【比較】ウェルスナビとオルカン(全世界株式)はどっちが良い?併用は?

2024年度から新NISAが始まり、個人がより将来のための資産形成をしやすくなりました。

そんな中でも、人気No.1の投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」とNISAを全てお任せできる「ウェルスナビ(おまかせNISA)」はどちらに投資すべきか良いか迷うと思います。

結論から言いますと、下記のように選ぶのおすすめです。

おすすめの選び方
  • 資産をできるだけ減らさずに安定的に運用したい
    ウェルスナビ(おまかせNISA)
  • 高リターンを期待して運用したい
    →オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)へ投資

なぜこう言えるのかについて解説します。

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目次

当記事は投資に関連する一般的な情報提供を目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品の最新情報は公式サイトにて必ずご確認ください。投資される際はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いいたします。

1. 安定的な資産運用はオルカンではなくウェルスナビの理由

世界経済の成長を上回る資産運用を目指す ウェルスナビ

安定的にお金を作っていきたいならウェルスナビ(おまかせNISA)がおすすめです。

それはオルカンの方がリスク(値動きの変動率)が高いからです。

安定的な資産運用を期待する場合、ウェルスナビのようなサービスを活用し、リスクの大きさを個人に合わせて最適化させることが重要です。

そもそも、どれくらいの損失なら心理的に耐えられるかを相対的に測る指標である”リスク許容度”は個人によって異なります

そのため、投資する商品の資産配分の比率を個々に調整する必要があります。ウェルスナビでは1から5までの5段階でリスク許容度を簡単な診断を踏まえて設定できるようになっており、許容度が上がるほど株式の比率が高くなりリスクも高くなります。

下記はウェルスナビ(リスク許容度別)とオルカンのリスク水準(想定)の比較です。

リスク水準
ウェルスナビ リスク許容度1約8.5%
ウェルスナビ リスク許容度2約10.3%
ウェルスナビ リスク許容度3約12.4%
ウェルスナビ リスク許容度4約14.4%
ウェルスナビ リスク許容度5約15.5%
オルカン約20%程度

オルカンの方がウェルスナビよりもリスクが高い傾向があります。

なぜウェルスナビの方がリスクが低いかというと、株だけでなく、債券や金、不動産といったさまざまな資産にバランスよく分散し、個人に合わせて投資の値動きの大きさ(リスク)を調整しているからです。

米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産

下記はウェルスナビとオルカンの投資対象の比較です。

投資対象ウェルスナビ
※リスク許容度3の場合
オルカン
米国株33.5%100%
日欧株18.9%
新興株6.6%
債券29.0%0%
7.0%0%
不動産5.0%0%

ウェルスナビは株式の他に債券や金・不動産などに分散投資を行っていますが、オルカンは株だけにしか投資を行っていないのが特徴です。

このように、オルカンは銘柄の資産配分に偏りがあり、金融危機による株式の大幅な下落が起きた際、大きな損失を抱えるリスクがあります

なぜリスクが高いと安定的じゃないの?

投資商品のリスクが高いと、投資するタイミングを間違えた場合、元の水準に戻るのに5〜10年程度かかる場合もあるからです。

(引用:Yahoo.ファイナンス)

上記は、2005年から2016年のNYダウ(米国の株式市場の全体的な値動きを示す代表的な株価指数)の価格推移です。

2007年に最高値を更新して、そのあとリーマンショックで大暴落しました。そして、なんと2007年水準の価格に戻るまで6年程度の歳月がかかっています。

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6年も下落を耐えるのはしんどいと考える方も多そうですよね。

そこで、ウェルスナビのように株以外の資産にも分散投資しておけば、損失を減らせる可能性があります。

また、ウェルスナビは、ライフステージに合わせた資産形成を目的とし、年齢や目的に合わせてリスク許容度を変更することもできます。

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以上から、オルカンよりウェルスナビの方が安定性の高い資産運用を期待できると言えます。

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ウェルスナビの本質的なメリットは「ポートフォリオの更新」にあり

また、ウェルスナビが定期的に行っているポートフォリオ(資産配分)の更新も資産形成の観点からメリットです。

お客様に長期で安定的な資産形成を目指して頂くため、WealthNavi では各資産クラスへの最適な配分比率を算出し、最良と考えられる投資対象銘柄(ETF)を用いて、最適ポートフ ォリオを構築しています。しかし、運用開始時点において最適なポートフォリオの配分比率や投資対象銘柄が最適であり続けるとは限りません。WealthNaviでは、長期にわたる資産運用を安定的かつ効率的に続けられるよう、最適ポートフォリオを定期的に更新しています。

(引用:WealthNaviの資産運用アルゴリズム)

ウェルスナビでは、投資している株や債券などの投資比率が1年に1回更新されます。

2024年現在は米国株が強いため、米国株に多く投資するのがリターンが高いと言われていますが、20年前の世界最高の投資対象は日本株でした。

<資産のパフォーマンスは年々異なっている>

(引用:JP.Morgan)

このように時期ごとに最適な投資対象は変わってくるので、今後も資産の定期的な見直しが必要です。

例えば、現在は米国株への投資比率が高いですが、今後米国が衰退することがあれば、比率を下げる必要があります。

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資産運用を長期で考えている方は、今後の情勢変化によって、投資すべき資産が大きく変わる可能性があるため、そこをウェルスナビが代わりにやってくれるのは安心感があります。

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2. パフォーマンスだけで見るならオルカンが良い

ウェルスナビは安定的な資産運用ができる一方で、パフォーマンスはオルカンの方が良好です。

今後のパフォーマンスを保証するものではありません。

オルカンの運用開始日は2018年10月31日。ですので、2018年11月1日からの運用実績で比較します。

運用実績
(2018年11月1日〜2023年11月末まで)
オルカン104.32%(年率20%)
ウェルスナビ リスク許容度581.88%(年率16%)
ウェルスナビ リスク許容度480.57%(年率16%)
ウェルスナビ リスク許容度371.99%(年率14%)
ウェルスナビ リスク許容度262.99%(年率12%)
ウェルスナビ リスク許容度151.07%(年率10%)

※オルカン及びウェルスナビは手数料控除後の数字を掲載しています。

参考

ウェルスナビの運用実績:https://www.wealthnavi.com/performance/data

高いリターンを期待したいなら、ネット証券等でオルカンを買うのが良いです。

ただし、オルカンは株式以外の資産への分散投資を行わないため、ウェルスナビより価格の変動幅が大きくなる可能性があることにご注意ください。

マネとも中の人

オルカンは早期リタイア(Fire)したいと考えている方が投資している傾向にあります。とにかく資産を早く増やすことを期待したいという方に適しています。

しかし、急激な下落が怖いなど、安定性を求めている方にはウェルスナビの方が適しているかもしれません。

<補足>ウェルスナビのおまかせNISAなら手数料が下がるのでパフォーマンスが改善

オルカンの方がパフォーマンスで優れていることを解説しましたが、ウェルスナビには手数料1.1%(年率、税込)があります。この手数料を控除した運用実績になっています。

ウェルスナビは新NISAの運用を全てお任せできる「おまかせNISA」を提供していますが、おまかせNISAなら料が引き下げになります。

預かり資産手数料
(現金部分を除く、年率、税込)
おまかせNISA(NISA口座)0.693〜0.733%
※リスク許容度により変動
※自動積立機能の利用必要
通常口座1.1%

また、ウェルスナビには最大で-0.11%の手数料割引になるサービス「長期割」もあります。

50万円以上なら0.01%ずつ、200万円以上なら0.02%ずつ、最大0.90%(税込0.99%)まで手数料を割引

長期割を適応すると、0.594〜0.660%程度(年率、税込)の手数料になります。

税金の還付も受けられる

2022年度の税制改正で、特定口座で運用されている方は、手数料が費用として控除されるようになりました。(※ウェルスナビが自動で行ってくれます。)

結果、所得税と住民税の還付を受けることができます

(サイト管理人の年間取引報告書より引用)

ちなみに私は2022年度は1,000円くらいの還付を受けることができました。

  • 還付所得税:745円
  • 還付住民税:235円

還付金は自動的にウェルスナビの運用口座に後日振り込まれます

私の還付率から計算すると2022年度は0.1%程度のリターン改善効果がありました。

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2023年度も確認しましたが、投資金額に対して0.1%程度のリターン改善効果がありました。

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3. ウェルスナビとオルカンは併用すべき?

個人的には併用する必要はないと思っていますが、下記のような用途ならありと思います。

  • どちらが自分に合っているかを実際に投資して確かめたい
  • ウェルスナビで安定的に資産運用しつつ、オルカンで高いパフォーマンスを期待したい
マネとも中の人

心地よくやるのが良いと思いますので、併用すること自体は問題ないと思います。

なぜ、併用が必要ないと考えているのかと言いますと投資する資産が少々被っているからです。

ウェルスナビ
※リスク許容度3の場合
オルカン
米国株33.5%100%
日欧株18.9%
新興株6.6%
債券29.0%0%
7.0%0%
不動産5.0%0%

そのため、ある程度相関的な値動きをするので、あまり分散効果はないと考えています。

  • 安定的な値動きをするのが「ウェルスナビ」
  • 激しい値動きをするのが「オルカン」

という感じです。

ウェルスナビや新NISAと併用したいならAI投資「ROBOPRO」がオススメ!

ウェルスナビや新NISAを併用させるなら、それよりも全くアプローチの違う運用手法をとるロボアドバイザーを併用する方が効率的だと思っています。

おすすめなのは、株式会社FOLIOが提供するROBOPROという”どんな相場に対しても好パフォーマンス目指す“ロボアドバイザーです。

ROBOPROの特徴まとめ
  • SBIホールディングス株式会社の子会社である株式会社FOLIOが運用
  • AIを活用しあらゆる相場に合わせて資産配分を臨機応変に変更
  • 相場の下落局面にも強い傾向があり、安定的な資産運用を期待できる
  • 金融庁公表!2022年末までのロボアドバイザー運用実績No.1
  • 2020年1月15日から2024年8月末までの運用実績+88.35%(年率約18%)
  • マネとも中の人4年以上"積立投資"して+41.2%の運用実績(2024年10月6日更新)

ROBOPROを活用した併用投資アプローチ

好パフォーマンスのROBOPROですが、現在の運用分析を基にした投資アプローチをご紹介します。

ROBOPROを人気銘柄S&P500やオルカン(全世界株式)、一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビ、THEO等)などと併用することで、安定的な資産運用を期待できる可能性があります。

この根拠は、S&P500やオルカン、一般的なロボアドバイザー株式中心の投資配分を提供している中、ROBOPROが全く別の運用方針をとっている点にあります。

 2024年10月のROBOPROの投資配分と運用方針

資産全体の内訳:米国株26.5%・米国債券7.6%・ハイイールド債券0.4%・不動産35.6%・金29.7%

今月のROBOPROは「不動産・米国株式・金」を中心とした投資配分をとっています。

今月の運用方針まとめ

9月度のFRBによる想定外の利下げなど、経済動向の変化を経て米国景気への楽観が強まったため、金利低下の恩恵を受けやすい不動産、米国株式、金を中心とした積極的な(攻めの)投資配分としている。

ROBOPRO一般的なロボアド
※ウェルスナビリスク許容度5の場合
オルカンS&P500
米国株26.5%39.0%100%100%
日欧株0%33.9%0%
新興株0%12.1%0%
債券8.0%5.0%0%0%
29.7%5.0%0%0%
不動産35.6%5.0%0%0%
ROBOPROの直近6ヶ月の投資配分の推移を見る
直近6回の変更に伴う投資配分の推移を示した画像

市況の変化に合わせるために、ROBOPROは投資配分の変更を基本的に月一回行っています。これによって、今の相場に最適なポートフォリオ(投資配分)に更新されます。

理想的な資産運用に対する考え方

安定的な資産形成を期待するための理想的な資産運用は下記と考えています。

理想的な資産運用
  • 景気が悪い場合、景気の影響を受けにくい安定資産(債券・金)を増やし資産の下落を抑制
  • 好景気の場合、景気連動性が高いリスク資産(株・不動産)を増や景気の波に乗

そのため、株式市場がいつも好調でないことを考慮し、S&P500やオルカン、一般的なロボアドバイザー(ウェルスナビ等)など株式中心の金融商品と、それとは異なった運用アプローチを行うROBOPRO」を併用することで

  • 下落局面で資産の下落を抑制しつつ、
  • 上昇局面でも好リターンを期待でき、
  • 結果として、安定的な資産運用ができる

可能性があると考えます。

あくまで個人の考えであり、将来の運用成果を保証するものではありません。

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好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用

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ウェルスナビとオルカン比較まとめ

おすすめの選び方
  • 資産をできるだけ減らさずに安定的に運用したい
    ウェルスナビ(おまかせNISA)
  • 高リターンを期待して運用したい
    →オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)へ投資

またウェルスナビや新NISAとの併用手段としてROBOPROもご紹介しました。

好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用

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