AI(マイメイトではエージェント)が自動でFXの運用を行ってくれるのがマイメイト。
私はFX初心者ですが、AIが自動でFXでお金を増やしてくれる点に期待感を感じ、運用をお任せしてみました。
結論を言うと、FX初心者がAIエージェントに運用を任せていたら、何もせずがっぽり儲かるという、そんな美味い話はないことがわかりました。
この記事では、マイメイトが実際に儲かるのか、やってみた実績や攻略ポイントについて探っていきます。さらに、選択したエージェントで勝てなかった理由についても考察しています。
初めてのFX自動売買を探している方は松井証券がおすすめです。
松井証券のFX自動売買はリピート型自動売買となっており、コツコツと利益を積み上げていく運用手法。
そのため、FX自動売買でいきなり大損ということにはなりにくい仕様になっています。
- 少額(100円〜)から始められるので、お試しがしやすかった
- 低レバレッジにもできるから心理的に安心感があった
- 利益を出せているブロガーさんの運用をより少コスト(1万円程度)で再現できた
FXでイメージしがちな利益大、損失大の博打的な運用手法ではないため、FX自動売買初心者におすすめです。
ちなみにスプレッドも業界最狭水準なので、経験者も活用するメリットはあります。
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1.【断念して撤退】運用戦略と成果!実績(損失)公開
実際に私はマイメイトが実取引を開始した2022年1月から運用をしています。
30万円の証拠金を用意し、何度か挑戦してみましたが、最終的に5万円程度の損失を出し、運用を一旦停止しました。
<合計実現損益一覧>
運用期間 | 実現損益 |
---|---|
2022年1月21日〜2022年12月15日 | -49,009 円 |
運用を一旦停止していましたが、2023年7月にファンド機能が登場し、より少額からマイメイトを稼働させることができるようになった(必要証拠金1万円程度)ことに可能性を感じ、証拠金25万円で運用を再開しました。
ファンド機能での運用成績は下記の通り。
<合計実現損益一覧>
運用期間 | 実現損益 |
---|---|
2023年8月5日〜2024年3月19日 | -51,247 円(撤退) |
ファンド機能を活用してなんとか利益を上げる方法を考え続けましたが、2024年3月に断念しマイメイトを撤退することにしました。
人の知識とAI運用のハイブリット型での運用を目指しましたが、実際はかなり難しく戦略を考えることを断念せざるを得ませんでした。
2024年4月からはリピート型の自動売買マイメイトが登場しましたが、私はこちらを運用する予定はありません。
過去に運用したファンド一覧
それぞれのファンドの詳細については下記を参照ください。
未来型5通貨ペア-改の詳細
運用方針
以前作成した「未来型5通貨ペア」の改良版。現状好成績のエージェントではなく、これから好成績を出してくれそうな通貨ペア及びエージェントを3体抽出し、分散することでリターンを期待する。
設定方針
- エージェント抽出条件・・・銘柄自動(90日)・5銘柄・効率計数〜0.035・損益比率1〜1.75
- ポートフォリオ条件・・・5万円・銘柄分散・過去2年・勝率順
- 入れ替え条件・・・1ヶ月に1回
tamo3ファンド(他作)の詳細”
運用方針
資金3万円の中で、直近1カ月の好成績通貨を対象とした投資を行うと同時に、tamo独自の判断アルゴリズムを用いて毎月エージェント入れ替えを行い、最大DDを最小限に抑えた安定的な運用成果を目指します。
設定方針
- エージェント抽出条件・・・銘柄自動(30日)・3銘柄・収益率30%〜・最大DD-19%〜・勝率55%〜・取引10回〜・効率系数0.33〜・損益比率1〜
- ポートフォリオ条件・・・3万円・銘柄分散・過去30日・シャープレシオ順
- 入れ替え条件・・・1ヶ月に1回
AI道場lite(他作)の詳細
運用方針
最後に30日間勝率でソートしているので、抽出条件の30日間・90日間から勝率を外しました。抽出条件の180日間では勝率と収益率を追加することで安定した。
設定方針
- エージェント抽出条件・・・銘柄自動+30日間・収益率100%〜・取引3回〜・損益比率9.5〜+90日間・収益率200%〜・取引5回〜・損益比率1.5〜+180日間・収益率100%〜・勝率45%〜・取引10回〜50回・損益比率1.3〜
- ポートフォリオ条件・・・1万円・過去30日・勝率順・クローンを除く
- 入れ替え条件・・・1ヶ月に1回
利獲発保(他作)の詳細
運用方針
なし
設定方針
- エージェント抽出条件・・・銘柄自動+30日間・最大DD-50%〜・取引1回〜7回・効率計数0.2〜・損益比率9.9〜or90日間・最大DD-50%〜・取引1回〜25回・効率計数0.2〜・損益比率9.9
- ポートフォリオ条件・・・2万円・過去180日・成績順・クローンを除く
- 入れ替え条件・・・1ヶ月に1回
未来型3通貨ペア-改(自作)
ファンド名 | 運用期間 | 最終成績 | 停止理由 |
---|---|---|---|
未来型3通貨ペア-改(自作) | 2023年8月5日〜10月6日 | -1,558円(負) | 未来型5通貨ペアに一本化させるため |
<未来型3通貨ペア-改の詳細>
運用方針
以前作成した「未来型3通貨ペア」の改良版。現状好成績のエージェントではなく、これから好成績を出してくれそうな通貨ペア及びエージェントを3体抽出し、分散することでリターンを期待する。
設定方針
- エージェント抽出条件・・・銘柄自動(90日)・5銘柄・効率計数〜0.035・損益比率1〜1.75
- ポートフォリオ条件・・・3万円・銘柄分散・過去2年・勝率順
- 入れ替え条件・・・1ヶ月に1回
初めてのFX自動売買を探している方は松井証券がおすすめです。
松井証券のFX自動売買はリピート型自動売買となっており、コツコツと利益を積み上げていく運用手法。
そのため、FX自動売買でいきなり大損ということにはなりにくい仕様になっています。
- 少額(100円〜)から始められるので、お試しがしやすかった
- 低レバレッジにもできるから心理的に安心感があった
- 利益を出せているブロガーさんの運用をより少コスト(1万円程度)で再現できた
FXでイメージしがちな利益大、損失大の博打的な運用手法ではないため、FX自動売買初心者におすすめです。
ちなみにスプレッドも業界最狭水準なので、経験者も活用するメリットはあります。
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2. 過去(2022年1月〜)の仮説検証結果を全て公開
下記に、弊サイトが独自に行った過去の仮説検証および成果を全てまとめています。
これからチャレンジされる方は参考にしてみてください。
AIエージェント2体で仮説検証しました。
<運用通貨ペア>
- EUR/USD
- USD/JPY
EUR/USDとUSD/JPYには強い負の相関があることから、大きな損失を出しにくいのではと仮説を立て運用開始。
検証の結果
2022年1月26日から約1.5ヶ月間運用しましたが、最終的に-24,431円、スワップ-1,090円とマイナスになりました。
2月時には+3万円程度までいきましたが、そのまま3月まで放置していたらマイナスになっていました。
相関はある程度有効でしたが、通貨の分散度が足りず、FX投資の基本である損小利大を実現しにくかったのが原因と考えました。
3. マイメイトをやってみた失敗経験から分かったこと
マイメイトにおける私の失敗経験を元に得られた教訓をお知らせいたします。
これからチャレンジされる方は参考にしてみてください。
- マイメイトはトレンド相場で運用すべきだった
- トレンド局面が発生しやすい通貨ペアを選んだ方が良かった
- どの通貨ペアを選ぶべきかの分析は個人で行うべき
- 分散投資を行った方が収益が安定していた
失敗1:マイメイトはトレンド相場で運用すべきだった
マイメイトはトレンド相場に強いという噂がありますが、それを身をもって経験しました。
損失を出しまくったEUR/USDの通貨ペアは2022年1〜3月にかけてレンジ相場だった!
2体のAIエージェントのうち、ボロボロの成績だったのはEUR/USDのペアでした。USD/JPYの方は損失ほほぼなかったです。
ちょうど損失を出しまくった2022年1〜3月にかけての相場を見えみたところレンジ相場だったことが判明しました。
(引用:トライオートFX)
オレンジの線が横一直線なのがわかると思います。
これによりAIエージェントは噂通りにレンジ相場にはあまり強くないことがわかりました。
実は、この話には続きがあります。皮肉なことに、私が損切りしたAIエージェントはその後すぐに、2022年3月から5月にかけて大勝します。
その時の相場もみてみました。
(引用:トライオートFX)
トレンド相場の傾向がありました。
つまり、そのまま運用を続けていたたら大きな利益を手にしたことになります。
この経験から、AIエージェントはトレンド相場に強い傾向があると感じました。
失敗2:トレンド局面が発生しやすい通貨ペアを選んだ方が良かった
マイメイトはFXの知識が全くない初心者の方でも実際に運用することができますが、重要なのは通貨ペアの選択です。
なぜなら、トレンド局面がよく起こる(トレンド相場になりそうな)通貨ペアを選択したい方がマイメイトの特性を活かしやすいと感じるからです。
加えて、AIエージェントを分析した結果、通貨ペアごとのトレードがほとんど変わらないこともわかりました。つまり、通貨ペア選択をミスすると、その通貨ペアにおいては、どのAIエージェントを選ぼうが損失する可能性が高くなります。
ですので、トレンド局面が発生しやすい通貨ペアを事前に調べた方が良いでしょう。
失敗3:どの通貨ペアを選ぶべきかの分析は個人で行うべき
初心者でも簡単にトレードできるのがマイメイトの魅力ですが、マイメイトが行うのは、あくまでいつ売買をすれば高い収益を挙げられるのかのエントリーポイントの決定だけだとわかりました。
つまり、その通貨ペアで今後トレンドが発生するのかどうかを個人で予測する必要があります。
逆を言えば、エントリーポイントはマイメイトに一任できるため、通貨ペアの分析だけを行えばいいのがマイメイトの良い点です。
失敗4:分散投資を行なった方が収益が安定していた
公式はマイメイトの運用は、5通貨ペア以上というのを推奨しています。
なぜなら、特定の通貨ペアがトレンド相場になると予測しても、その予測が必ず当たるわけでないからです。
分散投資により通貨ペアの損失リスクを分散させ、できるだけ総合成績を安定化させるのはマイメイトにおける重要なアプローチだと思いました。
実際に、マイメイト公式は5種類以上の通貨ペアに分散投資を推奨しています。
理由としては、通貨ペアを1~2種類程度で運用するケースに比べ、5種類以上分散させて運用する方がリターンとリスクの振れ幅が小さくなるからです。
実際に上記表を見てみると、5種類の通貨ペアを境に標準偏差があまり変わらないことがわかりますね。
これから運用をされる方は、公式が推奨している通り、5通貨ペア以上のエージェントを稼働させると良いと思います。
マイメイト検証および攻略のまとめ
マイメイトの実績についてまとめました。
実際に運用してみましたが、FX初心者がAIエージェントに運用を任せていたら、何もせずがっぽり儲かるという、そんな美味い話はないことがわかりました。
運用をするからには、自分の中である程度の確証を得てから行うべきでしょう。
これからマイメイトで運用を行う予定の方は、下記の知識を押さえると良いかもしれません。
- マイメイトはトレンド相場に強い
- トレンド局面が発生しやすい通貨ペアを選ぶべき
- どの通貨ペアを選ぶべきかの分析は個人で行うべき
- 分散投資を行った方が収益が安定する
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