楽ラップとウェルスナビ比較!どっちがおすすめか両方併用投資して検証

「WealthNavi(ウェルスナビ)」や「楽ラップ」など、投資のアドバイスや運用自体を自動で行ってくれるサービス、ロボアドバイザー。

比較的少額からほったらかしで将来のための資産運用を始めることができるため、投資初心者や投資に時間を割けない方から人気です。

しかし、「WealthNavi」と「楽ラップ」は何が違うのか気になります。

これを踏まえて、下記で選ぶと失敗しにくいと考えます。

おすすめの選び方

この記事では、なぜこう言えるのかについて両方に投資している私が、

  • 両サービスの特徴と比較
  • どちらのサービスがあなたに適しているのか
  • それでも迷った際のオススメの投資方法

を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

目次

当記事は投資に関連する一般的な情報提供を目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品の最新情報は公式サイトにて必ずご確認ください。投資される際はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いいたします。

1. ウェルスナビ・楽ラップとは【基本情報】

前提として、どちらのロボアドバイザーも運用アプローチが似ていることを理解しましょう。

具体的には、どちらも自分がどれくらいのリスクなら許容できるか(リスク許容度)を診断し、それに合わせた資産運用を行うことを目的としています。

ウェルスナビのリスク許容度診断の様子
楽ラップのリスク許容度診断の様子

なぜリスク許容度が重要かと言いますと、そもそも個々人によってライフスタイルや年齢、職業、資産額によって、許容できる損失リスクが異なからです。

マネとも中の人

リスク許容度を超えた運用を行うと、想定以上の損失が発生した際に資産運用を継続することがしんどくなり、売却してしまう可能性があります。

このような失敗を防ぐために、リスク許容度に合わせて資産運用を行うことが大事と言われています。

そのため、それぞれのロボアドバイザーでは最初に簡単な診断を行いリスク許容度の値を測定そのリスク許容度の範囲内で最も効率の良い資産運用をおこなうという運用方針です。

マネとも中の人

この前提を踏まえた上で、両者のサービス概要を簡単にご説明していきますね。

ウェルスナビとは

ウェルスナビのメインビジュアル
ウェルスナビの特徴まとめ
  • 投資知識ゼロでも安心!すべて”おまかせ”の全自動運用
  • あなたに最適なリスクで、安定的なリターンを期待できる
  • 大手金融グループならではの「安心感
  • 長期運用での確かな運用実績
  • 利用者数・預かり資産でロボアドバイザー業界No.1(※)
  • 新しいNISA制度(つみたて/成長投資枠)に完全対応
  • 【実例】マネとも中の人も7年以上継続で積立投資!+78%超の運用実績(2025年3月時点)

ウェルスナビでは、面倒な運用方針の決定、銘柄選び、売買、メンテナンスは全て自動。無料の診断に基づき、一人ひとりの目標やリスク許容度に合った運用プランを提案してくれます。

このため、忙しい方でも、時間をかけずに本格的な国際分散投資が始められます。

また、三菱UFJ銀行を擁するMUFGグループの一員であり、信頼性の高い経営基盤を持っています。

実績も好調であり、運用期間2年以上の利用者の95%がプラスのリターンを達成しています。(2024年12月末時点データ)

預かり資産残高は1.4兆円(2025年1月時点)・運用者数39万人以上(2024年3月時点)であり、多くの人に選ばれ、支持されている実績は、サービスへの信頼の証と言えます。

新しいNISA制度にも対応しているため、非課税(利益に対する税金課税なし)メリットを最大限に活かしながら、”おまかせ”で資産形成が可能です。

※ 一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)

マネとも中の人

私自身も運用しており、実際に長期積立投資を続けることで、良好な成果(+78.36% / 2025年3月1日時点)を得られています。

個人の実績であり、将来を示唆・保証するものではありません

ウェルスナビの概要
企業名ウェルスナビ株式会社
親会社株式会社三菱UFJ銀行
サービス開始日2016/7
投資するファンド約8種類
手数料
課税口座:年率1.1%
※現金部分を除く、税込
NISA口座:年率0.693〜0.733%
現金部分を除く、税込
※リスク許容度により変動
※自動積立機能の利用必要
投資商品の保有コスト年率0.08〜0.13%
(ETFの信託報酬)
手数料割引
あり
50万円~200万円未満:6か月毎に0.01%(年率)
200万円以上 :6か月毎に0.02%(年率)
最低投資金額1万円
最低積立金額1万円〜
入金手数料無料
※クイック入金対応銀行の場合
出金手数料無料
確定申告の有無不要
※源泉徴収ありの特定口座・NISA口座の場合
スマホアプリあり(iOS/Android)
2025年3月確認

楽ラップとは

楽ラップ は、楽天証券が提供するおまかせ投資サービス(ロボアドバイザー)です。

楽ラップの特徴
  • 投資に関する知識不要安定的な資産運用をおまかせできる
  • 楽天証券の口座を開設していたらすぐに始められる
  • 為替ヘッジを行っているため、円高時に対一般的なロボアドバイザー比でパフォーマンスが良好になる傾向がある
  • 下落を抑制する機能(DRC:下落ショック軽減機能)がある
    (※)DRCがない運用コースもあります。
  • 手数料コースを2パターンから選べる

最低投資金額が1万円に設定されているため、少額で気軽に投資を始められるのもメリットです。

楽ラップの概要
運営会社楽天証券株式会社
運用可能金額1万円〜
運用手数料①年率0.715%+信託報酬
②年率0.605%+成果報酬5.5%+信託報酬
自動積立金額最低1万円〜以後1円単位で変更可能
NISA対応×
確定申告不要
※源泉徴収ありの特定口座の場合
2025年3月確認

2. 【2025年3月更新】ウェルスナビと楽ラップの運用実績を比較

公式サイト掲載の運用実績データを比較するとウェルスナビの方が好リターンな傾向にあります。

ロボアドバイザー全10社の実績比較表を表示する(2025年1月末時点)
スクロールできます
サービス名
※サービス開始順
過去6ヶ月過去1年過去3年過去5年サービス開始
ウェルスナビ3.5%〜7.2%12.0%〜20.7%35.0%〜58.8%58.7%〜102.1%85.2%〜184.6%
※2016年1月19日〜
THEO5.11%〜8.33%11.33%〜20.45%30.53%〜49.61%39.69%〜74.04%52.46%〜113.29%
※2016年3月〜
ON COMPASS0.57%〜8.32%0.69%〜20.96%-1.01%〜59.65%0.58%〜100.32%-1.37%〜153.47%
※2016年6月10日〜
楽ラップ1.06%〜4.87%4.00%〜13.50%4.02%〜34.31%11.76%〜62.73%28.76%〜135.23%
※2016年7月4日〜
ROBOPRO11.45%27.68%58.39%109.25%
※2020年1月15日〜
SUSTEN-9.83%〜14.66%-2.75%〜25.52%-37.79%〜43.45%-44.31%〜69.42%
※2020年10月9日〜
Wealth Wing
※日本株への特化運用
7〜12%程度17〜20%程度60〜90%程度78.77%〜109.77%
※2020年11月末〜
らくらく投資1.7%〜7.9%3.9%〜17.8%-1.3%〜38.7%-1.2%〜45.4%
※2021年6月11日〜
SBIラップ AI投資コース9.53%24.54%42.49%
※2022年4月7日〜
SBIラップ 匠の運用コース5.36%10.48%17.89%
※2023年7月19日〜
2025年1月末時点(更新日:2025年3月1日)
備考

各公式サイトに掲載されている、ウェルスナビ運用パターン5通り、ROBOPRO運用パターン1通り、THEO運用パターン231通り、WealthWing運用パターン8通り、楽ラップ運用パターン9通り、ON CONPASS運用パターン8通り、SUSTEN運用パターン36通り、らくらく投資運用パターン5通りから最高値、最低値を引用して集計及び独自に作成。

過去の実績であり、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。下記参考データより引用して作成していますが、その完全性・正確性を保証するものではありません。当情報は、毎月初週を目処に更新しています。

加えて、弊サイトでは実際にウェルスナビと楽ラップ双方で資産運用を行っているので、その投資実績を公開します。

ウェルスナビのみ積立投資を実践しているので、単純な実績比較の参考にはなりにくいですが、実際の値動きの推移を閲覧できるため”投資後のイメージ”として参考にしてください。

【体験談】ウェルスナビ運用7年目のリアルな実績(2025年3月1日時点)

私自身のウェルスナビでの運用経験を共有します。

2017年11月に初期投資10万円でスタートし、その後は毎月1万円(最初のうちは毎月2万円)をコツコツと積み立ててきました。

<私の現在の運用実績>

運用パフォーマンス78.36%

7年以上の運用期間を経て、現在の状況は以下の通りです。

  • 投資元本: 118万円
  • 評価額: 約210万円
  • リターン: +92万円以上 (+78.36%)
マネとも中の人

幸いなことに、投資元本に対して大きな利益が出ています。

年率に換算すると、平均約12%のリターンで推移している計算になります。

現在の資産配分(投資銘柄一覧)を表示する
資産全体の内訳 米国株・日欧株・新興国株・債券・金・不動産・現金

<私の過去の実績推移表>

スクロールできます
2025年度2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度
1月末83.29%56.74%34.57%34.56%18.04%8.50%-2.96%3.13%
2月末76.55%65.12%35.70%32.21%21.70%0.17%1.07%-0.06%
3月末運用中71.41%34.76%38.81%28.40%-12.16%1.10%-3.96%
4月末74.02%39.41%41.54%31.24%-4.62%4.21%0.01%
5月末77.96%40.13%35.74%34.19%-0.64%-3.14%0.01%
6月末82.18%49.18%33.65%34.85%2.21%1.55%-0.01%
7月末76.03%52.98%36.46%33.62%5.18%1.76%2.78%
8月末72.76%51.32%35.83%35.83%9.93%-1.11%2.78%
9月末72.40%47.80%28.48%31.77%6.08%1.18%3.21%
10月末81.50%45.45%37.11%39.69%3.30%5.11%-4.60%
11月末79.85%52.66%39.68%36.31%13.10%6.71%-1.62%1.29%
12月末80.50%52.61%26.93%40.44%16.89%8.26%-9.60%2.91%
年率リターン27.89%25.68%-13.51%23.55%8.63%17.86%-12.51%

当情報は個人的な運用成果であり、運用コースごと(ウェルスナビには5通りの運用コースがあります)に運用成果が変わります。また、過去の実績であり将来の運用成果を保証するものではありません。

私の実績推移のポイント

もちろん、常に順調だったわけではありません。

私の実績推移まとめ
  • 運用開始から最初の3年間では、月末時点で評価額がマイナス(含み損)になった月が12回
  • 用3年目以降は一度も元本割れ(投資額を下回ること)は発生していない
マネとも中の人

運用初期には一時的な価格の下落も経験しましたが、長期で「続けること」で、結果的に大きな失敗や大損をすることなく、良好なパフォーマンスを得られています。

運用コースについて

私はウェルスナビの無料診断の結果、「リスク許容度5」という最も積極的な運用コースを選択しています。

これは、ある程度のリスクを取りながら高いリターンを目指す方針です。

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※サービス内容やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。

楽ラップに3年投資してみた運用実績(2025年3月7日更新)

私は2021年9月に楽ラップに1万円を投資を始めました。積立投資はしていません。

現在、投資元本1万円に対する運用パフォーマンスは+1.98%です。

<私の現在の運用実績>

運用パフォーマンス1.98% 資産全体の内訳:国内株式・外国株式・国内債券・外国債券・REIT(リート)・その他・現金等

<私の過去の実績推移表>

スクロールできます
2025年度2024年度2023年度2022年度2021年度
1月末3.72%-2.25%-6.50%-2.27%
2月末1.98%データ不足-7.85%データ不足
3月末運用中1.11%-6.47%-2.22%
4月末-0.35%-6.02%-3.67%
5月末0.57%-4.46%データ不足
6月末2.83%-12.7%データ不足
7月末-0.45%-4.67%データ不足
8月末2.24%-4.56%-4.99%
9月末3.12%-6.63%データ不足-0.99%
10月末3.58%-7.40%データ不足0.85%
11月末3.49%-4.48%-6.77%データ不足
12月末3.68%-3.23%-8.59%1.59%

※情報を収集できていなかった時期は「データ不足」と記載しています。

私の実績推移まとめ
  • 運用開始から3年程度マイナスが続いていた
    不調の大きな要因は円安
  • 2024年4月になってプラスの成績に戻った
  • 直近1年間の運用パフォーマンスは年率9%程度(2024年10月現在)

当情報は個人的な運用成果であり、運用コースごと(楽ラップには9通りの運用コースがあります)に運用成果が変わります。また、過去の実績であり将来の運用成果を保証するものではありません。

マネとも中の人

楽ラップが不調な理由は円安の影響を受けているからです。

楽ラップは為替ヘッジを行っています。今後、円高になることがあれば楽ラップの強みが生きてくる可能性があります。

為替ヘッジとは

為替の影響を加味して、資産の円とドルなどの外貨の運用比率を調整する運用手法。円高になっても資産の減りが少なくなる傾向があるが、円安の場合相対的に目減りしてしまう傾向にある。

楽ラップの投資対象銘柄を表示する
  • ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
  • たわらノーロード 国内株式<ラップ専用>
  • ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープ
  • たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジなし) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり
  • たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジあり) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
  • たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け>
  • たわらノーロード 新興国株式<ラップ専用>
  • ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
  • たわらノーロード 国内債券<ラップ専用>
  • ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
  • たわらノーロード 外国債券(為替ヘッジなし) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2
  • ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン (為替ヘッジあり)
  • ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン (為替ヘッジあり)
  • 楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ) ファンド(ラップ向け)
  • 楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ) ファンド(ラップ向け)
  • 楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ あり)ファンド(ラップ向け)
  • たわらノーロード 外国債券(為替ヘッジあり) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
  • たわらノーロード <ラップ専用> たわらノーロード たわらノーロード たわらノーロード
  • たわらノーロード 新興国現地通貨建債券
  • たわらノーロード 国内リート<ラップ専用>
  • たわらノーロード 先進国リート(為替ヘッジなし)<ラップ専用>

※2024年10月21日時点

楽ラップの診断結果、やや積極型-DRCあり(運用コース番号:1000700)」が提案されました。

DRC(下落ショック抑制機能)により資産の保全を図りつつ、攻めたい方向けの運用コースです。こちらに投資しています。

楽ラップの利用には
楽天証券の口座開設が必要

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公式サイトで必ずご確認ください。

下落に強い!安定性重視なら「ROBOPRO(ロボプロ)」がおすすめ

ロボプロメインビジュアル
ROBOPROの特徴まとめ
  • SBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社FOLIOが運用
  • AIを活用しあらゆる相場に合わせて資産配分を臨機応変に変更
  • 相場の下落局面に強い傾向があり、安定的な資産運用を期待できる
  • 金融庁公表!2022年末までのロボアドバイザー運用実績No.1
  • 2020年1月15日から2025年1月15日まで5年で実績+105.70%(年率約21%)
  • マネとも中の人5年以上"積立投資"して+43.2%の運用実績(2025年3月1日更新)
中の人の運用実績(2025年3月1日更新)を表示する
運用パフォーマンス43.2%

あくまで過去の実績であり、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。

下記は、ROBOPROと一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビなど)の違いを簡潔にまとめた表です。

スクロールできます
ROBOPRO一般的なロボアドバイザー
AIの活用
リターンへの期待度
下落相場への対応
ROBOPROと一般的なロボアドバイザーの比較
マネとも中の人

私がROBOPROに求めているのは、AIを活用した安定的な運用と年率4%以上の運用パフォーマンス

ROBOPRO以外の商品も併用していますが、コロナショックや2024年8月の日本株の大幅安時でもROBOPROは他の商品と比べて下落幅が小さい傾向にありました。

このように、心理的に比較的安心かつ安定的に利益を積み上げてくれるのが良い点だと感じています。

ROBOPROとウェルスナビの比較については下記記事をご参照ください。

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3. ウェルスナビと楽ラップの違いを徹底比較

ここまで、ウェルスナビと楽ラップ両サービスの特徴がわかる比較表を作成しました。

サービスウェルスナビ楽ラップ
運用手法インデックス運用(為替ヘッジなし)
インデックス運用(為替ヘッジあり)
投資対象商品ETF投資信託
最低投資金額1万円
基本手数料(税込)1.1%①年率0.715%
②年率0.605%+成果報酬5.5%
金融商品の手数料0.08〜0.13%程度最大0.255%
手数料割引長期割(最大10%OFF)なし
自動積立機能あり:支払い回数カスタム可あり:支払い回数は月1回のみ
運用パターン5通り9通り
税金の最適化機能あり:DeTAXなし
ポートフォリオのリバランス頻度原則として半年に1回3ヵ月ごと
NISA対応×
下落抑制機能×

ここからは、ウェルスナビと楽ラップに大きな違いがある下記項目に注目して比較していきます。

  1. 運用手法
  2. 手数料
  3. 税負担を自動で最適化する機能
  4. 下落抑制機能

この中でも特に重要な違いは運用手法と運用パターンにあります。

(1)運用手法

ウェルスナビと楽ラップの運用手法に大きな違いはありませんが、組入銘柄内で為替ヘッジを行っているかどうかに違いがあります。

  • ウェルスナビ・・・個人のリスク許容度に基づいたインデックス運用+為替ヘッジなし
  • 楽ラップ・・・個人のリスク許容度に基づいたインデックス運用+為替ヘッジあり

下記はウェルスナビと楽ラップの投資銘柄の違いです。

楽ラップは為替ヘッジありとなしを組み合わせて運用していることがわかります。

ウェルスナビの投資対象銘柄を表示する
  • VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
  • VEA(バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF)
  • VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)
  • AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)
  • IYR(iシェアーズ 米国不動産 ETF)
  • IAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト)/GLD(SPDRゴールド・シェア)
楽ラップの投資対象銘柄を表示する
  • ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
  • たわらノーロード 国内株式<ラップ専用>
  • ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープ
  • たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジなし) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり
  • たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジあり) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
  • たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け>
  • たわらノーロード 新興国株式<ラップ専用>
  • ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
  • たわらノーロード 国内債券<ラップ専用>
  • ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
  • たわらノーロード 外国債券(為替ヘッジなし) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2
  • ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン (為替ヘッジあり)
  • ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン (為替ヘッジあり)
  • 楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ) ファンド(ラップ向け)
  • 楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ) ファンド(ラップ向け)
  • 楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ あり)ファンド(ラップ向け)
  • たわらノーロード 外国債券(為替ヘッジあり) <ラップ専用>
  • ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
  • たわらノーロード <ラップ専用> たわらノーロード たわらノーロード たわらノーロード
  • たわらノーロード 新興国現地通貨建債券
  • たわらノーロード 国内リート<ラップ専用>
  • たわらノーロード 先進国リート(為替ヘッジなし)<ラップ専用>

※2024年10月21日時点

為替ヘッジの強みは、運用成果に対する為替相場の影響を軽減できる点にあります。

一般的に為替ヘッジを行っていない場合、円で見ると+100%の運用パフォーマンスなのに、ドルで見ると+50%の運用パフォーマンスと、円建てとドル建ての運用成果が変わるのが特徴です。

一方で、為替ヘッジを行うことで、為替ヘッジを行っていない場合と比べて、円建てとドル建てで極端な差が出ないようにしてくれます。

為替ヘッジを行うべきかどうについては議論があるものの、一般的に円高の際に強みを発揮します。

円高の際は、円の価値がどんどんあがっていくために、円建ての運用パフォーマンスはどんどん下がります。そこで為替ヘッジを行っているとこの影響を軽減することが可能です。

しかし、円安時は為替ヘッジが円建ての運用パフォーマンスを阻害する要因になります。楽天ラップの運用成績が近年不調だったのは、円安の影響が強いです。

マネとも中の人

長期投資においては為替ヘッジの必要性は低いと感じます。

為替が運用パフォーマンスに与える影響は大きくても-50%〜+50%。一方で株式の運用パフォーマンスは30年等の長期で考えると100%〜以上を期待できる場合があります。

株式がもつ長期投資でのパフォーマンスと比較すると為替が運用成果に与える影響は比較的小さいと言えるかもしれません。

また、為替相場の影響は、定期的な積立投資で分散できるため、為替ヘッジありの商品に投資するより、コツコツ積立投資を行った方が良いという考えもあります。

あくまで個人的な考えであり、将来の運用成果を保証するものではありません。

(2)手数料(手数料割引を含む)

手数料は軽視できないポイントです。わずかな差でも、長期利用を考えるとリターンの面に大きく関わってくるからです。

ロボアドバイザーの手数料は投資一任手数料+運用商品の手数料です。

ウェルスナビと楽ラップは基本手数料に大きな違いがあります。

サービス手数料(年率・税込)
ウェルスナビ1.1%
楽ラップ固定報酬制0.715%
成功報酬併用型0.605%+成果報酬5.5%

手数料だけで見ると楽ラップがお得ですが、投資する金融商品の手数料(信託報酬)がウェルスナビは0.08〜0.13%程度に対して、楽ラップは最高0.255%と高めです。

また、ウェルスナビには最大で手数料がマイナス0.11%(税込)となる、長期割もあります。

このため、トータル手数料に大きな違いはなくどちらが良いとは言いにくいです

(3)税負担を自動で最適化する機能

投資で利益を上げた場合、避けては通れないのが税金の支払いです。税金の負担は誰もが気になるところですが、ロボアドバイザーには税金の最適化機能が備わっています。

ウェルスナビにはそれぞれ、税金の負担額が一定を超えた場合、翌年以降に繰り越される「DeTAX」があります。楽ラップにこの機能はありません。

(4)下落抑制機能

楽ラップでは運用方針を決める際に、投資方針の決定時に下落ショック軽減機能(DRC機能)の有無を選択できます。

下落ショック軽減機能とは、株式市場の価格変動リスクが高まったときに株式への投資割合を減らし、債券の投資割合を高める機能です。

下落ショック軽減機能ありのポートフォリオの場合、急激な相場変動の際にポートフォリオのリスクを下げ、下落幅を抑制することを期待できます。

そのため、下落に対する安心を期待したい方に楽ラップはおすすめできます。

一時的な株式市場の下落時には、DRCを発動しない場合があります。また、DRC機能は、将来の株式市場の下落を予測して発動するものではありません。

<注意>DRC機能は万能ではない!パフォーマンス悪化の原因にも

注意点としてこの機能にはパフォーマンスを悪化させる可能性があります。

下記は、楽ラップ公式サイトで公表されている運用実績ですが、DRC機能がない方が運用成績が良いことがわかります。

スクロールできます
運用コース6ヶ月1年3年5年設定来
10001001.06%4.00%4.02%11.76%28.76%
10002001.78%6.38%11.21%24.33%51.98%
10003003.24%9.08%18.87%37.45%78.80%
10004004.05%11.28%26.65%49.62%106.87%
10005004.87%13.50%34.31%62.73%135.23%
1000600(DRC付)1.78%6.33%6.64%16.41%41.14%
1000700(DRC付)3.24%9.02%9.85%23.53%57.96%
1000800(DRC付)4.05%11.24%17.30%33.95%82.21%
1000900(DRC付)4.87%13.45%24.61%44.83%105.39%
2016年7月4日〜2025年1月末時点
下落ショック軽減機能(DRC)とは?

株式市場の価格変動リスクが高まったときに株式への投資割合を減らし、債券の投資割合を高める機能

運用方針を決める際に、投資方針の決定時に下落ショック軽減機能(DRC機能)の有無を選択できます。

参考データ
マネとも中の人

この機能は楽ラップの大きな特徴ではありますが、リターンを阻害する要因にもなります。

この理由としては、下落時に資産配分を変更することで一時的なパフォーマンスの悪化は防げますが、その後元の比率に戻すのが遅れて、上昇局面の波に乗れない傾向があるからです。

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4. ウェルスナビと楽ラップの選び方?併用はあり?

おすすめの選び方

運用パフォーマンスの面ではウェルスナビの方が良好なので、この点で選びたい場合はウェルスナビでしょう。NISA口座にも対応しています。

一方で、為替ヘッジを行っている楽ラップは円高に強い傾向があるため、今後円高になりそうだと考える場合は楽ラップ円安が続きそうだと考える場合はウェルスナビを選ぶという方法もあります。

また楽ラップにはDRC機能があります。これにより急激な下落局面で資産での資産防衛を期待できます。

併用について

併用は不要と考えていますが、ウェルスナビと楽ラップは為替ヘッジの側面で違いがあります。

マネとも中の人

円安に備えてウェルスナビ、円高に備えて楽ラップという併用方法はありかもしれません。

しかし、どちらも個人が取れるリスク許容度に対してリターンを最適化するロボアドバイザーであるために運用が似る傾向にあります。

それよりも、全くアプローチの違う運用手法をとるロボアドバイザーを併用する方が、分散という考え方的に良いと考えます。

楽ラップやウェルスナビとの併用ならROBOPRO

ロボプロメインビジュアル

ROBOPRO(ロボプロ)は、AIの将来予測を活用し相場に合わせて臨機応変に資産配分を変える運用を行うロボアドバイザーです。

例えば、ROBOPROをウェルスナビと併用することで、安定的な資産運用を期待できる可能性があります。

この根拠は、ウェルスナビが株式中心の投資配分を提供している中、ROBOPROが全く別の運用方針をとっている点にあります。

2025年3月のROBOPROの投資配分と運用方針

資産全体の内訳:米国株23.5%・先進国株式0.0%・新興国株式42.8%・米国債券0.5%・ハイイールド債券3.0%・新興国債券0.0%・不動産0.0%・金30.0%

現在、ROBOPROは米国債券の大部分を米国株式に振り向け新興国株式、金、米国株式の3資産を中心とした積極的にリターンを狙う資産配分。

現在の運用方針まとめ

値上がり益を米国株・新興国株に期待しつつ、市場の混乱時に、高い分散投資効果を発揮する金を多めに入れポートフォリオ全体のバランスをとっている。

資産ROBOPRO一般的なロボアド
※ウェルスナビリスク許容度5の場合
米国株3.5%39.0%
日欧株2.5%33.9%
新興株41.5%12.1%
債券20.9%5.0%
29.5%5.0%
不動産1.9%5.0%
ROBOPROの直近6ヶ月の投資配分の推移を見る
直近6回の変更に伴う投資配分の推移を示した画像

市況の変化に合わせるために、ROBOPROは投資配分の変更を基本的に月一回行っています。これによって、今の相場に最適なポートフォリオ(投資配分)に更新されます。

理想的な資産運用に対する考え方

安定的な資産形成を期待するための理想的な資産運用は下記と考えています。

理想的な資産運用
  • 景気が悪い場合、景気の影響を受けにくい安定資産(債券・金)を増やし資産の下落を抑制
  • 好景気の場合、景気連動性が高いリスク資産(株・不動産)を増やし景気の波に乗る

そのため、株式市場がいつも好調でないことを考慮し、株式中心のウェルスナビと、異なった運用アプローチを行うROBOPRO」を併用することで

  • 下落局面で資産の下落を抑制しつつ、
  • 上昇局面でも好リターンを期待でき、
  • 結果として、安定的な資産運用ができる

可能性があると考えます。

当内容は個人の考えであり、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。

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ウェルスナビと楽ラップ比較まとめ

ウェルスナビと楽ラップの大きな違いをまとめると下記のようになります。

違いまとめ
  • 現在の運用実績はウェルスナビの方が優秀
  • ウェルスナビと楽ラップは運用手法は同じだが、為替ヘッジで違いがある
  • 手数料は同じくらい
  • ウェルスナビはNISA口座でも運用できる
  • ウェルスナビには税金の最適化機能がある
  • 楽ラップには下落抑制機能がある

以上のようになりました。

これらを踏まえて下記のように選ぶのがオススメです。

おすすめの選び方

この記事が参考になりましたら幸いです。

・ウェルスナビのお得な始め方

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ウェルスナビとの併用でおすすめ

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