「アクティブファンドって結局どれを選べばいいの?」——そんな疑問をお持ちの方に向けて、このページでは日本株に特化したアクティブファンドの中から、マネとも編集部が厳選したファンドをご紹介します。
2026年現在、日本株市場への注目が高まる中で、「インデックスファンドだけでいいのか?」「プロの目利きを活かしたい」と考える投資家も増えています。
この記事では、運用哲学・透明性・実績という観点から、納得して長期保有できるファンドだけを掲載しています。
- 掲載ファンドの選定基準(日本株・運用者開示・独自哲学)
- 厳選5ファンドの特徴・運用スタイル・向いている方
- アクティブファンドを選ぶ際のポイントとよくある疑問
- インデックスファンドとの使い分けの考え方
当ページ掲載ファンドの3つの選定基準
このページに掲載しているファンドは、以下の3つの観点から編集部が厳選しています。「なんとなく人気だから」ではなく、長期で保有し続けられる理由があるかを軸に選定しています。
日本の成長企業を応援し、日本経済全体の活性化に貢献することを目指します。海外株式との混合ファンドは対象外とし、純粋な日本株アクティブファンドのみを掲載しています。
ファンドマネージャー(運用責任者)の氏名や経歴が開示されており、誰がどのような考えで運用しているのかが分かります。「誰に託すか」が長期投資継続の大きな支えになるという考えに基づいています。
各ファンドが、他とは異なる明確な投資戦略や哲学に基づいて運用されています。自分の考えに合った運用方針のファンドを選ぶことで、相場下落時も信頼感を持って継続できます。
どれだけ良いファンドであっても、相場が悪化すると「もう売ってしまいたい」という心理に駆られるのが人間です。ファンドマネージャーの投資哲学や実績を知り、納得して投資をしていれば、「この人の判断を信じよう」「今は耐える時だ」と心理的な支えを得やすくなります。この信頼感が、長期的な好パフォーマンスに繋がるケースが多いのです。
【2026年厳選】おすすめアクティブファンド一覧
以下では、各ファンドの特徴・運用スタイル・向いている方を詳しくご紹介します。

なかの日本成長ファンド
なかのアセットマネジメント株式会社 / 運用スタイル:長期・集中・対話(グロース投資)
元セゾン投信の中野晴啓氏が率いる、なかのアセットマネジメント(株)が運用。利益の「成長率」と「成長期間」を掛け合わせた独自指標を重視し、長期成長が期待できる日本の「クオリティ・グロース企業」を厳選して投資します。
投資先企業との対話(エンゲージメント)を通じて、企業価値の持続的な向上を後押しする点が大きな特徴です。銘柄数を約30社程度に絞り込んだ集中投資で、確信の持てる企業のみに投資します。
運用体制
中野晴啓氏(CIO)・山本潤氏を中心としたチーム
投資銘柄数(目安)
約30社
基準価額
12,197円
(2026/4/3)
純資産総額
約45億円
1年騰落率
+26.95%
※騰落率は税引前分配金再投資ベース(設定:2024/4/25)。信託報酬:年率1.1%。NISA成長投資枠対象。過去実績は将来を保証しません。
- 一貫した長期投資を行うファンドを探している方
- 銘柄数が少ない集中投資が好みの方
- 中野晴啓氏の投資哲学に共感できる方


コモンズ30ファンド
コモンズ投信株式会社 / 運用スタイル:超長期・対話・社会性
コモンズ投信が運用する「コモンズ30ファンド」は、「30年・30社・対話」を軸とした超長期投資が特徴です。
30年先を見据え、原則30社程度の優良企業に厳選・集中投資し、企業との対話(エンゲージメント)を重視。また、投資家(生活者)との交流の場を提供し、信託報酬の一部をNPOへの寄附など社会貢献に使うという独自性も持ちます。
運用体制
伊井哲朗氏(代表取締役)を中心としたチーム運用
投資銘柄数(目安)
原則30社
基準価額
60,925円
(2026/3/27)
純資産総額
845億円
1年騰落率
+24.80%
※騰落率は税引前分配金再投資ベース(設定:2009/1/19、設定来+509%超)。信託報酬:年率1.078%。NISA成長・つみたて投資枠対象。過去実績は将来を保証しません。
- 超長期(30年超)の視点で投資したい方
- 銘柄数が少ない集中投資が好みの方
- 投資で社会貢献したい方(NPO寄附)


ザ・2020ビジョン
コモンズ投信株式会社 / 運用スタイル:変革・分散・機動的
コモンズ投信が運用。「変化」をキーワードに、自ら変革に挑む日本企業を発掘・投資します。
5〜10年の中長期的な視点で、変化の質(定性評価)と株価の割安度・収益力の変化(定量評価)を分析。約50銘柄に分散投資し、市場環境に応じて株式組入比率を機動的に変更する柔軟性が特徴です。また信託報酬の一部をパラスポーツ支援に活用しています。
運用体制
伊井哲朗氏を中心としたチーム運用
投資銘柄数(目安)
約50銘柄
基準価額
36,005円
(2026/4/3)
純資産総額
約112億円
1年騰落率
+25.35%
※騰落率は税引前分配金再投資ベース(設定:2013/12/27)。信託報酬:年率1.265%。NISA成長投資枠対象。過去実績は将来を保証しません。
- 相場環境に応じた機動的な運用を期待する方
- コモンズ30より分散を効かせたい方
- パラスポーツ支援に共感できる方


アクティブ元年・日本株ファンド
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 / 運用スタイル:リサーチ重視・チーム運用
徹底したリサーチ(取材等)で「いい日本の企業」を選別して投資。企業価値の向上をベースに、市場評価も考慮し個別銘柄をピックアップします。
「投資先の企業がこれから未来どう変わっていくのか」を徹底的に評価し、5名体制のチームでポートフォリオを構築する点が特徴です。大手運用会社ならではの企業へのアクセス力を活かした運用スタイルです。
運用体制
古賀直樹氏(FM)を中心とした5名チーム
運用会社の規模
大手運用会社(三井住友グループ)
基準価額
36,525円
(2026/3/27)
純資産総額
約28億円
1年騰落率
+34.71%
※騰落率は税引前分配金再投資ベース(設定:2019/2/5)。3年+85.23%、設定来+265.25%。信託報酬:年率1.078%。NISA成長投資枠対象。過去実績は将来を保証しません。
- チーム運用に安心感・魅力を感じる方
- 過去の運用パフォーマンスが良好なファンドを探している方
- 大手運用会社の信頼性を重視する方


三井住友DS日本バリュー株ファンド(愛称:黒潮)
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 / 運用スタイル:バリュー投資・AI分析
日本の割安株の中でも、ROE(自己資本利益率)の向上など将来的な「変化」が見込める企業に厳選投資します。
独自の適正PBR評価モデルやAIを活用した分析と企業との対話を通じて銘柄を選定。中長期でTOPIX(配当込み)を上回る投資成果を目指すファンドです。単純な割安株投資ではなく、「変化のある割安株」に絞る点が独自性です。
運用体制
部奈和洋氏(FM)を中心としたチーム運用
ベンチマーク
TOPIX(配当込み)超過リターンを目指す
基準価額
31,650円
(2026/3/27)
純資産総額
814億円
1年 / 3年騰落率
+39.58%
3年 +126.51%
※騰落率は税引前分配金再投資ベース。直近分配金:100円(2025/7/8)。NISA成長投資枠対象。過去実績は将来を保証しません。
- バリュー(割安)株投資に関心がある方
- TOPIX超過リターンを期待したい方
- AIを活用した分析手法に関心がある方

Next Funds Coming Soon… 今後も厳選ファンドを順次追加予定です。
主な取扱証券会社・購入先一覧
掲載ファンドは、各ファンドの直販窓口またはネット証券各社で購入できます。取扱状況・NISA対応は変更になる場合があります。最新情報は各証券会社・運用会社の公式サイトでご確認ください。
| ファンド名 | 直販 | SBI | 楽天 | マネックス | 松井 | その他主な取扱 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| なかの日本成長ファンド | - | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 三菱UFJ eスマート証券、ソニー銀行 他 |
| コモンズ30ファンド | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 野村証券、SMBC日興、PayPay証券 他多数 |
| ザ・2020ビジョン | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 各地域の銀行・証券会社 他 |
| アクティブ元年・日本株 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 三菱UFJ eスマート証券 他(2025/6〜取扱拡大) |
| 黒潮(三井住友DS) | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 野村証券、地銀・銀行等多数 |
※直販=各運用会社の直販サイト(なかのAMは直販窓口なし。コモンズ投信・三井住友DS直販ネットは独自サービスあり)。取扱状況・NISA対応は変更になる場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。なかの日本成長ファンドはNISA成長投資枠のみ対応(つみたて投資枠は対象外)。
アクティブファンドの選び方|自分に合うファンドを見つける3つの視点
掲載している5つのファンドは、それぞれ運用スタイルが異なります。「どれが一番いいか」という正解はなく、自分の投資観に合ったファンドを選ぶことが重要です。以下の視点で比較してみてください。
長期投資・バリュー投資・社会貢献……どの価値観が自分に近いか。相場が下がったときも「この考え方で運用しているなら」と納得できるファンドを選ぶと長続きします。
銘柄数が少ない集中投資は値動きが大きくなる傾向がある一方、確信銘柄への投資で大きなリターンも狙えます。自分のリスク許容度に合わせた銘柄数のファンドを選ぶのが基本です。
アクティブファンド単独ではなく、インデックスファンドをコアに置きつつ、アクティブファンドをサテライトとして少額加えるという考え方もあります。最初からアクティブ一本にする必要はありません。
よくある質問
- 運用パフォーマンスはどこで確認できますか?
-
各ファンドの公式サイトで最新の運用実績・月次レポートを確認することができます。また、投資信託協会のサイト(toushin.or.jp)でも各ファンドの基準価額の推移を調べることができます。
- インデックスファンドとアクティブファンドの違いを教えてください。
-
インデックスファンドは日経平均株価などの指数に連動する運用成果を目指し、コストが低いのが特徴です。一方、アクティブファンドはファンドマネージャーが独自の調査・分析に基づき銘柄選定・売買を行う投資信託です。指数超過のリターンを狙える反面、コストは高くなる傾向があります。
- アクティブファンドのデメリット・リスクは何ですか?
-
一般的にインデックスファンドに比べて信託報酬などの手数料が高くなる傾向があります。また、ファンドマネージャーの運用手腕によっては市場平均を下回るリターンになる可能性もあります。必ずしもベンチマークを上回る成果が得られるとは限りません。長期的な視点と、ファンドの運用哲学への理解・共感が重要です。
- アクティブファンドはどのような人に向いていますか?
-
ファンドごとに運用方針が異なるため、まずはファンドの概要を確認し、共感できるかどうかを考慮しましょう。一般的には、市場平均以上のリターンを積極的に狙いたい方、信託報酬のコストを払ってでもプロの運用に期待したい方、特定の運用哲学やテーマ(長期投資・割安株・日本株への応援投資など)に共感できる方に向いていると言えます。
【まとめ】自分に合った日本株アクティブファンドを選ぶために
- 掲載ファンドは「日本株のみ・運用者開示・独自哲学」の3基準で厳選。「誰に託すか」という視点が長期継続の支えになります。
- 運用スタイルはグロース・超長期・変革・リサーチ重視・バリューと多様。自分の投資観に近いファンドを選ぶことが最も重要です。
- アクティブファンドは高コストな分、信頼できるファンドマネージャーへの共感と長期保有の覚悟が前提になります。
- インデックスファンドとの組み合わせ(コア・サテライト戦略)も有効。まずはインデックスで土台を作り、アクティブを少額加えるアプローチも選択肢のひとつです。
マネとも中の人「どのファンドが一番いい?」という正解はありません。大切なのは、ファンドマネージャーの哲学に共感できるか、そして下落時も信じて保有し続けられるか。そのための情報として、このページがお役に立てれば幸いです。
次に読んでほしい記事
アクティブファンドへの理解を深めたうえで、以下の記事もあわせてご覧ください。








コメント