【取材】株式会社財全BANK松森敦元代表取締役 | Pocket Fundingで沖縄県の案件に投資するメリットとは?

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Pocket Funding(ポケットファンディング)は株式会社 財全BANKが運営する沖縄県発の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。

沖縄の企業にプラットフォームを通して融資を行い、利回りを得ることができるのが特徴です。

不動産ニーズが高い地域性や日本政府が借手の軍用地など、Pocket Funding独自の沖縄県に関する案件に投資できます。

最近では、投資することで沖縄県の特産品がプレゼントされる嬉しいキャンペーンも。

今回は、そんな株式会社 財全BANKの代表取締役 松森敦氏をお招きし、沖縄案件の魅力や目指す将来像について余すことなく語っていただきました。

これから、Pocket Fundingを利用しようと考えている方や、沖縄県などに興味がある人にとっては読み応えのある記事となっていますので、ぜひご覧ください。

<取材を引き受けてくださった松森敦氏の略歴>

東日本大震災を機にマレーシアに在住して、国内外の投資家向けに仕事をしておりました。 オリンピック開催が日本決定により国内経済の短期的、局地的な上昇に期待を持ったことから日本へ帰国し、沖縄で出会ったご縁をきっかけに今に至ります。

目次

当記事は投資に関連する一般的な情報提供を目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品の最新情報は公式サイトにて必ずご確認ください。投資される際はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いいたします。

1. Pocket Fundingを開始した理由とは?

「ソーシャルレンディング「Pocket Funding」を開始した理由を教えてください。どのような背景があり、ソーシャルレンディング事業に参入しようと考えたのでしょうか?」

「弊社の事業が拡大する中で貸金業における資金ニーズが強くなってきた点があります。貸金業ではなかなか銀行から資金調達が行えません。そこで、新たな貸付資金、リファイナンス(借入金の借り換え)を賄う上で、ソーシャルレンディングというサービスを行うことになったのが主な経緯となります。」

「また、今後は新しい形として寄付・購入型のクラウドファンディングも検討しています。沖縄には貧困に関する深刻な課題があり、寄付・購入型のクラウドファンディングを通して少しでも解決に貢献できたらと思っております。」

「地方救済・地方創生という意味合いも込めて、今後は購入型などやり方を増やしていく予定という認識でよろしいでしょうか?」

「そうですね。貸金業に付随するレンディング事業だけでなく、購入型も含めて実際に地域経済に貢献していきたいと考えています。」

2. 沖縄県の案件に投資するメリットとは?

「Pocket Funding最大の特徴は沖縄の案件に投資ができる点だと思いますが、沖縄の案件に投資するメリットを教えてください。沖縄は他県と比較し、どの様な点が優れているのでしょうか?」

「大きく分ければ2点あります。1つは分散投資という側面。地理的にもプランニング事業者的にも投資先の分散になると思います。」

「もう1点、実は沖縄は20年の地価上昇率が全国1位となっております。その沖縄の不動産の中で厳選した担保案件のみを提供しているので、その運用効率の良さから万が一貸倒れが生じたとしても元本割れの可能性を低く抑えています。」

「また、沖縄は46年間出生率が全国No.1。そのため不動産賃貸事業の需要が非常に高いです。県全体で観光施設、公共事業などの不動産に対する圧倒的なニーズ量があります。キャップレートは東京に近いものがあって、利回りは高くはないのですが、逆に言えばニーズの高いことの裏返しと認識しています。そのような特徴の案件に投資できるというのが強みですね。」

3. ソーシャルレンディング事業者としての強みとは?

「ソーシャルレンディングにおける最も重要なリスクは事業者リスクだと思います。そこで貴社の事業内容や組織体制、グループ企業としての実績を教えてください。」

「県内で貸金業として27年目を迎え、地域に根ざし多くの企業様のサポートしてきた実績が御座います。商業手形割引、医療ファクタリング、不動産業2社を抱える財全グループとして社会に貢献出来る企業運営を行っており、ここでのスケールメリットがあります。案件組成や審査、販売売却、期中管理や案件のデューデリにしても、これらグループ会社にて実務を行なっている人から見ることができます。

「また、Pocket Fundingでは3,4年目で30億円以上を遅延・遅配なくやっております。利回りやファンド規模も業界平均に近いものをコンスタントに出しております。地味に着実に実績を積み重ねているという事実がございますので、そこを評価していただけたらと思います。」

「また、沖縄県内の不動産案件、政府からの家賃収入がある軍用地を運用する案件、内地の案件とそれに先駆けた日本保証さんの保証付き案件と豊富な選択肢があります。」

「そこにはやっぱり自分たちが良いと思った案件しか出さないというプライドがあるからですかね。」

「そうです。毎月いつまでに何億出すと決めているわけではありません。良くも悪くも沖縄ですからニーズがなければないということで。時には億単位の案件が出たりとまちまちです。案件を強引に集めてしているというわけではありません。」

「同時並行でこれから自社で収益物件を取得し、それをファンド化していこうという動きも進めています。このメリットとしては事業体となることによって期中管理であったり、目が届く範囲でしっかり監視ができることと考えております。」

4. 元本保全の仕組みと対策とは?

「ソーシャルレンディングの案件においては、投資家の資産をできる限り守る仕組み作りが重要だと思います。貴社が元本保全性を高めるために案件に対して注力しているポイントを教えてください。」

「基本的には当社ではLTV70%で計算をしています。ただ、軍用地など流動性が高い物件に関しては85%までという数字で、ルールを遵守してやっております。」

※LTVは「Loan to Value(ローン・トゥー・バリュー)」が正式名称。一般的にはLTV 80%以下あれば良いと言われている。Pocket FundingではLTV70%とさらに元本保全性を高めているのが特徴。

「あとファンドの報告書も年4回。取引内容を情報記載して電子交付させていただいています。」

「それは良いですね。モニタリング環境はどういうふうにされているのでしょうか?」

「もちろん期中管理としてモニタリングもありますし、必ず現地調査に行って評価損がないかを調査しております。」

5. 案件の透明性について

「御社は案件の情報の透明性が他社に比べて低い傾向に思います。借り手の匿名化解除の動きに即して、投資家により安心して投資してもらうため、今後案件の透明性を高めていく予定はあるでしょうか?」

「もちろん今後は開示の努力はして参ります。しかし、借手側としては、人口150万人いますが人口の流動性が低くクローズドなマーケットです。名前と苗字でどこ出身かもわかる感じの背景があります。ですので、地域的に透明性の点で今すぐに強制ということは考えていません。」

「もちろん、オープンにできるものに関してはしていきたいですし、内地の案件ではできるだけ透明性を担保できるようにしていきたいと思います。」

「事情は確かにわかるなという感じです。お前お金借りているのか!みたいなイメージですね。」

「そう言うことですね。営業活動しても大体誰かの先輩後輩であったりと、このようなマーケットではあります。ですので、情報開示はすぐには難しい現状があります。」

「ですが、逆にクリアにしたから投資家からの資金が集まりやすいかと言えばそうでもなく、沖縄県の会社がやっている沖縄の案件ということで集まるのが早いんですね。これに関しては、沖縄の地元の案件という点でご評価いただけているのかなという印象もございます。」

6. Pocket Fundingの未来図とは?

「御社の未来図を教えてください。どの様な世界観をPocket Fundingを通して実現していきたいでしょうか?」

「融資型や寄附型・購入型も含めて、地元経済に貢献できるようなものと思っています。」

「沖縄県は貧困問題やシングルマザー率の高さなどネガティブな面を抱えています。また、観光業界も新型コロナ等でダメージを受けていますので、支援ができればと思っています。」

「また課題としては、沖縄はまだまだ投資そのものに対する認知度が低いと思っております。セミナーも都度やっているのですが、金融リテラシーはまだまだという認識です。どうすれば沖縄の金融リテラシーを向上させられるのかというのは今後の課題です。情報格差が資産格差に繋がっているっているのもあると思いますので、弊社の取り組みを通じてこれを是正していきたいですね。」

「Pocket Fundingで地域にしっかり貢献していきたいということで言うことですね。」

「そうですね。そういった意味では、キャンペーンとして沖縄の土地のものをプレゼントしています。沖縄の若い作家さんとかを取り上げるのも地域起こしの一貫になると考えております。」

「それは投資する上でのメリットになりますね!」

「そうですね。こういう活動で沖縄のことをより知っていただけたらと思っていますね。」

7. これから投資される方への一言

「最後にこれから投資される投資家の方に一言お願いいたします。」

「よく言われているとは思いますが、定期預金と投資をしている方とではどんどん資産格差が広がっているのが現状です。」

「Pocket Fundingでは年6%の利回りが望めます。これを続けていると大体12年くらいで複利効果で元本が2倍になります。地道ながら6%の投資からまずは始めてみませんか?ということで、どうぞよろしくお願いいたします。」

取材を終えて

Pocket Fundingを運営されている株式会社 財全BANK様に取材インタビューをさせていただきました。

一番気になっていた案件の透明性の低さについては、沖縄という地域性の点から開示は難しいとのことですしたが、過去にデフォルトや遅延は一回も発生しておらず、取材からもかなり真面目にやられている堅実な事業者という印象と受け、信頼感を抱きました。

特に軍用地の案件と沖縄の案件は、Pocket Fundingの地理性を生かしてかなり堅実に運用されている印象です。LTV70%も好材料でした。日本保証さんを入れた内地の案件や、透明性の高い案件も出てくる予定だそうです。

最近では、投資すれば沖縄の特産物がプレゼントされるキャンペーンを豊に行っています

気になった方はぜひPocket Fundingのサイトを閲覧してみてはいかがでしょうか?

Pocket Funding

公式サイトはこちらから↓

※サービス概要やキャンペーン条件は
公式サイトで必ずご確認ください。

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