松井証券は、顧客中心主義を徹底した証券会社。
HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催の2019年度問合せ窓口格付け(証券業界)において、最高評価の「三つ星」をネット証券で唯一9年連続で獲得しています。
初心者の方の不安に寄り添い、また始めやすい環境を整えているのが特徴です。
また、どの証券会社よりも早く手数料の値下げを行ったりと、常にネット証券の先を走ってきました。
今回は、そんな松井証券が初心者のために提供している、アドバイス型のロボアドバイザー「投信工房」や「投信毎月現金還元サービス」などにも注目しながら、どのような想いでサービスを提供されているのかを、語っていただきました。
ぜひ、ご覧ください。
取材を引き受けてくださった営業推進部「佐々木」氏
2010年、松井証券入社。
2014年、同社の営業推進部に配属、現在に至る。営業推進部サブリーダー。
1. 松井証券ってそもそもどんな証券会社?
「そもそも松井証券はどのような証券会社と言えるでしょうか?」
「当社は大正7年創業、株式・投資信託・先物・FXなど、豊富な投資サービスを取り扱う老舗ネット証券です。」
「インターネット時代を見据え、対面営業を廃止し日本初の本格的インターネット取引を開始しました。また、
等、今では当たり前となったサービスのパイオニアとして業界をけん引してまいりました。」
- 日本初の定額手数料体系「ボックスレート」
- 1日の株式約定代金の合計50万円以下手数料無料
- 無期限信用取引
- 一日信用取引
「なお、当社は「顧客中心主義」を企業理念として掲げ、「個人投資家にとって価値のある金融商品・サービスの提供を通じて、お客様の豊かな人生をサポートすること」を経営理念として、事業活動を行っています。」
「アナログ対応も重視しており、HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催の2019年度問合せ窓口格付け(証券業界)では、最高評価の「三つ星」をネット証券で唯一、9年連続獲得しています。」
「初心者の方の不安に寄り添い、また投資を始めやすい環境を整えておりますので、初心者に優しい証券会社として、お客様に選ばれる証券会社でありたいと考えています。」
※サービス内容やキャンペーン条件は公式サイトで必ずご確認ください。
2. 投資初心者に優しい「投信工房」とは?
「ありがとうございます。私も松井証券様のサイトから顧客中心主義を感じることができ、とても好感を持っています。」
「松井証券様は、初心者向けに投信工房というサービスを提供されていますよね?端的にどのようなサービスでしょうか?」
「ズバリ!圧倒的な低コスト運用が可能で、少額(100円)から開始できるロボアドバイザーサービスと言えます。」
「積立投資は長期間の投資になりますので、その間にかかってくるコストは最終的なパフォーマンスに大きく影響します。そのため、長期投資が前提となるファンドラップ(※1)やロボアドバイザー等をご検討のお客様に、ぜひご利用いただきたいサービスとなります。」
(※1)ファンドラップとは・・・投資家がサービス提供業者に資金を預けて、資産管理・運用を行ってもらう形態で、一般的に複数の投資信託に分散投資することから、複数の投資信託がラップでくるまった「ファンドラップ」と呼ばれている。
投信工房を活用するユーザー側のメリットはどこにあるのか?
「気になるのは、投信工房の推しポイントですが、どこにあるでしょうか?」
「繰り返しになりますが、まずは圧倒的な低コスト運用が可能なことです。」
「当社の投信工房はサービス利用料無料、すべての投資信託の購入時手数料も無料です。そのため、ここでいうコストとは投資信託を保有するにあたり通常かかる信託報酬部分を指しますが、以下の図の通り、合計コストは年率0.34%以下となります。」
※投信工房で提案するポートフォリオに含まれる投資信託は、すべて購入時手数料がかからないノーロード型投信です。
※投信工房の記載は、想定コストが最も高いモデルポートフォリオに基づいて算出しています(2020年4月3日時点)。また、税抜で算出しています。
※合計コストは、基準価額が年間平均3%上昇し、分配金は0円、信託報酬は年度末に支払うものとして計算。
※それぞれの商品に応じて異なった費用(信託財産留保額、監査費用、組入有価証券の売買委託手数料など)が別途生じる場合があります。
※A対面証券は、契約資産5,000万円以下の場合の費用です。
「合計コスト年率0.34%以下は素晴らしいです!競合他社に比べても圧倒的な低コストですね!」
「またロボアドバイザーサービスを利用した積立投資を少額(100円)から始められることも魅力だと考えています。コーヒー1杯以下の金額で積立投資を始め、またムリなく続けていくことができます。ちなみに積立ペースは毎日、毎週、毎月から選択することが可能です。」
「確かに、初めから大きな金額は不安な人もいますからね!積立ペースも幅広くて、様々なニーズに合わせられますね。」
「なお、投信工房で「自動リバランス機能」を設定すれば、メンテナンス(手間)不要でコストを抑えて自動で運用を続けることができます。」
「低コストかつ自動運用も可能なんですね。」
なぜ、海外ETFではなく、投資信託に投資を行うのか?
「コストの面で気になったので質問させてください。投信工房の投資対象をあえて海外ETF(※2)ではなく、投資信託としている理由を教えてください。一般的には、海外ETFの方が低コストと考えられていますよね。」
(※2)海外ETFとは・・・海外の証券取引所に上場する投資信託のこと。規模が大きく、圧倒的な低コストで有名な金融商品。
「投信工房は、長期資産運用を考えるためのお客様のためのサービスです。また、それには低コストであることが重要です。」
「投信工房をリリースするにあたり、投資対象として当然海外ETFも議題にあがりました。」
「しかし海外ETFの場合、為替スプレッドや現地証券会社への手数料、ETF売買に伴うスプレッド等のコストが生じます。」
「一方、投資信託は以前と比較して信託報酬も十分低コストとなっており、海外ETF同様のアセットクラスへの投資が可能です。そのため、投資対象は投資信託とする結論に至りました。」
「なるほど。それは安心しました。」
投信工房では自動運用も可能なのに、なぜアドバイス型という立ち位置をとるのか?
「ロボアドバイザーは完全放置での自動投資が最大の魅力だと思いますが、あえて投信工房を自動投資と明言していない理由を教えてください。自動リバランス機能もあり、もはや自動投資と言っても差し支えないように思います。」
「ありがとうございます。仰る通り「自動リバランス機能」を設定すれば、完全放置も可能です。実は、投信工房をあえてアドバイス型としているのは、お客様次第でお好みのカスタマイズも可能という、余力を残しているからです。」
「投資に慣れたお客様の場合、株式同様にポートフォリオを自分で決定したい方や、適宜状況を見ながらファンドを入れ替えたい方などもおられます。」
「投資一任型ロボアドバイザーではそのようなお客様の意思の介入は不可能ですが、投信工房であればそれは可能です。」
「始める時は皆さん初心者ですが、では5年後、10年後はどうでしょうか。もしかしたら金融知識はかなり向上しているかもしれません。そうなった時、投信工房なら自分のポートフォリオをライフスタイルにあわせて調整することも可能です。」
「いわば、放置もできるし、干渉もできる飽きのこないサービスであると考えています。」
「なるほど!それはいいですね!私は投資一任サービスから資産運用の世界に飛び込みましたが、2年も経てば、自力で投資信託を選定したり、株式投資を行うまでになりました。」
「そのような投資初心者の成長過程もしっかり考慮しているのは、とても良いと思います。」
読者に伝えたい投信工房の提供の想いとは?
「松井証券様は、証券業界のパイオニアの役割を担ってきた証券会社だと思っております。投信工房の提供においても、このようなパイオニア的な発想があったのでしょうか?投信工房の提供の想いを教えてください。」
「資産形成に有効だと考えられている長期・分散・積立の資産運用において、パフォーマンスに影響を与える最も重要な要素は、運用コストだと考えています。」
「実は当社も他のロボアドバイザーやファンドラップのように、当初は投資一任型でのサービス提供も検討していました。」
「しかし検討の過程で、投資一任型で提供した場合、結局コストがかさみ、最終的にはそのコストをお客様に負担いただく結果になることから、方向を調整し、お客様自身の意思を反映できるアドバイス型サービス、投信工房をリリースいたしました。」
「ですので、できるだけ低コストで、できるだけお客様が有利になるようなサービスを提供したかったというのが、投信工房の提供の想いとなります。」
「なるほど!投信工房は、できるだけお客様に有利な形と考えた結果生まれたのですね。確かに現状、投資一任サービスでインデックス運用を主とするものは手数料が高いイメージがありますよね。」
3. 松井証券が提供する3つのロボアドバイザーサービスの使い分けについて
「投信工房の他にも、投信提案ロボ、投信見直しロボなどのロボアドバイザーを提供していますよね。投信工房は初心者向けのツールだと思いますが、特に「投信見直しロボ」は、どちらかといえば、慣れてきた方向けの印象も受けます。これからのツールをどのように使い分け活用するのが良いのでしょうか?」
「当社には「投信工房」・「投信提案ロボ」・「投信見直しロボ」と3つのロボアドバイザーがあります。「投信工房」は今までのご説明の通り、長期間の積立投資を始める際にご利用いただくロボとなります。「自動リバランス機能」を設定し、完全放置の運用も可能です。」
「さて、「投信提案ロボ」は新たに投資信託の購入を検討されている方向けのロボとなります。ある程度まとまった金額で投資信託を購入したい、ひとまず現在の余剰金を運用したい等、投資信託を単発購入するニーズもございます。いつもは株式投資をしているけど、少しお休みするからその間ひとまず投資信託で運用、といったケースもよくあります。」
「次に、「投信見直しロボ」ですが、今持っている投資信託で良いのだろうかと不安を感じた方へお試しいただきたいロボとなっています。銀行等で買付・保有している投資信託がある方は、是非ご利用いただきたいです。保有している投資信託と提案される投資信託の銘柄情報、両銘柄の過去の値動きをチャートで確認すること等ができます。もし保有している投資信託のファンドスコア(※3)が低ければ、いつまでも放置せず、乗り換えを検討した方が良いかもしれません。」
(※3)ファンドスコア・・・QUICK資産運用研究所が長期投資に向く投資信託かどうか、5つの項目で多角的に評価し、総合スコアを算出したもの。過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
「このように松井証券のロボアドバイザーは、お客様の状況に応じて必要な情報を提供し、その行動を後押しするサービスとなります。ぜひ、ご自身のご利用状況によって、使い分けていただければと思います。」
※サービス内容やキャンペーン条件は公式サイトで必ずご確認ください。
4. 松井証券が提供する投資信託について
「提供投資信託の基準に「商品の仕組みが複雑な投資信託は取り扱いません」とあります。顧客ファーストな姿勢が伺われて、とても好感を持ちました。」
「具体的にはどのような商品に限定しているのでしょうか?除外対象となった具体例、選定基準などを教えていただきたいです。」
「当社が投資信託の取扱いを開始した当初は、インデックスファンドのみ、銘柄数もかなり少ない状況であったことをご存じでしょうか。リリース時から、お客様に無駄なコストはいただかないことを念頭に銘柄を選定してきました。」
「とはいえ、お客様にも様々なニーズがあることがわかってきました。当社の投資信託購入時手数料は無料ですし、「投信毎月現金還元サービス」では販売会社が受け取る年率0.3%(税抜)を超える分の信託報酬をお客様にお返ししますので、現在はデリバティブ運用が組み込まれている通貨選択型投資信託やカバードコール型投資信託を除き、基本的に全ての銘柄を採用していく方針としています。」
「なお、具体的除外銘柄の開示は控えさせていただきますが、カバードコールで資金をつくって分配金を増やすような銘柄は、その仕組みを投資初心者の方にWEB上で理解いただくのは無理があると考えています。そもそも積立投資を始める方は、投資初心者の方が多いですし。そのため、当社ではそういった銘柄は人気があっても取扱いはしないこととしています。」
5. 投信毎月現金還元サービスについて!どんな投信でも0.3%以上の信託報酬はいただきません!
「何度か登場している投信毎月現金還元サービスについて教えてください!これもまた画期的なサービスと聞きます。」
「まずは、少し「投信毎月現金還元サービス」についてご説明させてください。こちらは、投資信託をお預けいただくだけで、お客様の口座に毎月現金を還元する日本初のサービスです。」
「還元するのは、販売会社が受け取る信託報酬のうち年率0.3%(税抜)を超える分となります。」
「また対象となる投資信託を銀行や他証券会社で保有している場合でも、それを松井証券に移し替える(移管する)だけで、本サービスの対象となり、プラスの収益が生まれる大変お得なサービスとなっています。」
「なお、分配金は従来通りそのまま受け取れます。」
「それはすごいですね!信託報酬が高い場合は、松井証券に移し替えないとむしろ損と言えそうですね!運用実績は同じ、コストが違うとなれば、安い方に行くのは必然です。」
投信毎月現金還元サービスは投信工房でも利用ができるのか?
「投信毎月現金還元サービスは投信工房の銘柄も対象となるのでしょうか?対象となるのでしたら、2コンボでとてもメリットが多く、より素晴らしいと感じます。」
「ありがとうございます。勿論、投信工房の銘柄も対象となります。」
「投信工房で選んで購入した銘柄、単発で購入した銘柄等、購入経路に関わらず、当社でお預かりしている投資信託で「投信毎月現金還元サービス」の対象銘柄であれば、全てが自動的にサービスの対象となります。ちなみに当社が取り扱う1,200本超の投信のうち、7割以上の銘柄が当サービスの対象となります。」(2020年6月現在)
投信毎月現金還元サービス提供の想いについて
「投信毎月現金還元サービス」提供の想いを教えてください。どのようなメリットをユーザー様に享受して欲しいのでしょうか?」
「投信の購入・保有に伴って投資家が負担するコストには、主に購入時手数料と投信の保有期間に応じて日々徴収される信託報酬の二つがあります。」
「さらに、信託報酬は、①投信を運用する運用会社へ支払う信託報酬(運用会社信託報酬)、②投信を販売する金融機関へ支払う信託報酬(販売会社信託報酬)、③資産を管理する受託会社へ支払う信託報酬(受託会社信託報酬)の三つに分類されますが、一般的に信託報酬と呼ばれているものは、この三つの信託報酬の合算を指しています。」
「また、三つの信託報酬の水準は銘柄毎に異なり、例えば、現在当社が販売する投信の販売会社信託報酬の水準は、0.02%~1.00%となります。」
「一方、当社はインターネットを通じた投信サービスの提供に特化しており、提供するサービスや当社の事務コストは投信の銘柄毎に差があるわけではありません。このような背景から、投信毎月現金還元サービスでは、当社が受け取る販売会社信託報酬の上限を0.3%とし、それを上回る部分については、お客様にお返ししようと決定しました。」
※ 2020年6月15日時点。預かり資産残高の条件があるサービスやキャンペーンを除く。平均保有金額の変動により還元額も変動します。
「なるほど!証券会社が得る手数料の上限を0.3%に制限したということですね!まさに顧客ファーストと言えます。脱帽です。」
「確かに、今までは販売手数料が高いがゆえに、証券会社が売りたがる商品もあったかもしれませんね。つまり、松井証券は全ての投資信託を平等に見ているという姿勢提示にもなりますね。これはかなり革命的ですね!素晴らしいです!」
6. これから松井証券で資産形成を始める読者への一言
「最後に、これから資産形成を始められる方に一言お願いいたします。」
「皆さん、お読みいただきありがとうございました。」
「今よく耳にするロボアドバイザーですが、「投資一任型」・「アドバイス型」があります。購入銘柄もその後の運用も全てお任せの「投資一任型」に人気が偏っている気がしていますが、ただ、そこで必要となるコストはご自身が支払っていることをお忘れにならないでほしいと思います。」
「積立投資は長期間の投資になりますので、その間にかかってくるコストは大変重要なポイントになってきます。」
「当取材記事で、アドバイスに従って、PCやアプリ画面上で購入手続きを行い「自動リバランス機能」を設定すれば、完全放置でコストを抑えて運用を続けることが可能な「投信工房」、そして松井証券のことを、皆さんに知っていただければ嬉しいです。」
あとがき
松井証券様に取材させていただきました。
松井証券のサービスは常にユーザーのことを想ってサービス提供をされているんだなと気づくことができました。例えば、投信工房はあらゆる初心者から、その初心者が成長した後のことまで考えられています。私も投資一任サービスから資産運用を始めましたが、今では自分で投信銘柄を選定します。投信工房は、様々なフェーズで、あなたを助けてくれるはずです。
また、松井証券は2020年4月に、「投信毎月現金還元サービス」というまた革新的なサービスを提供しました。証券会社が受け取る信託報酬に上限を設け、できるだけお客様に有利な形で投資信託を提供するというサービス。素晴らしいです!
今お持ちの投資信託が松井証券ならもっとお得になるかもしれませんね。
これからも松井証券は顧客中心主義を徹底し、素晴らしいサービスを提供されるのだと思うと応援したいです!
※サービス内容やキャンペーン条件は公式サイトで必ずご確認ください。
コメント