moomoo証券アプリは怪しい？どこの国？安全性を直接聞いてみた！

moomoo証券株式会社は、世界で2,000万人以上の投資家に利用されている米国株を中心とした銘柄分析アプリ「moomoo」を提供しています。

moomooアプリは高機能かつ誰でも無料で利用できることからリリースと同時に投資家からの高い評価を獲得。

しかし、一方で個人情報管理に対する安全性など不安の声もあります。

当記事では、不安点について直接ヒアリングした内容を踏まえながら解説します。

moomoo証券の運営会社は怪しい？

moomoo証券株式会社は、香港発の米国NASDAQ上場企業である「Futu Holdings Limited」のグループ企業です。

Futu Holdings Limitedは、アメリカ、シンガポール、オーストラリアなど世界中で投資アプリmoomooの提供を行なうグローバル企業であり、アプリのダウンロード数は2000万以上となっています。

公式サイトによるとmoomooアプリは米国で開発されたとあります。

moomooアプリは米国で開発されました。moomoo証券は、米国NASDAQ上場のグローバル企業であるFutu Holdings limited (NASDAQ:FUTU)傘下であり、安心してお取引が可能です。

moomoo証券公式サイト

日本でも同様のサービス提供を行うにあたり、ひびき証券会社（大正9年設立）を買収。2022年からmoomoo証券株式会社と社名変更を行い、高機能分析アプリmoomooのサービス提供を開始。

現在はmoomoo証券の口座開設をすることで、実際にmoomooアプリ内から取引ができるようになっています。

日本でも既に100万ダウンロードを達成(※1)しており、人気のアプリケーションです。

(※1)引用：moomooアプリ、国内100万ダウンロードを達成(PRTIMES)

日本におけるmoomooアプリの運営は日本に本店を置く独立した日本法人であるmoomoo証券株式会社が行なっています。

また、moomoo証券株式会社は金融庁から証券会社の運営に必要な「第一種金融商品取引業」、加えて「第二種金融商品取引業」「投資助言・代理業」「投資運用業」の登録をしており日本の法律下で合法的にサービスを提供しています。

第一種金融商品取引業の管轄範囲について

moomoo証券株式会社は外資企業ではありますが、日本の独立した法人であり、日本国内にて金融商品の取り扱いを行う以上日本の法律遵守が義務化されています。

特に第一種金融商品取引業はライセンス維持に厳しい条件があり、法令等を遵守して営業が行われているかについて、証券取引等監視委員会の検査を定期的に受ける必要があります。

これには個人情報の取り扱いについても含まれており、仮に重大な法令違反等が発覚した場合は、金融庁より業務停止等の行政処分が下される可能性があります。

moomooの安全性について聞いてみた

moomooの安全性やセキュリティについて直接伺ったご意見をご紹介します。

安全性について

-代表取締役社長　伊澤 フランシスコ氏-

アプリ自体は無料でダウンロードができる点などから、逆に心配になる方もいらっしゃるかと思いますが、まず1つだけご理解していただきたい点があります。

我々は日本法人(moomoo証券株式会社)が運営する金融商品取引業者ですので、金融庁の管轄下にあり、日本の法令を全て遵守しています。

サイバーセキュリティから、個人情報の取り扱いまで厳しく金融庁から監督されていますので、日本のお客様のデータや今後は取引口座の情報まで、これを守っていくという義務が我々にはあります。

マネとも独自取材

情報漏洩対策について

-代表取締役社長　伊澤 フランシスコ氏-

日本のお客様から取得する個人情報は、全て暗号化された上で日本にあるデータサーバー内で管理しています。つまり、グループ会社を含む「第三者」がデータを参照できないようになっています。

これは金融庁にもすでにどのように情報を管理しているのかを届出しています。

また、日本法人の第三者機関からシステム監査も毎年必ず受けており、情報の安全性を第三者機関からしっかり確約してもらう形をとっています。

マネとも独自取材

まとめ

moomoo証券株式会社は日本の独立した法人である以上、金融庁から厳しく監督されており、セキュリティと個人情報の管理を厳重に行う義務があります。

個人情報は暗号化され、日本国内の独立したデータサーバーで管理。第三者のアクセスは遮断されています。

以上の結果から、moomoo証券株式会社(moomooアプリを含む)はサイバーセキュリティや個人情報の保護に最大限の注意を払っていることが推測されます。