Bankers(以下バンカーズ)は、融資のプロが組成した案件に対して1万円から投資を行い、安定的な利益を期待することができる融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)事業者の1つ。
長年金融業界に携わってきたプロフェショナルによる厳格な案件の審査体制による、ミドルリスク・ミドルリターンの案件組成に強みがある事業者です。
実際に私もバンカーズで資産運用を行なっていますが疑問点もあり、より納得してバンカーズで投資を続けたいという考えから取材を敢行。気になる点を一挙に質問しました。
結果、バンカーズは我々投資家のための金融サービスであることがわかり信頼度が上がりました。
これからバンカーズを利用しようと考えている方や、現在利用している方にとっても参考になる内容だと思いますので、ぜひお読みください。
澁谷 剛氏
大和証券(株)にて金融キャリアをスタート。企業公開部において複数のIPO企業を担当。東証マザーズを始め日本のIPO市場が適正に機能し、国内外の投資家に支持されるための環境・条件整備に貢献。 楽天インベストメント(株)代表取締役、(株)プレンティー投資事業責任者、マルタスインベストメント(株)代表取締役を通じて、一貫してハンズオン支援による投資先育成に尽力。 (株)バンカーズ・ホールディング代表取締役社長及び(株)バンカーズ代表取締役。
1. バンカーズが誕生した理由とは?
バンカーズが融資型クラウドファンディングで事業を開始した理由を教えてください。
我々がこのビジネスをやるべきだと思った一番大事なポイントとして、日本の投資家に運用でしっかりとしたリターンを返せる金融機関を目指す必要があると考えています。
理由としては主に2点あります。まず、日本の金融資産は現在約2,000兆円、20年前ぐらいは約1,400兆円、その頃のアメリカは約3,500兆円くらいでしたが、現在では約1.2京円となっています。
この差は運用方法の違いにあります。日本における運用成果は2000年代の20年間で1.4倍程度に対して、アメリカでは約3倍です。つまり、単にお金を寝かせるだけじゃなくて、資産運用で増やすという考え方が大事です。
例えば、アメリカでは平均して約15%程度しか現金預金として保有しておらず、それ以外はリスク資産になっています。その分リターンも大きくなるので、先ほどの高い利回りを実現して、結果的に増えたと言えます。
このようにしっかりとしたリターンを返して、日本の投資家がしっかり資産形成できる運用手法を提供すべきというのが1つ。
投資家の資産形成において、しっかりリターンを上げられる運用手段の受け皿の1つになりたいということですね。
おっしゃる通りです。
もう1つは、根本的に日本の投資家に対してリターンを返せる金融機関が少ないという点があります。
アメリカの人が投資に長けているからアメリカが豊かになっていたのかというとそういうわけではなく、厳しいリターンを求める投資家がいるからこそ、それに応えないと資金が集まらないので、経営者が頑張って利益を出し、株価も上がり、投資家にリターンが返ってくるという好循環ができています。
融資型クラウドファンディングを選ぶ投資家が増える何が良いかと言いますと、投資家が利回りに厳しくなっていきます。投資家が利回りに厳しくなると、企業がお金を借りたい場合、高いリターンを返さないとお金を借りることができないことになります。
高い金利を払うためには高いリターンビジネスをやる必要がありますので、世の中から儲かりにくいビジネスが相対的に少なくなっていくという好循環ができます。
このように、日本の投資家が金利に厳しくなると日本の経済がもっと良くなると思っており、そのためにしっかりとしたリターンを日本の投資家に対して返せる金融機関になるというのがミッションとしてあります。
利回りに厳しい投資家が増えれば、経営者もあぐらをかいていられないので、日本経済にとってポジティブな効果がありそうですね。
2. バンカーズが投資家からの”信用”を最重要視する理由とは?
まだまだ日本では融資型クラウドファンディングの投資は一般的になっていない印象があります。
これから投資家の資産形成のおける1つの選択肢として選ばれるために、バンカーズではどういった点を重要視していますか?
我々は一般の方でも商品の中身がわかるように一生懸命わかりやすい言葉で事細かに商品の中身を説明していますが、それでもわかりにくいだろうと思います。
ですので、信用できるところに預けるというのが1番だと思っています。
専門家や弁護士・会計士などいろいろ専門家がいるわけで、金融機関というのは運用の専門家であるべきです。
我々は投資家に運用でしっかりとしたリターンを返せる金融機関を選択できる機会を増やすことが役割だと思っていますので、皆さんが我々という金融機関を信用していただけるように企業努力をしています。
実際、大手銀行は倒産することはないと思っている方が多いのでお金が集まっています。これには長年の信用があるからです。
これが金融では一番大事と考えており、我々としては皆様からの信用をなるべく早く作るためには、安心安全でリターンがあるものをミスしないで、しっかり出すことだと思っています。
しかし、信用を失うのも一瞬ですので、そこは緊張感を持って商品を提供しています。
確かに。案件の精査は一般の方には難しいですもんね。信用が一番大事というのも納得です。
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3. なぜ、バンカーズは投資家に対してミドルリターンの案件を提供できるのか?
融資型クラウドファンディング事業者が融資を行う企業について質問させてください。
イメージとして、例えば銀行やベンチャーキャピタルなどから資金調達できない企業が資金調達として利用するイメージがあります。
まず、仮に実績等が不透明ゆえに融資型クラウドファンディングで資金を確保するという選択肢ができたとしても、我々はそれをミッションだとは思っていません。
投資家に安全でリターンの返せる商品を出すということがメインです。
ですので、事業性がなく、投資家にお金が返せないような企業を我々が案件として取り扱うことはありません。
しかしながら、成長性はあるものの、理不尽な理由で銀行が貸せない企業もあります。そういった企業に対しては融資をつける場合もありますが、我々は銀行が貸してくれない企業を救うための金融機関ではなく、投資家にしっかりとリターンを返せる会社の成長を支援する金融機関です。
それでは、企業側が融資型クラウドファンディングを活用する理由は?
それはエクイティ(株式による資金調達)とのバランスによります。
ちゃんとエクイティの投資がつく成長性のある企業が全額エクイティで調達するのは、企業の資金調達策としては無謀ですので、適切なエクイティの自己資金があって、そこに対して融資でレバレッジをかけ、成長早めるために使うケースには、我々も融資をします。
一方で、エクイティの投資家もつかないのに融資をするのはあり得ないと思います。
エクイティは上手くいけば何十倍にもなる運用手法ですが、融資のリターンは金利だけです。エクイティ投資家が取らないリスクを、融資を通して投資家に取らせることはありえません。
ではどういった企業に対して融資を行っているのでしょうか?
基本的には、投資家にリターンをしっかり返せる成長性のある企業です。
そもそも成長性が低い企業に金融機関が融資をしても高い金利がつきにくいという構造的背景があります。
そういう点でいいますと、私自身、大和証券のIPO部門でサイバーエージェントや楽天等を見出した経歴がありますし、銀行や証券出身の優秀なチームメンバーも揃っているので、成長性ある企業を発掘する力には自信があり、ここが我々の強みだと思っています。
なるほど。成長性の高い企業に融資を行っているので、ミドルリターンの運用成果を投資家に返すことができるんですね。
4. どのように運用すれば投資家はリターンを安定化させられるのか?
もちろん投資するリスクは承知の上で、バンカーズにおいてリターンの確実性を高めるために、投資家はどのように投資を行えば良いでしょうか?
どれもまんべんなく買うというのが1番です。
結局、金融のプロでもリスクは最後まで100%排除できないんです。ただ、ポートフォリオで運用すると個別で買うより値動きが安定するんですね。
例えば、日経平均を形成している会社が全部倒産することはありませんよね。
我々が1万円という少額から買えるようにしているのは、個人でポートフォリオを組みやすくしているからです。1万円から投資ができますので、100万円あれば、究極的には100案件に投資ができるわけです。
ただ、例えば借手企業が同じ案件もありますので、その場合は分散投資として避けるのが懸命かもしれません。借手企業等の情報も我々は全て開示していますので、実際にみていただければと思います。
最後に投資家の方へひとことお願いいたします。
しっかり投資家の皆様に運用でしっかりリターンをお返しできる金融機関を目指してまいりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
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取材を終えて
バンカーズの澁谷社長に取材をさせていただきました。
- バンカーズは日本の投資家に運用でしっかりとしたリターンを返せる金融機関を目指している。
- 成長性のある企業に融資をしているのでミドルリターンを実現できている。
- リスクを全て排除するのは難しいので、投資を行う際は少額から分散投資をすべき。
とにかくバンカーズは”我々投資家のための融資型クラウドファンディング事業者”だとわかったことが信頼材料になりました。
今後、信頼感のある融資型クラウドファンディング事業者といえばバンカーズとなりそうですね。
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