がるのではないかと不安になりました。
するとこの時ROBOPROが他のロボアドバイザーより下落幅が小さいことに気づきました。
後で知ったのですが、ROBOPROは、コロナショックによる下落リスクから資産を守るため、コロナショック前に資産配分(ポートフォリオ)をダイナミックにデフェンス型に変更していました。
投資商品 | コロナ時の最大下落幅 |
---|---|
ROBOPRO | -16.03% |
米国株(S&P500など) | -32.12% |
一般的なロボアドバイザー | -25.4% |
S&P500とは?
ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出されるアメリカの代表的な株価指数。資産形成の手段としてよく推奨される株価指数。主な銘柄例として、米国の株価指数S&P500に連動する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」があります。
一般的なロボアドバイザーとは?
比較対象としている「一般的なロボアドバイザー」とは、一般的な運用アルゴリズムでROBOPROと同じETFを運用した結果を算出したものです。一般的な運用アルゴリズムとして、ノーベル賞を受賞した理論に基づいており、金融機関においても広く使われている平均分散法を採用しています。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出しており、リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。なお、「一般的なロボアドバイザー」のシミュレーションにおいても、運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。少数第3位以下を切り捨てています。
(引用:ROBOPRO公式サイト)
私もコロナショック時はマイナスが出ましたが、他のロボアドバイザーと比べて低いマイナス幅となりました。
このようにROBOPROには、事前に相場の状況を予測して、下落が起きそうなら、それに合わせた資産配分に事前に変更してくれることがわかりました。
コロナショック後の上昇局面を予測して、他のロボアドに対する不満を解消
そもそも私は、他のロボアドバイザーにも投資をしていますが、不満を持っていました。
それは、どのロボアドバイザーも、同じ頻度で同じ資産配分(銘柄)にしか積立投資しない点です。
例えば、相場が上昇トレンドの時、もっとこの新興国株式の比率が高かったら運用成績も上がるかもと思うことがありました。
ですが、自分で銘柄を組み替えながら運用する自信はありません。
そんな不満を抱えていた時、ROBOPROでは、2021年の本格的な上昇相場入りを事前にAIが予測し、米国債・新興国債の保有比率を減らし、株式中心の投資配分に変更し、結果として大きなリターンを獲得した出来事が起こりました。
私の運用実績も、2021年1月末には9.04%の利回りだったのが、2021年5月末には20.15%とたったの4ヶ月で脅威的な上昇となりました。
下記は、当時の私の運用中のポートフォリオ(2022年2月23日)です。新興国株の比率が高くなっていることがわかりますね。
つまり、ROBOPROは、私が他のロボアドバイザーに抱いていた不満を解消してくれる投資サービスでもあったのです。
他のロボアドバイザーのように黙々と同じ銘柄だけに積立投資するのではなく、相場が上昇トレンドの時には、ちゃんと利益に上がりそうな資産配分に自動で組み替えてくれました。
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3. 公式の運用実績!他のロボアドバイザーとの実力差は?
ROBOPROには公式が発表している運用実績もあります。さらに一般的なロボアドバイザーとの比較も掲載しています。
ROBOPRO利用者の90%以上の方が利回りプラス!
ROBOPRO公式サイトが公開しているデータによると、
- 3ヶ月以内の利用者でも、多くがプラスの運用成績
- 3年以上利用している利用者の90%以上がプラスの運用成績
- 3年以上運用を続けている利用者の半数弱が30%以上プラスの運用成績
- 中には100%以上のプラス運用成績の方もいる
(2023年8月末時点)
つまり、ROBOPROを3年以上利用しているほとんどの方が大きく儲かっており、短期でも儲かっている方が沢山いることがわかります。
【実績No.1】金融庁公表!2022年末までのロボアドバイザー実績比較
金融庁による公表によれば、ROBOPROは2022年末までの過去3年間のロボアドバイザーの運用実績において、第1位の成績を収めました。
この根拠となるのはシャープレシオと呼ばれる投資効率を測る際に使われる数値にあります。
シャープレシオとは?
運用実績に影響するリターンの効率性は、リスクに対するリターンのバランスを示す指標として、シャープレシオが使われます。
シャープレシオは、簡単に言えば「リスクを取って得られたリターンの割合」を表しています。
投資では低リスク高リターンの運用が理想的です。このような理想的な運用ほどシャープレシオが高いと言えます。
ROBOPROのシャープレシオは0.851(2019年〜2022年末)となりました。これは他のロボアドバイザーと比較しても最も高い数値でした。
結論、ROBOPROはリスク(値動きの大きさ)を最小限に抑えつつ、高いリターンを実現することができていると言えます。
また、2023年9月末までの最新の運用報告においてでも、他のロボアドバイザーと比較してシャープレシオが最も高いことが公表されており、これらを背景に、ROBOPROは金融庁から評価されました。
出典およびグラフについて
出典:金融庁公表「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の別添「2022年末(4)ファンドラップ関連」本グラフは将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。
(引用:ROBOPRO公式サイト)
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4. ROBOPROを使った運用活用例
ROBOPROを活用した併用投資アプローチ
好パフォーマンスのROBOPROですが、現在の運用分析を元にした投資アプローチをご紹介します。
ROBOPROを人気銘柄S&P500やオルカン(全世界株式)、一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビ、THEO等)などと併用することで、安定的な資産運用を期待できる可能性があります。
実際に筆者もこれを期待して併用投資を行っており、ROBOPROを続けている理由です。
この根拠は、S&P500やオルカン、一般的なロボアドバイザーが株式中心の資産配分を提供している中、ROBOPROは全く別の運用方針をとっている点にあります。
ROBOPROの2024年9月の資産配分と運用方針
今月のROBOPROの資産配分は、「米国株式、債券、不動産、金」のみに投資した資産配分となっています。
債券と金を計5割程度保有し警戒感を高めながらも、米国の金利見通しや各資産の価格変動を考慮し、割安傾向の米国株式と不動産の反発に期待している。
ROBOPRO | 一般的なロボアド ※ウェルスナビリスク許容度5の場合 | オルカン | S&P500 | |
---|---|---|---|---|
米国株 | 36.5% | 39.0% | 100% | 100% |
日欧株 | 0% | 33.9% | 0% | |
新興株 | 0% | 12.1% | 0% | |
債券 | 23.0% | 5.0% | 0% | 0% |
金 | 28.2% | 5.0% | 0% | 0% |
不動産 | 12.1% | 5.0% | 0% | 0% |
ROBOPROの直近6ヶ月の投資配分の推移を見る
市況の変化に合わせるために、ROBOPROは投資配分の変更を基本的に月一回行っています。これによって、今の相場に最適なポートフォリオ(投資配分)に更新されます。
理想的な資産運用に対する考え方
安定的に資産形成をするために理想的な資産運用は下記と考えています。
- 景気が悪い場合、リスクの低い資産(債券・金)を増やし資産の下落を抑制する
- 好景気の場合、リスクの高い資産(株・不動産)を増やししっかり上昇の波に乗る
そのため、株式市場がいつも好調でないことを考慮し、S&P500やオルカン、一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビ等)など株式中心の金融商品と、それとは異なった運用アプローチを行う「ROBOPRO」を併用することで
- 下落局面で資産の下落を抑制しつつ、
- 上昇局面でも好リターンを期待でき、
- 結果として、安定的な資産運用ができる
可能性があると考えます。
5. 経験からわかったROBOPROはどう始めたらいい?
実際の投資経験を元にROBOPROの運用ポイントを解説します。
- 積立投資は必須ではない
- とりあえず1年くらいは様子をみてみよう
ポイント1:積立投資は必須ではない
ざっくりまとめると、個人的にはROBOPROにおいて積立投資は必須ではないと考えています。
なぜなら、積立投資を行わなくても、資産配分を相場に合わせて組み替えることで、安定的な資産運用を期待できるからです。
私は積立投資をしていますが、実際は積立投資をしていたより、一括でまとめて投資をした方が運用実績は好調でした。
ただし、今後も好調かどうかはAIの予測次第でもありますし、毎月のお金のやりくりがしやすく、かつ高値掴みリスクを軽減させる効果がある積立投資は十分にオススメできる運用手法です。
ポイント2:とりあえず1年くらいは様子をみてみよう
ROBOPROで投資をしていると、あまり他のロボアドバイザーサービスとの違いが見られないこともあると思います。基本的には1年程度の運用をオススメしています。
なぜなら、ROBOPROは顕著な下落局面や上昇局面でダイナミックな資産配分の変更を行うことで大きな効力を発揮するロボアドバイザーだからです。
例えば、私の場合、2020年はボチボチな運用実績でしたが、2021年度は上昇トレンドに大きく乗ったことで、大きな運用実績出すことに成功(2021年1月末9.04%→2021年5月末には20.15%)しました。
このようにトレンド相場の波が来なければ、それほど大きな運用実績の変動は見られないために、まずは1年程度様子を見てみることをオススメします。
様子見と言う側面では、最初はできるだけ少額からの運用が良いと思います。
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6. 他のブログや世間のROBOPROの実績一覧
最後に、ブロガーさんやROBOPROで資産運用している方で実績を公開している方をたっぷり集めてみましたのでご覧ください。
まとめると、
- 長期で資産運用をしている方は高い運用実績
- 比較的短期(数ヶ月)でもある程度のリターンを見込める
ことがわかりました。
フォリオ ロボプロ
+22,108円#FOLIO#ROBOPRO #ロボアド投資 pic.twitter.com/dmDa0mgoQ5
— ピンうさ@投資1年目 (@pin_usa1380) August 10, 2023
8/11#ロボプロ 253日目⤴️
資産残高 528,518円 (元本 50万)
評価損益 + 28,302円 (+ 5.7%)
前日比 + 2,798円#フォリオ #AI投資 #SBIラップ #ウェルスナビ#ロボアド #THEO #投信工房 pic.twitter.com/nipdIU72q6— @謝謝台湾@ (@xiexie_taiwan) August 11, 2023
ロボプロの通算運用損益は+10.2%。😊
実は少しずつポートフォリオが変更されているようです。😆
【記事より抜粋】
☞新興国株式から米国債券へ一部シフト、金の比率は維持
☞市場全体への警戒感を持ちつつも、過度にリスクオフの姿勢はとらず、上昇局面にも一定程度対応できる余地を残す#ロボプロ pic.twitter.com/MmKsZTadeP— Jump.🐶🌹[赤薔薇が最強!] (@weiwei_10760) August 5, 2023
ROBOPRO(ロボプロ)をやってみた実績まとめ
ROBOPROの実績について解説してきました。
ROBOPROの運用実績はこちらの記事で解説したように現在好調となっております。
また、ROBOPROを始めた後、1年程様子を見てみることをオススメしています。
ROBOPROをこれから始める方は、現在実施中のお得なキャンペーン情報も合わせてチェックしてみてください。
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