ひふみワールド+(プラス)について気になっていますね。
「ひふみワールド」とは、世界株に投資する投資信託。レオス・キャピタルワークス(株)が運用しテイルサービスです。
どのような投資信託なのかは、こちら「ひふみワールドの評判は?セミナーにも参加してわかったメリットとデメリット!」の記事を参考にしてください。
しかし、ひふみワールドには「ひふみワールドプラス」というバーションもあります。どのように違うのか気になっているかもしれませんね。
そこでこの記事では、「ひふみワールドプラス」の概要説明、さらに「どちらに投資した方が良いのか」解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
1. ひふみワールド+(プラス)とは?
ひふみワールドプラスは、銀行や証券会社などの販売会社を通じて購入できる「ひふみワールド」です。
ひふみワールドの運用は、「ひふみワールドマザーファンド」が行います。
直販及び販売会社で購入された「ひふみワールド+」の資産は、全て「ひふみワールドマザーファンド」で運用されるので、基本的な運用方針はひふみワールドと変わりません。
なので、どちらを選んでも運用実績に違いはありません。
ひふみワールドプラスを選ぶ最大のメリットは、販売会社のメリットを享受できる点でしょう。例えば、楽天証券では楽天カードで投資信託を購入でき、さらに楽天ポイントもたまります。
このような販売会社独特のメリットを活用することが、ひふみワールド+を選ぶ上での最大の決め手になると思います。
ひふみワールド+の概要
投資信託のタイプ | アクティブ運用型 |
運用責任者 | 湯浅光裕 |
最低投資金額 | 証券会社によって異なる(100円〜) |
買付手数料 | 販売会社によって異なる(最大3.3%/税込) |
信託報酬 |
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解約手数料(信託財産留保額) | なし |
主な販売会社一覧 |
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2. ひふみワールド+(プラス)を選ぶメリット
ひふみワールドではなく、ひふみワールドプラスを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか?
具体的には、次のような点が考えられます。
- ライフスタイルに合わせた投資が可能
- 新しく口座開設をする必要がない
(1)ライフスタイルに合わせた投資が可能
最もメリットが大きい点は、ライフスタイルに合わせた投資が可能という点でしょう。
現在、楽天証券やSBI証券のような大手金融機関は、投資することで、消費にひもづくポイントを獲得できるサービスが充実しています。
例えば楽天証券には、楽天カードのクレジットカード決済で積立投資をしながら、ポイントをためることができるサービスがあります。
このようなサービスは、日頃から楽天サービスを使っている方には鬼に金棒です。
また、SBI証券にはTポイントがたまるサービスもあります。
このように、証券会社とあなたのライフスタイルを照らしわせて選び、その上でひふみワールド+を購入するのが良いでしょう。
(2)新しく口座開設をする必要がない
楽天証券やSBI証券などの口座をすでに開けている場合、新しく口座開設をする必要はありません。
運用方針に大きな違いはないので、「新しい口座開設が面倒…」という人は、持っている口座で「ひふみワールド+」を購入しましょう!
3. 逆に直販型のひふみワールドを選ぶメリット
ですが、直販型のひふみワールドを選んだ方が良い場合もあるかもしれません。
それには下記の理由があるからです。
- 手数料が安い場合がある
- 信託報酬は直販の方が安くなる可能性も
- 何より、直販の方が親近感がある(セミナー開催も!)
(1)手数料が安い場合がある
ひふみワールドプラスは解約手数料は無料です。しかし、買付手数料がかかる場合もあります。
これが直販なら必ず無料です!
ひふみワールドプラスの買付手数料は、買い付け金額の3.3%(税込)を上限に設定されます。
流石に上限の3.3%(税込)を設定する金融機関はないと思いますが、これは大きな痛手です。
ひふみワールドプラスを購入する際は、必ず買付手数料が安いか確認してください。
(2)信託報酬は直販の方が安くなる可能性も
ひふみワールドプラスの信託報酬は下記の通り。
- 5,000億円まで 1.6280%(税抜き1.4800%)
- 5,000億円を超える部分 1.5180%(税抜き1.3800%)
- 1兆円を超える部分 1.3530%(税抜き1.2300%)
運用残高が大きくなるにつれて、どんどん信託報酬が安くなる仕組みです。
対して、直販型のひふみワールドには「資産形成応援団」という長期投資を応援する制度があります。
- 5年以上の投資で0.1%還元
- 10年以上の投資で0.25%還元
ひふみワールドは長年持ち続けていれば、必ず信託報酬が還元されます。
確実性で言えば、直販でしょう。
(3)何より、直販の方が親近感がある(セミナー開催も!)
これは概念的な問題ですが、直販の方が圧倒的に親近感があります。
直販用の口座を開けると、運用会社の「レオス・キャピタルワークス」から、下記のような運用報告メールやセミナーのお誘いがよく送られてきます。
私は、ひふみの良さはセミナーなど、運用者と投資家の距離が近い点にあると思っております。
詳しくは「ひふみワールドの評判は?セミナーにも参加してわかったメリットとデメリット!」で解説しています。
なので、個人的には直販の方が親近感があり、好みです。
まとめ
ひふみワールドプラスの説明と、どちらを購入すべきかについて解説しました。
結論を言うと、楽天証券やSBI証券などライフスタイルなどを考慮に入れながら、お好きに選んでください。
というのも、運用方針などは変わらないので、運用実績に差が出るわけでもないからです。
なので、あなたがメリットが多いと思うところから購入すると良いでしょう。
ちなみにひふみワールドはNISA 口座で購入できますが、つみたてNISAでは購入できません。この点は注意しましょう。
また、買付手数料が高い販売会社では購入しないようにしましょう。
ここさえ押さえれば問題ありません。
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