ROBOPRO(ロボプロ)とNISA(S&P500)を比較!どっちがいい?併用はどう?

株式会社FOLIOが提供するAI投資サービス「ROBOPRO(ロボプロ)」」は景気の流れに合わせて柔軟に資産配分を変えることでどのような相場に対しても安定的な好パフォーマンスを期待することができます。

一方で「NISA」は利益に対して非課税で運用できる国の制度で、長期資産形成の手段として活用されています。

特にS&P500銘柄(eMAXIS Slim 米国株式S&P500)などは高いパフォーマンスが期待できることから人気の投資信託になっています。

まず、前提としてROBOPROはNISA制度に対応していません

その上で、どちらを選ぶかは目的に応じて考える必要があります

この記事では、実際にROBOPROに投資している私が、ROBOPRONISAの違いやメリット、デメリット、実際に投資してみた実績について解説。

最新情報ロボプロ投信誕生

ROBOPROが投資信託(ROBOPROファンド)になりました。運用内容はROBOPROと同じです。(手数料、年率1.5%程度とROBOPRO1.1%より高め。)

ROBOPROファンドはSBI証券等にて、NISAの成長投資枠として投資することができます。

マネとも中の人

ROBOPROとNISAに同時に投資したい場合は、SBI証券などでNISA口座を開設して買いつけるのがおすすめです。

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新NISAで大人気!

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目次

当記事は投資に関連する一般的な情報提供を目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品の最新情報は公式サイトにて必ずご確認ください。投資される際はご自身の判断と責任で行っていただきますようお願いいたします。

1.ROBOPROとNISA(S&P500)はどっちがおすすめ?

NISA(旧:つみたてNISA)は、NISA口座内での売却利益や配当/分配金に対して一切税金がかからない(非課税)で運用できる国の制度

日本国内に住んでいる18歳以上の方なら誰でもNISA口座を開設できます。

(引用:金融庁)

NISAには、つみたて投資枠成長投資枠があり、それぞれ年間120万円、240万円まで投資することができます。

概要を簡単に表でまとめました。

スクロールできます
現行(新しい)NISA
つみたて投資枠成長投資枠
非課税期間無期限
年間の非課税枠120万円240万円
生涯の非課税枠1800万円
※成長投資枠だけの場合1200万円まで
投資できる商品金融庁の基準を満たした投資信託投資信託・個別株式
現行(新しい)NISA概要表
NISAの特徴まとめ
  1. つみたて投資枠・成長投資枠で投資できる商品が違う
  2. つみたて投資枠・成長投資枠で年間投資上限金額が違う
  3. 非課税枠の上限は合計1,800万円まで
  4. 非課税期間は無期限

一方で、ROBOPROなら銘柄の選定なしに資産運用をおまかせすることができます。

ROBOPROとNISAどっちがおすすめかをまとめると、以下のようになります。

おすすめの選び方
  • AIを活用して景気に合わせてリスクを抑えつつ、安定的かつ好パフォーマンスを期待したい
    →ROBOPRO
  • リスクを取りつつ、高いパフォーマンスを期待したい
    →NISA(S&P500)
ROBOPRONISA(S&P500)
AIの活用×
リスクの大きさ小〜大
※景気に合わせて変動
手数料あり(年率、税込1.1%)なし

ROBOPROとNISA(S&P500)の最も大きな違いは下記です。

  • 銘柄の資産配分(ポートフォリオ)
  • AI予測の有無

例えば、ネット証券等で資産運用をする際の人気銘柄(投資信託)として、米国の株価指数S&P500に連動する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などの投資信託があります。

S&P500に連動する銘柄は、過去の運用成績が高いことから人気です。

しかし、S&P500に投資した場合、「米国だけ」「株だけ」と集中投資になってしまう可能性があります。

そのため、高いパフォーマンスを見込める分、銘柄の資産配分に偏りがあり、金融危機による下落が起きた際、大きな損失を抱える可能性があります

<S&P500はコロナショックで約40%下落した>

(引用:https://jp.investing.com/indices/us-spx-500-chart)

マネとも中の人

銘柄選定に自信がない人がいきなりマイナス40%になると、不安になり、途中で投資を止めてしまいますよね。

<ROBOPROならコロナショックでも約16%(※1)しか下落しなかった>

一方ROBOPROはAIを活用してあらゆる市場の変化に対応し、「株だけでなく、債券や金、不動産」といったさまざまな資産にバランスよく分散し、どのような相場に対しても好パフォーマンスを目指し運用します。

実際に、コロナショックで米国株式(S&P500など)が約32%の下落のところ、ROBOPROは資産配分を、バランスよく分散したことで約16%(※1)程度の下落に抑えることができました。

なぜかというと、ROBOPROは景気の流れに合わせて資産配分を臨機応変に変化させるからです。

ポイント
  • 米国株式が利益を伸ばせそうなら
    →米国株式の保有比率を高める
  • 株式相場が暴落しそう
    →株を売却して他の資産に買い換える

ROBOPROはAI(機械学習)の予測データを活用し、資産配分を相場に合わせて最適化させることで

  • 相場の下落から資産を守りつつ、
  • 常に好パフォーマンスの運用成績を期待できる

のがROBOPROの特徴です。

好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用

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2.【毎月更新】ROBOPRO(ロボプロ)歴4年!中の人の運用実績を公開

次に、ROBOPROの運用実績について見ていきましょう。

実際にどのぐらいの利回りを出せるのか、

  • ロボプロ公式が公開している利用者の利回り
  • 4以上積立投資を続けた「サイト管理人の運用実績」

を公開していきます。

ROBOPRO利用者の90%以上の方が利回りプラス!

ROBOPRO公式サイトが公開しているデータによると、

  • 3ヶ月以内の利用者でも、多くがプラスの運用成績
  • 3年以上利用している利用者の90%以上がプラスの運用成績
  • 3年以上運用を続けている利用者の半数弱が30%以上プラスの運用成績
  • 中には100%以上のプラス運用成績の方もいる

(2023年8月末時点)

つまり、ROBOPROを3年以上利用しているほとんどの方が大きく儲かっており、短期でも儲かっている方が沢山いることがわかります。

参考データ

ROBOPRO公式サイトコラム:https://folio-sec.com/static/topics/tags/1KwSRkir6A0Avl3UP0SWij/index.html

ROBOPROに4年投資してみた運用実績(2024年10月6日更新)

私はROBOPROサービス提供開始の翌日(2020年1月16日)から最低投資金額10万円で投資を開始。

積立機能が実装されたので、2021年6月から毎月1万円をコツコツと積立投資をしています。

現在の投資元本(65万円)に対する運用実績は、+41.2%(26万円以上の利益)です。

<私の現在の運用実績>

運用パフォーマンス41.2%
現在の資産配分(投資銘柄一覧)を表示する
資産全体の内訳:米国リート(IYR)33.62%・金(GLD)29.55%・米国株(VTI)26.49%・米国債券(BND)7.52%・現金(CASH)2.36%・ハイイールド債(HYG)0.45%

<私の過去の実績推移表>

スクロールできます
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度
1月末26.8%18.05%15.60%9.04%-1.18%
2月末29.9%17.80%16.23%9.79%-2.87%
3月末33.7%18.4%22.67%13.28%-7.79%
4月末36.5%20.6%21.69%17.34%-3.33%
5月末37.4%21.2%18.17%20.15%-0.06%
6月末40.9%25.4%17.41%17.65%0.66%
7月末40.3%25.8%22.54%16.92%3.90%
8月末36.0%26.7%20.4%17.00%2.99%
9月末36.5%23.9%16.9%14.13%1.43%
10月末運用中24.4%24.1%19.52%1.24%
11月末28.3%20.5%16.64%2.38%
12月末24.4%13.3%16.75%5.15%

私の実績推移まとめ
  • 最初の5ヶ月間だけマイナス
  • 5ヶ月目以降は一切元本割れすることなく安定した運用
  • 年率平均利回り約10%程度

あくまで過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。

マネとも中の人

私は年率4%以上の利回りを期待してROBOPROに投資しているので、期待通りの運用成果です。

コロナショックのような相場が不安定な時期でも下落幅が小さい傾向にあり、心理的に安心かつ安定的に利益を積み上げてくれています

好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用

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3. ROBOPROとNISAの併用は?

基本的には、NISA枠を埋めることを優先したいですが、併用を検討するアプローチもあります。

NISAとROBOPROの併用投資で期待できること

ROBOPROをNISAの人気銘柄S&P500やオルカン(全世界株式)併用投資することで、安定的な資産運用を期待できる可能性があります。

この根拠は、S&P500やオルカン株式のみの投資配分を提供している中、ROBOPROが全く別の運用方針をとっている点にあります。

 2024年10月のROBOPROの投資配分と運用方針

資産全体の内訳:米国株26.5%・米国債券7.6%・ハイイールド債券0.4%・不動産35.6%・金29.7%

今月のROBOPROは「不動産・米国株式・金」を中心とした投資配分をとっています。

今月の運用方針まとめ

9月度のFRBによる想定外の利下げなど、経済動向の変化を経て米国景気への楽観が強まったため、金利低下の恩恵を受けやすい不動産、米国株式、金を中心とした積極的な(攻めの)投資配分としている。

ROBOPROオルカンS&P500
米国株26.5%100%100%
日欧株0%0%
新興株0%0%
債券8.0%0%0%
29.7%0%0%
不動産35.6%0%0%
ROBOPROの直近6ヶ月の投資配分の推移を見る
直近6回の変更に伴う投資配分の推移を示した画像

市況の変化に合わせるために、ROBOPROは投資配分の変更を基本的に月一回行っています。これによって、今の相場に最適なポートフォリオ(投資配分)に更新されます。

理想的な資産運用に対する考え方

安定的な資産形成を期待するための理想的な資産運用は下記と考えています。

理想的な資産運用
  • 景気が悪い場合、リスクの低い資産(債券・金)を増やし資産の下落を抑制する
  • 好景気の場合、リスクの高い資産(株・不動産)を増やしっかり上昇の波に乗

そのため、株式市場がいつも好調でないことを考慮し、S&P500やオルカンなど、株式のみの金融商品と、それとは異なった運用アプローチを行うROBOPRO」を併用することで

  • 下落局面で資産の下落を抑制しつつ、
  • 上昇局面でも好リターンを期待でき、
  • 結果として、安定的な資産運用ができる

可能性があると考えます。

あくまで個人の考えであり、将来の運用成果を保証するものではありません。

どのように併用を開始したらいい?

これから併用しようと思ってもどのように併用を開始したらいいか迷うと思います。

長期目線で資産形成を行う上では、基本的に

  • 毎月お金のやりくりがしやすい
  • 高値掴みリスクを軽減させる効果がある

という特徴がある積立投資がオススメな投資手法です。

しかし、最初から両方に積立投資をするのは金銭や心理的に厳しい方も多いと思います。

個人的におすすめするのは下記の方法です。

おすすめの始め方
  1. ROBOPRO・・・一括投資(積立投資を行わない)から始め、とりあえず様子を見る
  2. NISA・・・資産形成のベースを作るためにコツコツと積立投資を行う

ROBOPROで積立投資をしなくてもいいと考える理由として、積立投資を行わなくても、資産配分を相場に合わせて組み替えるので、下記メリットが期待できるからです。

  • 他の投資との分散効果を常に期待できる
  • 一括投資でもある程度の運用実績が期待できる

実際、積立投資をしていなかった方がリターンが見込めた事実があります。私はROBOPROのサービス開始から積立投資をしていますが、実際は積立投資をしていた場合より、一括投資をした方が運用実績は好調でした。

ですので、

  1. 最初は一括投資を少額で始めて、
  2. 他の資産との分散効果や運用成績の伸びを見ながら、
  3. ボーナスなどまとまったお金ができたタイミングで積立投資を開始する。

方法もあると思います。

好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用

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ROBOPROとNISA(S&P500)まとめ

おすすめの選び方
  • AIを活用して景気に合わせてリスクを抑えつつ、安定的かつ好パフォーマンスを期待したい
    →ROBOPRO
  • リスクを取りつつ、高いパフォーマンスを期待したい
    →NISA(S&P500)

リスクは高くなりますが、高いパフォーマンスを期待したい場合は、NISA(S&P500)がおすすめです。

一方で、下落が怖いなど、安定的なパフォーマンスを期待される方にはROBOPROがおすすめです。

当記事が参考になれば幸いです。

好パフォーマンスと
下落に強い安定的な運用

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免責事項

本サイトにおける記事及び情報の掲載は、投資に関連する一般的な情報提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品の取引の勧誘を目的としたものではありません。情報の掲載にあたっては品質管理に努めておりますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。金融商品及びサービスの最新の情報は公式サイトにて必ずご確認ください。金融商品取引を行う際は、お取引先の金融商品取引業者等より交付される契約締結前交付書面等の書面の内容をしっかりお読みいただき、商品の特徴やリスク、取引の仕組み、手数料等を十分にご理解いただいたうえで、ご自身の判断と責任にて行っていただきますようお願いいたします。

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