楽天の決済サービスは、楽天ポイントがザクザクたまって、とっても便利。
しかし、以前からある「楽天Edy」「楽天カード」に加えて、「楽天ペイ」「楽天キャッシュ」と決済方法が増えてややこしくなっています。
そこで、それぞれの楽天キャッシュレス決済の違いや、目的別で一番お得な使い方を図解も交えて解説。
この記事を読めば、楽天のキャッシュレス決済の違いを理解できるだけでなく、ご自身が一番便利かつお得に使える方法が分かりますので、ぜひご一読ください。
1. 楽天のキャッシュレス決済を全体像を図解!
「楽天ペイ・楽天Edy・楽天キャッシュ」の違いを理解するために、楽天のキャッシュレス決済を以下の図にまとめてみました。
ただ、図だけでもわかりにくいと思いますので、下記2点
- 楽天のキャッシュレス決済のお支払いできる種類と違い
- 楽天ペイと楽天Edyの違い
について、それぞれ詳しく解説しますね。
2. 楽天のキャッシュレス決済の種類と違い
楽天のキャッシュレスにおける支払い手段は、大きく以下の5つに分けられます。
- クレジットカード「楽天カード」
- デビットカード機能つき「楽天銀行キャッシュカード」
- 非接触型(電子マネー)決済「楽天Edy」
- コード決済(スマホ決済アプリ)「楽天ペイ」
- ポイントカード「楽天ポイントカード」
ここで注意したいのは、どれも同じ楽天のサービスですが、「支払い可能なお店が異なる場合もある」点です。
例えば、
- ガソリンスタンドだと楽天Edyが使えない
ということも。
そのため、自分がよく使う場所で「どの支払い手段が対応しているか」チェックする必要があります。
どのような場所で、楽天キャッシュレスのサービスが利用可能なのかまとめると、以下のようになります。
- 楽天カード:クレジットカード払い(VISA・JCB・AMEX)対応店舗で利用可
- 楽天銀行デビットカード:クレジットカード払い(VISA・JCB)対応店舗で利用可
- 楽天Edy:電子マネー決済が可能な店舗で利用可
- 楽天ペイ:楽天ペイの加盟店で利用可
- 楽天ポイントカード:加盟店かつ、ポイント支払い可能な店舗(ポイントをためることしかできない店舗があります)で利用可
どのお支払い方法が可能か、確認した上で利用しましょう。
3. 楽天ペイと楽天Edyの違い
そして次に理解したいのが、楽天ペイと楽天Edyの違いです。
どちらも事前にチャージして支払う機能があります。
重要なのは、楽天ペイと楽天Edyの”お支払い元”の違いをしっかり理解することです。
楽天ペイと楽天Edyのお支払い元の違いは以下の通り。
- 楽天カード(他のクレジットカードも利用可)
- 楽天キャッシュ(楽天カードor銀行から事前にチャージ)
- 楽天ポイント(通常ポイント・期間限定ポイント利用可能)
- 現金
- 楽天カード
- 楽天ポイント
※どの方法でも、コンビニレジやF専用端末などで事前チャージ必須
以上の違いから分かることは、
- 楽天ペイは、一度お支払い元と連携すれば、そのまま利用できる機能がある
- 一方、楽天Edyは必ず事前にチャージする必要がある
ということです。
楽天ペイの方が、楽天Edyと違って事前チャージをしなくても活用できるので、便利かもしれませんね。
楽天キャッシュって結局なに?
楽天ペイにも、事前にチャージでお支払いできる楽天キャッシュがあります。
同じように事前チャージできる楽天Edyがあるのに、何が違うのでしょうか?
結論として、楽天キャッシュは楽天ペイ専用の電子マネーです。
- フリマアプリ「ラクマ!」の売上金をチャージできる
- 楽天ペイ間で送金できる
- 銀行からチャージできる
楽天Edyと楽天キャッシュは、どちらも事前チャージする電子マネーではあるものの、チャージ元とお支払い方法が異なります。
- 楽天Edy→楽天Edyで使用
- 楽天キャッシュ→楽天ペイで使用
ただ先ほども申し上げた通り、楽天ペイと楽天Edyでは使えるお店が異なることがあります。
事前にチャージしてお支払いしたい場合は、お店によって「楽天ペイ」と「楽天Edy」を使い分ける必要がある点に注意です。
4. 目的別!楽天のキャッシュレス決済のおすすめの使い方!
「楽天のキャッシュレス決済について、いろいろあることは分かった!だけど、結局どの使い方が一番便利なの?」と思いますよね。
そこで、目的別で楽天のキャッシュレス決済の一番便利な方法を並べてみました
今のあなたの気持ちに一番近い「目的」から「オススメの決済手段」を見つけてくださいね。
番号 | 目的 | オススメの決済手段 |
---|---|---|
① | ポイントをたくさん貯めたい | 楽天カード+楽天キャッシュ+楽天ペイ |
② | フリマアプリ「ラクマ」の 売上金を使いたい! | ラクマ!で楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ |
③ | とにかく決済をシンプルにしたい! | 楽天カードor楽天銀行デビットカード |
それぞれ目的ごとに詳しく解説していきますね。
①を選択された方(一番おすすめ!)
- ポイントを沢山ためたい!
という方には、「楽天カード+楽天キャッシュ+楽天ペイ」をオススメします。
楽天カードを支払い元として楽天ペイに楽天キャッシュをチャージ、その楽天ペイの支払い元を楽天キャッシュにしてお支払いを行えば、還元率が1.5倍に!
さらに楽天ペイの楽天ポイントカード提示を行えば誰でも最大で2.5倍の還元率となります。
また、期間限定ポイントもそのまま使えるのも大きな特徴。ポイントがたまっていれば、1タップの設定だけでポイント支払いができます。
②を選択された方
- フリマアプリ「ラクマ」の売上金を使いたい!
という方には、「ラクマ!で楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ」がおすすめ!
フリマアプリをよく使ってる方は、売り上げ金の使い道に困りますよね。
そんなときは、楽天のフリマアプリ「ラクマ!」で売ってみましょう。その売上金は、楽天キャッシュにチャージ可能です。
フリマアプリ内で使い切る必要がなく、売上金の使い道が一気に増えるので、ぜひ「ラクマ!」にも出品してみましょう。
③を選択された方
- とにかく決済をシンプルにしたい!
- キャッシュレス決済使いたいけど、お店によって使える決済方法を変えたりするのは面倒…
という方には、シンプルに「楽天カード」か「楽天銀行デビットカード」を利用してみてはいかがでしょうか?
楽天ペイと楽天Edyはお店によって利用できないことがありますが、楽天カードと楽天銀行デビットカードは、どちらもクレジットカード対応店舗ならどこでも利用可能。
100円(税込)毎に楽天ポイント1ポイントもたまります。
違いは、お支払いのタイミングと優待サービス。
楽天カードは翌月末に銀行から引き落とし、楽天デビットカードはお支払いの時点で楽天銀行から引き落とされます。
ただし、楽天カードなら国内旅行傷害保険が利用付帯ですが、楽天銀行デビットカードはありません(楽天銀行ゴールドデビットカードなら国内外で利用付帯)。
シンプルにカード決済したい方は、ご自身のライフスタイルに合わせて選択するといいでしょう。
まとめ
楽天のキャッシュレス決済は、いろんな方法がある反面、複雑でややこしい一面もあります。
しかし、理解するポイントとして
お支払い方法が、下記の5種類あり、
- クレジットカード「楽天カード」
- デビットカード機能つき「楽天銀行キャッシュカード」
- 非接触型(電子マネー)決済「楽天Edy」
- コード決済(スマホ決済アプリ)「楽天ペイ」
- ポイントカード「楽天ポイントカード」
楽天ペイと楽天Edyのお支払い元が下記のように違うこと。
- 楽天カード(他のクレジットカードも利用可)
- 楽天キャッシュ(楽天カードor銀行から事前にチャージ)
- 楽天ポイント(通常ポイント、期間限定ポイント利用可能)
- 現金
- 楽天カード
- 楽天ポイント
※どの方法でも、コンビニレジやF専用端末などで事前チャージ必須
これらを踏まえて、目的別に楽天のキャッシュレス決済を選択していけば良いでしょう。
番号 | 目的 | オススメの決済手段 |
---|---|---|
① | ポイントをたくさん貯めたい | 楽天カード+楽天キャッシュ+楽天ペイ |
② | フリマアプリ「ラクマ」の 売上金を使いたい! | ラクマ!で楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ |
③ | とにかく決済をシンプルにしたい! | 楽天カードor楽天銀行デビットカード |
ただし大前提として、楽天のキャッシュレス決済は極力楽天のサービスに統一しないと、その恩恵を受けられません。
とくに楽天カードを使うことは、ほぼ必須です。
楽天のキャッシュレス決済を利用するなら、まず「自分は楽天のサービスをよく利用するのか?」と自問自答する必要があります。
この記事が参考になったのなら幸いです。
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